めざせ丹沢マスター(西丹沢〜蛭ヶ岳)
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳
(神奈川, 山梨)
2026年03月14日(土)
日帰り
憧れの丹沢マスターになりたい。
丹沢の主要な山は、年末の檜洞丸〜大室山縦走で全て踏破してYAMAPの丹沢ハイカーバッヂはゲットした。どうしても心のどこかに引っかかっていたのが、4年前に登った蛭ヶ岳と檜洞丸との“未接続”。
「ここを繋がないと丹沢マスターとは呼べないのでは?」
マップと睨めっこしながら計画を立てると、獲得標高は2500m越え…日帰りでの2500m越えは去年の槍ヶ岳に匹敵して少し戦慄するも、蛭ヶ岳〜檜洞丸を繋げば丹沢マスターになれると思って、ここ最近の残業地獄の中、その一歩をようやく踏み出すことにした。
スタートは6時過ぎ。西丹沢ビジターセンター〜檜洞丸は3ヶ月前にも歩いているので、勝手知った道。ただ、今回は登山口から15分程登った所でじっとこちらを見つめるカモシカさんと遭遇!ナイスカメラ目線の写真も撮らせてくれて幸先良い(笑)🤣そして標高1200m辺りから現れる積雪。前回と同じく木道薄ら積雪だったら怖いなと思ったものの、木道はしっかり積雪で逆に恐怖感は消えた。
檜洞丸の山頂が近づくにつれて、富士山と南アルプス、遠くは八ヶ岳までバッチリの眺望。富士山は季節柄前回よりも沢山積雪があった。檜洞丸の山頂で軽く休憩した後、いよいよ蛭ヶ岳との縦走路へ。立札を通過した際には「行くぞ!」と気が引き締まった。
檜洞丸から一気に標高を下げてから、蛭ヶ岳の直下までは2〜3回程度アップダウンを繰り返したが、恐怖感で言えば正直前回の犬越路の方が上だと思い、「何だこんなものか」と思ったら、最後の最後にやってきた蛭ヶ岳への登り。YAMAPのマップメモをあまり計画段階では見ないが、当日直前で目に入った「斜度65度越え。上級者向け」の文字。実際にその斜度を目にし、つい先程思ったことを直ちに撤回した。そして立て看板は蛭ヶ岳西側斜面の険しさが故であるとも悟った。しかも積雪は15cm程度ばっちり残っていて、恐怖感が倍増するのと同時にチェーンスパイク持ってきて良かったと安堵する。登りはつぼ足で這いつくばるように登り4年ぶりの蛭ヶ岳山頂へ!
蛭ヶ岳からの眺望は4年前(2021年11月)と同じ、快晴で感無量だった。唯一変わったのは山頂標識が新調されていたこと。旧標識は蛭ヶ岳山荘の入り口に立てかけられていた。蛭ヶ岳山荘では名物蛭カレーをいただく。バターロールがのっかっている以外はごくごく一般的なカレーライスのはずだが、こうも絶品カレーに感じてしまうのはなぜだろう。やっぱりここまでの道中が険しかったからか。
カレーを食べて写真を撮ったり、一通り眺望を楽しんだ後は下山へ。登りが斜度65度越えなので、当然ながら下りが核心部である。同行者はつぼ足で下りててすごいなと思った一方、運動神経が乏しい私は下山する前にチェーンスパイクを迷わず装着。道の両側には鹿が食べなさそうなイバラが多数生えてる箇所もあった。一歩ずつ、確実に。呼吸よりも“足の置き場”に全集中する時間だった。
核心部を過ぎて恐怖感を覚える場所は無くなったものの、とにかくアップダウンが往路で消耗した脚をさらに削ってくる。骨盤が倒れて前腿に負担が集中しないように意識して歩いた。アップダウンを乗り越えて檜洞丸まで戻ってきた時は、もはや麓にゴールした時のような達成感だった。もちろん檜洞丸から西丹沢ビジターセンターまで戻らないといけなかったのだが、、、😇
今日歩いた縦走路は、丹沢に無数あるハイキングの内立て看板がある程のコースだが、成程
評判通りしっかり削られるルートだと思った。
正直、日帰りでこのコースのピストンはもう歩きたくない(笑)
そんな丹沢随一のハードなコースを歩ききって、無事に憧れの丹沢マスターになれたと確信した1日だった。