白山VR 山紫水明の宮谷川遡行
白山・別山・銚子ヶ峰
(岐阜, 福井, 石川)
2025年08月04日(月)
日帰り
宮谷川遡行、それはオロロ🪰との格闘の記録でもあった。
夜勤を終え、白山へ直行。
別当出合で車🚙をデポするつもりで向かったら、まさかのマイカー規制で市ノ瀬で止められる。
平日なら制限ないと思ってたので全く警戒してなかったわ🙄
規制時間は昼までとのこと。これ何の意味があるんだろう❓
是非もなし チーン
仕方なく市ノ瀬ビジターセンター正面の駐車場に車を停め、
おもむろに自転車🚲を取り出していると・・・
警備員👮🏼♂️ < 自転車ダメダメ
俺🐭< 別当出合は🚴♀️で行かないです。下流へ行きます
👮🏼♂️ ・・・じー(疑いの目、もしくは理解できない)
🐭 宮谷川というところまで🚴♀️で行って、そこから山頂へ登ります。帰りは別当出合へ下山してからここへ戻ってくる予定です
👮🏼♂️ ここから先(別当出合を指差す)は自転車はダメ
🐭 (いや、だから)🚴♀️で別当出合には行きません。自転車は反対方向(指を刺す)へ行きます。バリエーションで違うルートから白山を登るのです。
👮🏼♂️ ならいいんだけど(納得してない雰囲気)
---数分後---
👮🏼♂️ (また近寄ってきて、別当出合に続く林道を指して)バス走るから自転車は危ないから走ったらダメ
🐭 別当出合の林道は自転車🚴♀️で走りません❗️百万貫の岩辺りに行きます(以上❗️💢)
👮 あぁ〜(なるほど、みたいな顔)
というやりとりをして、自転車🚴♀️スタート。
適当なスペースにデポ🚲して、手取川を渡渉、
崩壊・藪にのまれた林道を歩くこと約50分。
入渓最初の堰堤を高巻きした直後の河原を歩いていると奴らがやってきた🪰
最初は10匹🪰ほど。
そういや、isoyanさんが昨年の市ノ瀬でオロロにまとわりつかれて閉口してたって言ってたっけ。
沢はこういうのに遭遇すると思ってたので、いつかくるとは思っていたが…
ちょっと面倒だなー、と感じつつ、大したことないだろう思いながら歩いていると、
分単位で数が増えていき、まるでハンターが獲物を見つけたがごとく、
あっという間に数十匹🪰🪰に囲まれる。
(オロロかブヨかわからなかったけど、オロロということにしておく)
いやいや、これ閉口どころじゃない。
奴らは何に反応して集まってきてる❓
赤外線を見て寄ってきているのなら、水で冷やして熱源を断てば俺を見失うかもしれない。
そう思い、いったん全身に水を浴びてみる。
が、効果がイマイチわからないくらい奴らがひっついてくる。
沢が綺麗だ~、とかそんなことを感じている余裕がない。
頻繁に全身をはたきながら進むものだから、足元に集中できない。
よく不安定なゴーロを転ばずに歩けたものだ。
田舎に住んでいたことがある人なら、ユスリカが蚊柱を作っている様子を見たことがあるだろう。
俺は、あの中に閉じ込められている、そう言えば想像できると思う。
すでに3桁数量🪰🪰🪰に囲まれているのでは?
小滝のお釜っぽいところや沢の深みが出てきたら、もはやオロロ洗浄器にしか見えない。
一時的には凌げるので、虫を洗うためドボンすると、釜周りの岩壁で羽を休めていたオロロ🪰も振動に反応して飛び立ち、水から顔を上げた俺にむかって襲ってくる。
数の暴力とはこのことか。
まるでナウシカの腐海から飛び立つ虫の群れのごとく、奴ら🪰が結束して飛んでくる。
なぜこうなった。
いや、俺が奴らの生息域に入ってしまったのだ。そりゃ目を真っ赤にして襲ってくるわ。
そういうことにしておこう。
宮谷川は渓流釣りの沢としてどこかで聞いたことがあったような気がしたけど、俺はこんな場所でじっと佇んで魚釣りができる自信がない。
ここへくる人達はみんなどうしてるのか❓
宮谷川の記録自体がそんなに見当たらなかったのでよくわからないが、そういえば8月の遡行記録は見かけなかったかも。
時期か、それとも時間帯か❓または生物が排出する二酸化炭素に反応して、吸血虫は寄ってくるのを聞いたことがある。
わかっていることは、今日はとにかく振り切ることしかできないということだ。
たまに、まとわりついてる数が減ってきたなと思っていたら、長袖の上からチクっとさされる痛みが走ったので、パチンとはたくと、俺の身体から何十匹のオロロが飛び立つのが見えた。
ふと自分の足を見ると、まるでライトに集まる羽アリをみているがごとく、足にへばりつく何かの凹凸が波打って、キラキラ反射しているのが見えた。
これは気のせいだ。見なかったことにしよう。
いや、むしろそこにいてくれ。
パンツの生地は厚いから牙が届かないのは都合がいい。
オロロと格闘を開始して約1時間、数🪰が徐々に減っていき、標高1000mを越えたあたりで、10匹程度になった。
数が少なくなってきたら、周りをとんでいるだけで、中々俺の肌に止まろうとしなくなってきた。
さてはおまえらアレだな、ジャイアン(集団)の後ろ盾がいないと怖くて近寄れないんだろ。
こんな弱虫はもはや敵ではない(虫だけに・・)
勝った、勝ったのだ。。。何に❓
服のあちこちにつぶれた残骸を洗浄しながら、悠々と沢を登り、最後は激藪を漕いで、激藪の白山釈迦岳に登頂する。
丸岡谷から周回するルートもあったけど、
釈迦新道は湯の谷崩壊で通行止めになっているので、今日はこのルートで。
いつも白山はとんぼ帰りしているので、たまにはこうやってのんびり白山を周るのもいいかもしれない。
翌日、手首から下~肩にかけての両腕の裏あたりが、長袖の上から刺されたオロロの噛み跡で、数十箇所ボコボコに膨れて痒かった。
速攻で薬局へ行って、ステロイド外用剤買ってきました😂
--------------------------------
百万貫の岩を運んだとされる宮谷川。
水もきれいでイワナと思われる魚影も濃く、沢の入門としても楽しめるので、おすすめだと思います。
レポの内容は、タイトルに見合わないオロロの格闘日記を書いてますが、改めて後で写真を見直して、この谷から詰めて登る白山はとても美しいと思いました。
宮谷川は難しくなさそうな印象が書かれているレポがあるけど、あくまで沢の世界での話であって、
標高差1200mくらい登るので、それなりに注意しなければいけない地形はあり、適時ルーファイは必要になります。
装備:ラバー、フリーok(自己責任で判断)
注意点:長い
■その他・釈迦新道
登山口アプローチの通行止めの影響で、釈迦岳〜七倉山の登山道は藪りーランド。
斜面崩壊で踏み跡がないザレ斜面のトラバースが3ヶ所あり、かなり滑りやすく、滑落しやすいので要注意