檜洞丸・石棚山稜 (251207)
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳
(神奈川, 山梨)
2025.12.07(日)
日帰り
天気の良い日曜日、予定が空いている・・・これはもはや山!
西丹沢の雄「檜洞丸」に登ってきました。
「ひのきぼらまる」・・・変てこな山名。
由来は南東に流れる檜洞沢だそうです。
別名は青ヶ岳。これも判りにくいですが、「青」は地元でカモシカの別名だったとのこと。
山頂直下の山荘も青ヶ岳山荘。
また、標高は1,601mとされていますが、山頂に三角点が無いので実は正確な測量は現在でも未完だそうです。意外!
12月7日(日)の早朝、東京から湘南方面へ電車で向かいます。
川崎辺りから何だか電車内がどんどん混んできました。
乗ってくる人達は皆ランナーの風貌。
横浜からは激混み。平日朝の通勤ラッシュレベル。
ランナー風情は何処へ出勤??
車内放送で知りましたが、この日は湘南国際マラソンの開催日。
2.6万人もの群集が走るようで、そりゃ朝の電車は混雑必至だったわけですね。
私だけ山の格好で吊り革を握っています。何とも言えない雰囲気(笑)
国府津で御殿場線に乗り換えて山北駅下車。
富士急モビリティーバス:松62系統に乗車。
バスは河内川沿いを進み丹沢湖を経て西丹沢の山間へ分け入っていきます。
檜洞丸の登頂ルートは、バス終点の西丹沢ビジターセンターから500mほど歩いた地点から登る「ツツジ新道」が一般的のようですが、
この度は少し手前の箒沢公園橋でバスを降車します。
石棚山稜ルートで山頂を目指し、下山はツツジ新道を通って西丹沢ビジターセンターに至る、
ほぼ縦走のコースに臨みます。
8:40、山行開始!
箒沢公園橋バス停から河内川の橋を渡り、冬季閉鎖された大沢キャンプ場脇から登山ルートへ。
まずは板小屋沢ノ頭を目指しましょう。
しばし沢沿いをトラバース。斜度は緩く、朝の凛とした空気が清々しい!
風が弱く寒さはそれほどでもありません。また、落葉した木々の林は明るく開放的!
ただ、登山者の少ないルートなので、落ち葉が降り積もっています。
眼の前のルート確認と足の置き位置には注意が必要かも知れません。
標高650m付近から急登。500mほどを一気に登ります。
冬なのでそれほど暑くはないですが、発汗必至。
板小屋沢ノ頭に至って以降は、小さなアップダウンを繰り返しながら少しずつ標高を上げていきます。
ヤブ沢ノ頭を経て1,351mの石棚山に到着すると、一気に緩尾根になって開けました。
日差しが暖かく、とっても気持ち良い。
美しい青空がどこまでも続き、輝く太陽。
冷たいそよ風は急登で熱くなった身体を冷ましてくれます。
石棚山稜(石棚山〜白ザレノ頭〜テシロノ頭〜ユーシン分岐辺りまで緩尾根が続き、開放的な山歩き、最高です!
振り返れば常に「美しい末広がり」・・・富士の絶景。
途中のポイントからは、南アルプスの白根三山や甲斐駒も遠望できました。
ちなみに、ツツジ新道との分岐まで後ろも前も誰にも会いませんでした。
完全に独り占め。贅沢な時間でした!
ツツジ新道分岐を通過したら600mほどで山頂です。
檜洞丸登頂!
山頂は広々としており、
正方形に近い大きめのベンチが多数設置されています。
山頂には計7人ほどのハイカーが休憩していました。
周りを木々が囲んでいますが、冬で落葉しており、
見渡しは良いほうかと思います。
但し、枝間からとなるので全面眺望じゃないのが惜しい!
とは言え、富士山や蛭ヶ岳・丹沢山・塔ノ岳などは見渡せます。
休憩・昼食の後、下山開始です。
下山は、ツツジ新道から。
しばらく木組み階段の下りが続きます。
階段区間が終わった後も、随所に木組み階段が整備されており親切です。
土砂を木枠で堰き止める形式の階段と異なり、
木組みの階段は歩幅や段差がある程度一定に保たれているので疲れにくいですね。
下りが苦手な私、この木組み階段の下りは意外に助かります!
階段区間を含め、ツツジ新道の下りには登り返しは無く、下り一辺倒。
石棚山稜分岐からゴーラ沢出合に降りきるまでずっと下りっぱなし。700mほどを一気に下ります。
下りは疲れますなぁ・・・。
ゴーラ沢出合に至ると急降は終了です。
渡渉したら沢沿いのトラバース路を進みます。
比較的平坦でとっても快適。気分最高です!
下山終盤、写真を撮り損ねたのですが、西丹沢ビジターセンターへのルート分岐看板があります。
ここは登山ルートの表示は無いのですが、
東沢に降りて沢沿いを歩き、「ウェルキャンプ西丹沢」脇へ至るルートになっています。
近道とは言えないまでも、MAP上に他の皆さんの軌跡表示がたくさんあったので、私もこちらを歩いてみました。
YAMAPアプリからコース逸脱アラートが鳴りまくります。しばし無視。
この別ルート、良いです!
程なくして西丹沢ビジターセンターに帰着。
下山完了!お疲れ山!
ツツジ新道はその名の通り、春終盤にはツツジが咲き誇るようで、登山道渋滞が起こるそう。
渋滞する春〜初夏に対し、今は冬。
◎冬型天候で晴天が多い!
◎広葉樹は落葉し、登山道は見通しが良く明るい!
◎冬だから暑くなく、発汗が少ない!
晩秋〜初冬・・・南関東エリアの山登り、超オススメです。
年が明けてくると、標高1,000mあたりからは若干積雪もあるのでチェーンスパイク携帯が良いかと思いますが。
さて、日帰りニューヨークの刻となりました。
私、すっかり検索で見落としていました・・・「中川温泉 ぶなの湯」。
復路のバスで数人が降りたので何かあるかと思えば良さそうな日帰り温泉ではないか!!
しかし、座席隣に座ったハイカーはザックを抱えてぐっすり眠っており、窓側の私は動けず下車を逃しました・・・。
まぁ、当初予定通り、山北駅直近の人工温泉「さくらの湯」に入湯しましょう。
山北駅の前の区間で渋滞しているらしいので、谷峨駅前で下車。
谷峨駅から山北駅の一駅だけ電車に乗り、山北駅下車。
「さくらの湯」は駅を出たら右の跨線橋を渡ったところに在る山北町健康福祉センターの3階。
https://www.town.yamakita.kanagawa.jp/0000004250.html
入湯料金は600円とリーズナブル!
泉質は炭酸カルシウム人工泉ですが、長万部の二股ラジウム温泉の石灰華原石を100%使用とのこと。
やわらかめの湯で身体の芯から温まります。
軽食もできますよ。
檜洞丸、中々良い山でした。
西丹沢エリア、イイ〜ね!
来年また来てみたいですね。