エブリサシ岳
朳差岳・鉾立峰・大石山
(山形, 新潟)
2026年06月08日(月)〜10日(水)
3日間
関西から山形空港に飛んで、初日は、山形駅近くで観光三昧。
お昼ごはんはもちろん、なんなら晩ご飯も蕎麦三昧!
スーパーホテル初利用。まさかのフリードリンクですよ?夜は、赤霧島!や、ウイスキー、梅酒までフリードリンクですぞ⁉️飲むしかないやーん。
晩ご飯でお蕎麦とビールを頂いた後だけれど。
もちろん、赤霧島を2杯頂きました。
翌朝、朝4時30分にガイドさんがホテルまでお迎えに来てくださる。
このガイドさん、山形在住だけれど、元々は北海道でいつもお世話になっている、ガイドピリカのメンバーの一人。
ガイドピリカ、素敵なイケメンのええガイドさんたちがお揃いです。
今回も、「エブリサシ」の読み方も知らなかったけれど、「雪渓と森林のゼブラ模様が素晴らしい」の一言で、やって来ました。
6時30分、登山口駐車場に到着。
車は、3台程度しか停まっていない。
初っ端から、急登。急登。
木の根っこに苦戦していたら、次第に足元は岩っぽくなってくる。四つん這いで登る。
追い討ちかけるように、10時前には、雨も降り始める。仕方ないよなー、お天気予報では、めちゃくちゃ悪かったもんなー。
今回、ピストンルートなので、復路もここを降る。ことは、考えないようにする。
3時間くらい歩いて、左手前方に圧倒的なゼブラ模様が現れた。思わず、歓声が溢れる。
汗はダラダラ、
雨は、どんどん。
へこたれそうになった頃、辿り着きました。
雪渓ですわ。
見上げても見下ろしても、グダグダした感じの雪渓。
左手正面には、ドーンと凄いサイズでゼブラ模様。
あー、私はいまゼブラ模様の只中を登ってるんやー。
ドローンで撮影したら、自分は、絶対に汚いシミになってるやろうなーとは、考えない。
雪渓、歩くことはあっても、こんなに延々と長々と、しかも、結構な斜度を歩くことはなかったよなーと、うっすら思いながら登る。
転がり落ちても、下には渓谷も沼もない!
どこかで止まれば、這い上がれる!
と、いう妙な自信がなければ登れない、長ーい雪渓。
稜線に辿り着き、ここから今日明日のお宿、頼母木小屋を目指す。
避難小屋です。
この悪天候、相客は居られないだろうと思うと、気が楽だ。
やっと小屋に到着。
貸切でした。
思ったよりしっかりした作り。
ひっぺがすようにレイン、ゲーターをむしり取りハンガーに引っ掛ける。
身体は冷え切っていた。
フリースとダウン上下に着替えても寒い。
夕食は、ガイドさんお手づくりの「熊汁」
熊!
そう、あの、「熊」です。生まれて初めて食した。
あったまりましたわー。
この山小屋で、ジビエ!
しかも、ただならぬ、他ならぬ「熊」
風雨はますます激しさを増し、早々にシュラフに潜り込む。
買ってから、今まで出番のなかったシュラフカバーがいい仕事をしてくれた。
少しはあったかい、、、
翌朝の朝ごはんは、山形名物の冷やし肉蕎麦のあったかい版。
これも美味しい。
食べ終わっても雨風が凄く、予定時間になっても、出発できない。
小屋で天候回復をまったり待つ。
この時に、YAMAPを一時停止し損ねていたことに気づく。大慌てでもう一度、携帯に充電する。
モバイルバッテリーは2回半分しかない。大丈夫か?
10時に小屋を出る。
風雨の中、エブリサシ岳を往復。
小屋に帰った時は、前日よりひどい状態に。
ゲーターをレインパンツの外側に装着してしまったせいで、気がつくと靴の中に雨水が容赦なく入り込み、ピチャピチャ状態に。
身体の冷え切りも半端ない。
流石に心折れそうになる。
友達に恵んでもらった新聞紙を靴の中に詰め込む。秒で、新聞紙は絞るほどに。
靴下も何度も絞らないといけないほどに。
この日の晩ご飯は、「猪汁」
連日のジビエ。
ガイドさんをこれからは、「シェフ」と呼ぼうと決めた。
最終日。なんとか雨は上がる。
濡れた靴に勇気振り絞り、エイッと足を入れる。
レイン上下とゲーターを装着して元気よく小屋を出発。
一昨日は左手に眺めたゼブラ模様は、今日は右手に。
あー、生きていて良かったー!
と、大声が漏れる。
しかし。
生きていてよかった期間は,この時まで。
延々と続く雪渓の降り、想像できますか。
ヘアピンコースで、先頭を行くガイドさんにくっついて歩くものの、往路とは違い、「ここで、すってんころりしまうとガイドさんや、仲間を巻き込むことになる!」と,気がついた。
へっぴり腰、ガニ股、形容のしようのない歩き方で歩く。
これが、後半に脚を痛めることになる。
ハッと気づくと、自分の膝が全然仕事をしていない!
ブレーキも方向転換もできていない。
眼下に駐車場が見えても、膝はパコパコしたまま。
「今、膝カックンされたら、間違いなく転がり落ちるな、、」と力なく思いながら、辿り着いた。
山形空港までの道中で、地ビールや、蕎麦や、例の冷やし肉蕎麦セットや、なんなら手づくりブルーベリージャムまで買ってしまい。
伊丹空港から、重量にあえぎながら、帰途についた。
自分の食い意地には、アイソが尽きた。山形県、美味しいモノが多いんです、、、
その中で、さくらんぼを諦めた自分を、褒めてあげたい。