05:10
13.4 km
850 m
石黒山・大白森・小白森山
乳頭山・湯森山・大白森 (秋田, 岩手)
2024.03.27(水) 日帰り
2月半ばから天気にフラれ続け春期休暇になりようやく快晴に当たった。初めての鳥海山と並ぶほど充実した山行だった。しばらく山歩きで今回を越える体験はないだろうと思う。 メモ ~石黒山… スギ林の間に何度か急登。ピンクテープが頼りになった。 ~小白森山… 広い尾根歩き。西に苔の着いたブナ、東に若いブナと分かれていて興味深い。p1044を過ぎてダケカンバの林が見られる。小白森に近づくとシラビソが現れる。 ~大白森… 樹齢100年はあるであろうブナの鞍部を抜け急坂の登り返し。日当たりか気温のせいか雪が溶け始めていた。大雪原となる湿原はクランポンだけが刺さるような状態だった。 ~鶴の湯… 金取坂は木が多いのであまり絶壁感はなかった、ツリーホールを踏み抜いた跡がありそちらの方が怖い。秋田駒や石黒山の視界が開けるが今回のコースでは十分見られたので黙々と進む。 距離の近い奥羽脊梁の雪山達をやや低いアングルから望む事ができる積雪期大白森は非常に魅力的に思う。森吉山も360°の展望ではあるが如何せんどこも距離が離れ迫力に欠ける。大白森自体の大雪原は異世界だが実際に立つと緩やかな丘のようで端から端を望む事はできなかった、かわりに乳頭山から見たものを再掲しておく。乳頭山や秋田駒ケ岳を登ったならば次訪れる価値は十分あると思う。ただしそれは積雪期の話で、無雪期は泥濘み・笹薮・熊の脅威があるので自分は避けた。 鶴の湯は人が多すぎて700円払ったのに入浴せず帰るという…駐車場の端を利用させてもらったので駐車料と思えば特に不満なし。