ソロ⛺️テン泊 北岳・中白根山・間ノ岳・農鳥岳(西農鳥岳)・農鳥岳
北岳・間ノ岳・農鳥岳
(山梨, 長野)
2025.10.02(木)
3日間
約2ヶ月ぶりの登山でしたが、夏山シーズンが終わってしまう前に、肩の小屋でテン泊がしたいという長年の夢を叶えに行ってきました!
今回は4連休だったので、かなり時間に余裕があったため、肩の小屋、北岳山荘の両方のテン場でテントしてきました⛺️
平日だったので、奈良田の始発が8:40とかなり遅いスタート。それを知らずに5:30のバスに乗るつもりで3時間も早く駐車場に着いてしまった😅
しかも、高速から降りて駐車場までコンビニが一個もない!!高速降りて45分くらいで駐車場ついたけど、途中のコンビニでガスバーナー用のライターと、10,000円札をくずしておこうと思っていたのに出来ず…💦
3時間もあったので、どうしようかと思ったけど、テン泊でバーナーに火がつかないのは話にならないので、45分かけて1番近いコンビニへ行くことにしました😩
戻ってきたらいい時間になってしまったので、第一駐車場に停めてすぐ下のバス停へ。バス代1300円は電子Suicaでいけました。協力金は乗る時に現金で300円支払いました。
2泊分のテン泊装備でいつもより欲張って2日分の食料とペットボトル7本とカメラと三脚など背負っての登りはかなりしんどかった💦
しんどいと聞いていた草すべりはもちろんしんどかったけど、その前の登りも標高をかせぐためかなり急登で、草すべりのあとも容赦なく登りが続きヘロヘロでした!
なんとか肩の小屋につき、テント設営。平日のため空いててテント張り放題でした。
登山を始めた頃、雑誌で肩の小屋のテン場の写真をみて、いつかここでテント張りたいなぁ〜と思っていた夢が叶って感激でした🤩
着いた時はガスがかかっていましたが、しばらくするとテン場から富士山や鳳凰三山がしっかり見えました✨
かなり疲れていたので早めの夜ご飯を食べて、就寝。夜中は結構寒くて、何度か目が覚めて星空が出ていないかみましたが、雲の間からたまに星が見えたけどなかなか晴れず。星は諦めて再び眠りました。
朝、日の出のためテントからスタンバイしていたけど、途中から雲に邪魔されて惜しい感じでした。でも雲海はすごかった!
そのまま北岳アタックしようと思ってたけど、なぜか高山病ぽくて頭痛と悪心でそのままもう少し休むことにしました。目覚ましかけ忘れて眠っていたら起きたら9時半だった💦もうテントを撤収しなければいけなかったので、結局撤収してテン泊装備持って北岳へ。
ガスはあったもののそこそこ景色は見えて、山頂にいた方に写真を撮ってもらいました!
そのまま北岳山荘へ降って行くと、高度感のある岩場を通過して山荘到着。
北岳山荘は夕食をテントの人にも提供しているので、事前にテントと夕食を予約。事前に電子決済でした。ついでに山小屋でかわいい手拭い1500円をゲット。夕食は17:00と案内されました。
テントでお昼ご飯を食べたけど、体調が優れなくて少し眠ろうかと思ったけど、寒かったので小屋で300円のココアを購入して喫茶室のストーブで温まらせてもらいました。
体が温まってきたのでテントで休もうかと思ったけど、何もせずに眠るのも勿体無いと思って夕食まで1時間くらいあったので中白根山まで散歩しました。
それがいけなかったのか、戻ってきて夕食の時間なのに全然食欲がなく、せっかく楽しみにしていた山小屋の夕食が少ししか喉を通らなかった💦
食べたい気持ちはあるのに入っていかず、、山の上でこんな体調が悪くなるのは初めてでした。
翌日は間ノ岳と農鳥岳を縦走して下山の予定だったので、なんとか体調を戻すためにすぐに就寝しました。目が覚めるとまだ21時。なにやらテントに雨当たる音が。来る前の天気予報は曇りだったのに…雨?!小屋に貼ってある翌日の天気予報にも霧のち晴れと書いてあったのに〜🤨
きっと途中で晴れるでしょうと思い、3時に起床して雨の中テントを撤収。雨の様子を見て小雨と霧の中、4時半スタートしました。
ヘッデンをつけて真っ暗の中歩いていましたが、全く雨が止む気配はなく、真っ白の眺望なしの登山道をひたすら進みました。
間ノ岳に着く頃には風も雨も強くなり、びしょ濡れですごく寒かった〜!低体温寸前でしたが、動いてさえいればなんとか寒さも耐えられるくらいでした。
間ノ岳を通り越し、ザレた道を降って行くと、農鳥小屋へ到着。9月末で小屋閉めらしく、人の気配はありませんでした。
朝出発する時に持ってきたパンを少しだけ食べただけだったので少し休憩したいと思ったけど翌日温泉旅館を予約していたので遅くても16時には下山したかったので先を急ぎました。
小屋をすぎると西農鳥岳の登り返し。これが1番きつかった。めちゃくちゃ登り返すし、めちゃくちゃ急登!!
景色も見えないし、辛かったけどそのかわりライチョウが沢山いて少しだけ元気がでました。
西農鳥を過ぎると少し降って農鳥岳。開けた場所があったり、この辺は雰囲気がいい感じでした。そこでもライチョウ集団に遭遇。
天気が良かったら最高だっただろうな〜残念。
そのあとは聞いていた激下り。
果たして自分の足がこの下に耐えられるのかと、下山を1番心配していましたが、案の定ある程度降りてきたところで足に違和感が。。
下り6時間はほんとうに長かった。もう途中で発狂しそうなくらい長くて、これを平気でこなしている方は本当に凄いです💦
下りの道はとにかく膝が痛くて、ゆっくりゆっくり歩きました。雨だったので、泥が滑る箇所が沢山あってすごく怖かった〜。最後の方にめちゃくちゃ滑る急斜面が崖みたいになっている道が沢山あり、いつ滑落してもおかしくないルートばかりでした。
川を渡るところが何回かあったけど、橋がボロボロで壊れかけの丸太の上を歩いたり、怖すぎました。
なんとか登山口を出ると、工事のため突然の急斜面の登りと下りで最後にトドメをさされました。この辺ずーっと電波もなくて、人も誰もいなくて結構怖かった。クマでも出そうな林道をひたすら歩いて、
やっとの思いでゲートまでたどり着いたけど、バスが17:30くらいのしかなくて、さらに2キロ歩く羽目に💦1キロくらい歩いたところで奈良田温泉あたりで通りかかったお兄さんが死にかけの私を親切に駐車場まで乗せてくれました。
ほんと命の恩人です✨助かったーー😫
親切なお兄さんにお礼を言って、車に乗りそのまま乗鞍の温泉宿へ。もっと早く下山するつもりだったので3時間もかかる宿を予約しちゃたので、旅館に到着が19:30ごろになってしまうと電話連絡すると、大丈夫ですよと優しすぎるオーナーさんでした。久々のまともな夕食が食べられそうでホッとしました。
今朝からまともなものを口にしていなかったので、とにかく旅館の夕食が沁みました🌟
乳白色の温泉に入って心も体も生き返りました♨️
白峰三山は1日目しか景色が見えなかったのでいつかリベンジしたいですが、次行くならもっとトレーニングしてから挑みたいと思いました。なんとか踏破出来たけど、私のレベルではまだ厳しい山だと思いました〜💦
おつかれ山でした!!