12:36
28.9 km
2901 m
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26.4km
3038m
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28.9 km
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09:26
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2860 m
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29.1 km
3016 m
19:10
29.5 km
3243 m
聖岳・大沢岳・光岳 (長野, 静岡, 山梨)
2025.11.22(土) 2日間
三年前に悪沢岳・赤石岳・聖岳を周回で登った当時は百高山を全く目指してなかったので大沢岳をスルーしてしまい、今回は大沢岳を回収しに行きましたが、初の冬装備と生食材を持って行ったで重量が夏の2倍増加して、聖岳でバテてしまい、予定の兎岳避難小屋でのテン泊は間に合わず、聖岳山頂から兎岳に進んだ所でビバーク。 寝る前に今日の重量増加にるペースの遅れ、疲れ具合、兎岳までは積雪がある事などを考えるとビバーク地点からデポしたらピストンでビバーク地点まで帰ってこれると思ったが、デポして積雪ありの長距離はハイリスクだと判断し、大沢岳は諦めました。 無事に下山して、一晩寝て起きると、重度の筋肉痛で階段が辛いくらい。 体力的にも大沢岳を諦めて正解でした。 来年の夏山でリベンジします。
10:05
29.9 km
3378 m
聖岳・大沢岳・光岳 (長野, 静岡, 山梨)
2025.11.15(土) 日帰り
※基本自分語りです。振り返った時のために当時の思いをできるだけ詳細に残しておきたいと思い書きましたが、誰かの役に立つ情報もあるかもしれないということで公開しておきます。 【紅葉の三千世界、高揚の3000m】 先週イザルから見た聖岳が目に焼き付いて離れず、2週連続の芝沢ゲート。先週光岳を登った人間が今週もここからスタートとなれば十中八九聖岳山行だろう。 深田久弥氏は百名山の著書の中でこの名前に誰しもが心惹かれるだろうと記した。異論はない。というか自身もそうであるため同感である。3000m超え・百名山・アルプス・聖なる山岳。字面だけでも魅力的な要素に溢れている。実際の語源はそんな大したものではないようだが。しかしそんな字面ではなく先週の光岳登山で見た聖岳の姿が強烈に印象に残っており今週1週間聖岳に登りたい感情でいっぱいだった。雪のため今年はもう無理だろうなと思っていたが、イザルから望む聖岳には殆ど雪が無く「登れそうじゃね?」と見て感じたことも背中を押した。最後まで雪の心配はあったが今週は殆ど晴れでまとまった雪が降ることもなく、更には土日の天気が快晴ということもあり決行。嬉しい偶然に恵まれた。とは言えこの山行は決して簡単なものではない。過去最長距離のトレイルになるし、900mで登山道に入ったら3000mまでひたすら登りである。 芝沢ゲートをスタートしたのは6時ちょうど。またも寝坊で当初計画の1時間半遅れ。なんとか許容範囲内か。夜は明けているため暗くはないが陽は差してない。最初の林道は7キロ以上ありずっとフラットなのでジョグ・ラン・ウォークのインターバルでトレーニングがてら歩く。時間も限られているのでここで稼ぐ。序盤何名かの登山者に会ったため少しお喋りさせてもらったが皆さん行き先は光岳であった。今日もまた1人であろうか。易老渡を越えて以降は相変わらず林道ではあるが、ここからはずっと紅葉が綺麗で川の景色も音も心地よく退屈しなかった。 そして本格な登山道に入る直前の渡渉ポイント。きついと有名なゴンドラが目に入ったが、河川流量が通常程度だったため橋を利用してササッと渡渉。少し憧れていたため渡渉後に体験してみたが橋が利用できて本当によかったと思った。前にすごい筋肉の方が結構息をあげてやっている動画を見たことがあったがよくわかった。非力な自分ではどれだけかかっていたことか。 ここからいよいよ登山。ひたすら樹林帯を黙々と登っていく。ただ登山道は急登箇所でもジグザグに道が作られているため、先週のバリルートの登りと比べたら幾分か楽である。1400m地点くらいで上河内〜茶臼の稜線あたりから朝日が顔を出してきて登山道に日が差し込んできた。それまで見ていた紅葉も綺麗だったが日が差すとまた格別のものになる。朝日の木漏れ日、輝く紅葉、赤・黄・橙様々な色合い。その美しさに心が躍った。しかも1550mを越えたあたりから紅葉が無くなってくるため、到達する前に日が差してくれたことはまさに僥倖であった。 聖岳は3000mの山にも関わらず麓からその姿を伺うことが殆どできない。この登山道にあっても最後まで殆ど顔を出さない。途中その両脇に聳える兎岳、上河内岳は顔を覗かせる箇所はあるが聖岳がくっきりと見て取れるところはない。そんなところも神秘性を感じさせる1つの要素に感じる。漫画やゲームで言えば隠された山城の総本山のようなところだと妄想が捗る。