屋久島 0 to 0 : 焼峰(花山)・永田岳・宮之浦岳・栗生岳・烏帽子岳・七五岳
屋久島・宮之浦岳
(鹿児島)
2025年10月24日(金)〜26日(日)
3日間
屋久島空港で出迎えて頂いたガイドさんに、「初めての屋久島でこのコースを選択されたのは相当変態ですね」 と笑顔で言われ、そういえばこのコースは上級者/中級者用ともツアー詳細に書いてあったのを思いだしました。
トータル40キロ弱、大川の滝のそばの海にタッチしてから花山歩道経由で宮之浦岳など山々をまわり、最後に湯泊温泉の海にタッチして終わる、まさにゼロ to ゼロの行程です。
自分の頭の中で作った(予習せず)屋久島は多少の高低差あるものの森林歩を楽しむものでした。それが変態コースとは。。歩いてわかりました。総じて登山道ではあるもののあまりメジャーなルートではないためほぼバリルート、そして私たちが入山してからの豪雨の為、二日目山登りではなくほぼ100% 沢登に! あまり人が入らなので登山道もあまり整備されておらず崩れ、迂回あり、そして段差も高い。 入山直後の豪雨のため、島に大雨警報も登山口や道も遮断されたところがあり、全行程誰にも会わずまわった山全て独占状態の参加者五名全員O型の変態メンバーで挑んだ山行となりました。
一日目 : 花山歩道はヒル祭り。屋久島にヒルがいるのも初耳というか予習不足。ジョニーもってきてない。そして屋久島ヒルはすごい。ここ数日の雨で待ち構えていた奴らに上から下から攻められる。メンバー全員ヒルをとりながらの山行で写真なんかとる暇なし。わたしも初めてヒルに吸われ、全部おへそまわりに集中、北斗の拳のケンシロウなみの吸われ跡がつきました。宿泊先の鹿之沢小屋のトイレは歩いて3分くらいのところにあるのですが雨量のせいか渡渉しなければたどりつけない。がっつり足首まで水につかるし途中の木道も滑らないよう注意が必要。小屋では暖かいごはんをガイドさんに作っていただき寝床につきましたが雨はかなり強くなっていました。
二日目 : 雨強し。三日目の山行を楽にそして確実にお風呂にはいれるようにするために、予定より更に先に進みミノの小屋跡に到着を目標とし、出発しました。前日で靴と服もずぶ濡れのままで出発。最初は冷えましたが厳しい沢登りで暖まりました。写真で掲載したよう、すべての道は沢状態。基本花崗岩なので滑りにくい岩ではあるものの苔むしていたり、岩自体が大きく全身筋肉を使い登る場面が多かったです。トリッキーなのは水量が多く泥水の場合には底の深さがわからず、膝までつかることも! 冷たいより足がどこまでも沈む恐怖感のほうが大きかったです。
そんなこんなでも目標地には到着でき、そのころにはやっと雨も止んでいました。
二日目で予想外のアクシデントが二つ。ひとつは左足の靭帯がどうもピキピキいって痛い。切れるんじゃないかとおののきながら歩いておりましたが幸いなことにガイドさんの一人が整復師でしたのでしっかりテーピンクしていただきました。二つめは就寝時に喉の痛みと悪寒を感じたこと。どうも発熱しているっぽい。解熱剤を飲んで就寝しました。
三日目 : 朝から最高の天気を感じさせる星空。とは裏腹に体がだるく悪寒は続く。解熱剤で体が軽い時にごはんをかきこみ、(おいしいガイドさん手製のホットサンド)烏帽子岳と七五岳に向かいます。結構な岩とくずれ、へつっている道を登り両山とも最高の眺望。天気が悪かった二日間を耐えた最高のご褒美でした。
そこから下山開始。湯泊歩道ではまたまたヒル祭りに。ただし道が険しすぎてヒルを確認する暇なし。そんなこんなで湯泊温泉にゴールし、海にタッチしてこのエキサイティングな山行を終えることができました。
三日間の食事と足のケアまだしていただいたガイドさんたちにはとても感謝です。
心残りは体調万全でなく、とてもノリのいいメンバーについていけなかったこと。。あとツアーのお仲間の写真や険しい道を撮る余裕もなかったこと。
なので何枚かはガイドさんやお仲間に撮って頂いた写真をお借りしております。
病院では症状からおそらくいま流行りのマイコプラズマ、機内でもらったのかなぁと思っております。
普通の山行に飽きておられる方、難行にチャレンジされたい方はヤマカラ屋久島で行っているゼロtoゼロII コースをぜひおすすめします
ちなみに屋久島ヒル、一匹家まで連れ帰っておりました。。