塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳(神奈川,山梨)
2026年10月11日 (日)日帰り
寿司や和食なんかを食べているとふいにマックのビッグマックが食べたくなるのと同じで、最近アルプスなどの山行が多かったこともあり、無性に西丹沢へ行きたくなった。図書館で分県登山ガイド「神奈川県の山」を借りて見ていたら去年の11月に登ったツツジ新道経由の檜洞丸の別ルートが載っていた。それによるとツツジ新道が整備される以前はメジャーだったという石棚山を経由するルートで、静かで広葉樹の尾根を歩けるとのことだった。というワケで2度目の檜洞丸へ。
新松田駅からいつもの富士急バスで西丹沢ビジターセンター行きに乗り、箒沢公園のバス停で途中下車。誰も降りない。橋を渡ってすぐ近くのキャンプ場の脇から檜洞丸へ向かう看板があり、ひん曲がったガードレール沿いに荒れた道を進んでいく。先週くらいにヤマビルがいたという情報があったので念のためヒル下がりのジョニーを持っていったが、特にヒルの気配はなかった。ここのところいい天気が続いていたからだろうか。堰の横にあるハシゴを登って対岸へ行き、そこから結構な急登がひたすら続く。倒木も多い。バテないように歩幅を短くしてゆっくり登った。登山道には色々なキノコが生えていた。なぜか紫色の花が多く、下を向いたホタルブクロと上を向いたリンドウが対照的で良かった。鹿などの哺乳類には会わなかったが、蛇と蛙をみかけて縄文中期の世界みたいだなと思った。あと猪がいれば完璧だったのに。岩はごま塩みたいな閃緑岩(orトーナル岩?)が多い。相模川流域の縄文遺跡だとごま塩みたいな磨石が良く見つかるので、巨大な磨石山のように思えてくる。
そんなことを思いながら頑張って板小屋沢ノ頭まで登れば、あとはブナが多い緩やかな尾根道が檜洞丸まで続く感じで気持ちよく歩けた。ところどころ眺望が良いところもある。石棚山を通過し、ツツジ新道と合流し山頂へ。前回きたときは富士山には雲がかかっていたが、今日は雲一つない秋晴れでしっかりと見ることができた。富士山を眺めながらテーブルでファミマのおにぎりを食べていると脇にまた別の紫色の花、トリカブトが咲いていた。
少しだけ青ヶ岳山荘方面に寄り道して蛭ヶ岳から丹沢山、塔ノ岳と続く丹沢主脈を眺めた。去年山小屋泊であそこを歩いたなあと思い出す。前回の檜洞丸山行記録を読み返してみたら、(そのときは)まだ登ったことのない蛭ヶ岳にいつか登りたいと考えていたようで、ちゃんとその時の気持ちを文章に残しておいてよかったと思った。
下山はツツジ新道ルート。前回は登りで歩いた道。ああなんとなくこんな感じの急登だったなあと思い出す。途中、巨木が登山道を塞いでいた。14時40分のバスに間に合わせたかったので急ぎ目で下り、14時10分頃にだいぶ余裕がある感じで西丹沢ビジターセンターへ到着。バスは10分遅れでやってきて帰路へ。
今回行きのツツジ新道と合流するまでの間で人と会ったのは降りてきたソロの人とテーブルで休んでいたグループ1組の2回だけ。本に載っていた通り静かでマイペースな山行が楽しめた。