至仏山・小至仏山
尾瀬・至仏山・悪沢岳・笠ヶ岳
(群馬, 新潟, 福島)
2025.11.02(日)
日帰り
夏に燧ケ岳で膝を痛め、翌日の至仏山を断念したので、今回はそのリベンジです。
尾瀬閉鎖前の最後の週末でした。
Today, I'm making up for summer.
鳩待峠に着くと小雨。天気予報では晴れのはずなのに・・・
仕方なく、小雨の中を静かにスタートします。
木道は油断すると滑るので、慎重に歩きます。もちろんクマにも注意です。
quietly start my hike in the drizzle, with no other choice.
山の鼻まで降りると、晴れ間が見えてきました。
濡れた草紅葉に太陽が差し込み、黄金色がくっきりと浮かび上がります。さらに水滴がキラキラと輝き、ダイヤモンドを散りばめたよう。
夏の生命力あふれる緑色の中を木道を歩くのもいいけど、冬の訪れを待つ黄金色の中を歩くのも、また趣があります。
そんな黄金色と青空を楽しみながら、お約束の「逆さ燧ケ岳」を撮って、牛首で踵を返しました。
After taking the iconic reflection shot of Mt. Hiuchi, I turned back at Ushikubi.
真正面にどっしり構えるのが、至仏山です。
これまた見事です!
山の鼻に戻り、ここから至仏山山頂を目指します。
しばらく登ると先日までの雨のせいか、登山というより沢登の形相に。
gore-texといえ、深い水たまりや滝の様な場所に足を入れると、どこからか水が染み込んできます。左足の先が冷たい・・・・
森林限界付近まで、まさに沢登でした。
Up to the tree line, it was practically stream climbing.
景色が開けて振り返ると、先ほどまでいた黄金の尾瀬ヶ原と、その向こうに燧ケ岳が鎮座してます。こうやって見ると、山の鼻から見晴までは、かなりの距離ですね。
さて、あと少し。頑張って登ると、至仏山山頂には、多くの方がのんびりされてました。
まあまあの急登でしたね。
そして私と同じく、沢登りでドロドロになった靴の方が多かった。
私もゆっくりしたかったけど、やはりこの時期は寒い・・・・
青空が広がる山頂からの景色を楽しみながら、お昼をいただき、次は小至仏山を目指します。
山頂から見る低い山々は赤・黄色・緑と、その上に広がる青のコントラストが素晴らしい。
小至仏山までは、岩場と稜線が続き、眺めも最高。そして小至仏山山頂到着。
残念ながら、風が強く寒い。空も曇ってきました。
後はひたすら下り。ほとんど1人だったので、クマさんに警戒しながら降りました。
警戒しても鉢合わせたら、どうしようもないけどね。
そして熊スプレーを使うことなく、無事下山。
おつかれ山!
今年の忘れ物を取り戻すことができました。
I finally made up for what I missed this summer.