05:36
11.5 km
1406 m
岩木山BC(東面/弥生いこいの広場から)
岩木山(岩鬼山)・鳥海山・鍋森山 (青森)
2026年05月10日(日) 日帰り
いよいよ今季のスキー納めか。間違いなく晴れの日曜、岩木山を選びました。 この時期、すでに8合目までの岩木山スカイラインが開通しているが、私にとって初めての山かつ単独なので、往復ルートを考えました。行きにルート状況確認済みのところを滑って戻りたい。そして何より、別の場所に抜けてしまうと車がない。5/5にこちらのルートから往復した方のレポを参考に、ほぼマネで行ってきました。雪の賞味期限はギリギリという感じでしたが、好天にも恵まれて最高でした。 弘前へは前夜入り、仙台から高速4h。登山口の弥生いこいの広場はキャンプ場でもありますが、クマ対策で電気柵を設置し終わる8月までは営業しないとの情報。近くの岩木山桜林公園は、無料でテン泊可能とのことで、そちらへ。暗いとちょっとクマが心配ですが、食べ物をテントに持ち込まないことにして就寝。星空がきれいでした。 朝4時過ぎに起きて、弥生いこいの広場へ移動。登山者の用駐車場が一番下に設定されていました。登山口周辺には全く雪がないので、ザックにスキーを付け、スキーブーツを縛り付けて、足元はトレラン靴。クワガタスタイルでスタート。今回初めてクマ鈴と撃退スプレーを持参しました。 3号目から雪が現れ始めるが、まだスキーを履ける状況ではない。5/5、みやかわさんの記録より、かなり雪が後退しているようだ。スキー+シールに切り替えたのは、4〜5号目?広い斜面に入る頃には、一面の雪になってきたのでトレラン靴をデポ、ブーツに履き替える。 一昨日の雨風により、ブナの芽鱗?で一面が茶色。帰りはここを滑って来るのか?新品のスキーだったらちょっと考えてしまうレベル。でもシールはしっかり効くので順調に高度を上げる。 6号目がどこだかわからないうちに森林限界、雪の大斜面に飛び出す。これは帰りが楽しみだ。風が強いが、ザラメで歩きやすい。巌鬼山横を通過すると、いよいよ本峰?の急斜面に差しかかる。 YAMAPデータによると、積雪期ルートとしては北側に回り込む形で行く人が多いようだが、最初は見た目と雪のつき方で向かって左側、南側に回り込む作戦でトラバース開始。斜上していき高度感が出てきたところ、日当たりの良い南向き斜面だからか、シールが滑ってしまい30mほどズリ落ちました。頭上にはいつ落ちて来るかわからない岩がボコボコあるし、なかなかの急斜面なのでちょっと焦りました。 気を取り直して、北側へ回り込み、いよいよ急になってきたところで、クワガタシートラ+キックステップに変更。しかしその先には藪が待ち受けていて、頂上はさらにもう一つ上にあることが判明。どこにルートを取るのが正解なのかわからないが、もう少し雪が残っているタイミングで来るべきなのかも。 息絶え絶えになりつつ本峰も登り上げ、何とか登頂。岩木山スカイライン8号目駐車場が見えると若干ゲンナリするが、登頂写真を撮ったらどこからドロップするか、調べて回る。 頂上すぐ南東側の雪田はつながっているようだ。先程プチ滑落した時に見た斜面に雪を繋いで抜けられそう。やはり上りの時に見ておいて正解だった(自己正当化)。ということで、神社?すぐ下の雪田最上部で滑走モードにしたスキーを履く。 出だしは結構急だが、滑りやすいザラメ雪なので恐怖感はない。右に左にヤブをかわして、巌鬼山横に戻る。そこからはお楽しみの滑りだ。降りすぎて登ってきた尾根を外さないように地図を見ながらあっという間に6号目へ。スキーの滑走面がアブラっぽくなっていて全然滑らないのでワックスを塗り直してみたりもしたが、ものの1分で元通りになった気がする。 そこから下は茶色い雪面を騙し騙し滑り降り、またあっという間にトレラン靴デポ地点に。 またクワガタスタイルに戻り、トレランシューズでトコトコ下る。途中、シラネアオイも咲いていました。 新緑と残雪、そして青空の岩木山東面、今季のスキー納めとして最高の山登りとなりました。標高1,600そこそこの山とはとても思えないスケールですね。 下山後は、弘前出身の同僚おすすめの嶽温泉小島旅館へ。日帰り入浴400円で、素晴らしい泉質のお湯に浸かれました。ぬる湯とアツ湯があり、のんびり浸かって疲れを癒しました。 またその後、岩木山神社に参拝しましたが、まさに岩木山そのものが御神体、入り口の鳥居と参道の真正面に岩木山頂上が見えるという設え。しかも、先ほど自分が滑った頂上雪田が真正面最上部に見えるではないですか。ちょっと不遜なことをしてしまったか?と思う反面、ここにいる誰よりも奥深い岩木山に触れてきた自負とともに、長女の成績向上を祈願してきました。素晴らしい神社です。岩木山へ行ったらぜひ岩木山神社へも!