登りの道中ずっとわくわくが止まらずいいペースで標高をあげていった。2400m薊畑分岐。ここで一気に視界が開け上河内岳の全容が姿を見せる。そして光岳までの稜線を望むことができる。その反対には小聖岳、そのバックに聖岳がついに顔を覗かせる。2600m。薊畑〜小聖岳間の樹林を抜け、小聖岳のすぐ下の地点。ついに聖岳がその全容を現す。同時に凍てつくような風が一気に吹き込み身を震わす。まさにラスボス登場とでも言わんばかりだ。程なくして小聖岳に到達。後は前聖を登りきるだけだというとこまで来たがここに来てかなり脚にダメージを感じていた。薊畑まではかなり順調に歩みを進めていたが、そこから小聖岳まで間とにかく脚が重かった。少しでも登ればすぐに脚が止まる。乳酸地獄だ。太腿筋の限界を感じていた。小聖岳から望む聖岳は急峻で標高にしてあと450m。とてつもなく遠く感じた。登山で初めて「登りきれないかもしれない」と思った。普段写真撮影以外で殆ど休憩をいれないが、初めて休息の意図でまとまった休憩をとった。10分程度しっかり脚を休ませ、食事をとった。ここまで無理をしてきた感覚は無かったがこのような状況に陥ったということはペース調整が悪かったのか、筋力が足りないのか、登山の難しさを痛感した。休憩を終えいよいよ山頂アタック。今までの登山では一本調子で山頂まで登っていたので今回はやけにこの言葉がしっくり来た。絶対にペースを上げない。遅すぎるくらいでいい。着実に少しずつ。必ず山頂に到達するといことを心で念じなから歩いた。この間は本当に山頂が遠く高く感じた。しかし休憩の効果と自分の中の約束を厳守して登った結果時間はかかれどそれほどしんどくなく登って行くことができた。途中山頂から降りてきた1人の女性とすれ違う。聖岳を登っている間では初めて人に会った。話を聞くと1時からスタートしたとのこと。暗い時間を長く1人で登っていたのかと思うと感服した。どうやら上にもう2人先客がいるらしい。そんなこんなでなんとか1時間かからずに山頂に到達した。まさに万感の思いである。到達時先ほど聞いたお二人は奥聖へ行かれており、一人っきりの山頂であった。百名山の3000mの頂に1人。快晴、土曜日、雪山装備もない。にも関わらず山頂独り占め。こんな最上のご褒美が待って いようとは。感無量だ。ゆっくりと記念撮影を済ませ奥聖に向かおうとした時例のお二人がちょうど奥聖から戻って来られ会話した。「奥聖までの稜線は意外と雪が多い。凍結箇所も所々あるが慎重に行けば問題ない。雪用装備も無く行けた。ここより風が強く寒い。」貴重な情報をたくさんいただいた。お二方のトレースもありがたかった。自分より20程年上のご夫婦であったと思う。本当に素敵で誇らしいことだと思った。脚の筋力は相当やられていたが奥聖までは大した登りはないため問題なく行けた。下りと平坦は全く問題ない。奥聖からは今日の山行の中で最も近い位置から富士山と赤石岳が望むことができた。赤石岳の向こうに見えたのは荒川岳だろうか。快晴につき中央アルプスはもちろん、北アルプスもうっすら見えていた。深田氏はここでハイマツに寝そべり仲間たちと1時間程のんびりと過ごしたそうである。実に優雅で魅力的である。しかし寝坊日帰りピストンマンの私は下山を急がねばならない。ということで記念撮影を済ませ飛脚下山。それでも奥聖まで来られてよかった。下りは筋肉ダメージの影響をほとんど受けないため一気に駆け下りた。帰りの林道の紅葉も西日が差し込み本当にきれいだった。ずいぶん落葉してはいたが、まだまだきれいな紅葉が拝めたのも今回の山行での思い出深い事柄だ。易老渡通過後は最後の力を振り絞りランを多めにいれてゴール。獲得標高約3400m、走行距離約30km。タイム10時間。素晴らしい1日であった。
15:03
30.6 km
3201 m
13:30
30.8 km
3291 m
11:52
27.2 km
2975 m
聖岳・大沢岳・光岳 (長野, 静岡, 山梨)
2025.11.12(水) 日帰り
ずーっと行きたいと思いつつも勇気が出ずだった聖岳。友達からの誘いがありその一歩がでました。 往復の激長の林道、急登、山頂直下は雪が凍ってる部分があって友達がサポートしてくれてたりと本当に誰かと山に登れるありがたみを感じました。 南アルプスはやっぱり山一座一座に迫力があってめちゃくちゃかっこよかったです。 山頂から見た赤石岳が最高すぎて、 来年は赤石から聖を見てみたいと思いました。
11:40
28.4 km
2866 m
12:33
27.8 km
2832 m
聖岳・大沢岳・光岳 (長野, 静岡, 山梨)
2025.11.04(火) 日帰り
一年で一番体力のあるこの時期、 今年の集大成として選んだのは「上河内サーキット」 聖岳を含む周回ルートで、去年の水晶岳に引き続き、今年も自分の限界を更新する予定──のはずだった。 が、現実はそう甘くない。 前日の夜勤がまさかのハードワーク。 いつもなら4〜5時間は仮眠が取れるのに、夜勤残業でこの日はほぼゼロ。 「帰って寝ればなんとかなるっしょ」と思っていたけど、 興奮してるのか、頭が冴えて全然寝つけず。 断続的な浅い眠りのまま、起きた時点で既にフラフラ。 それでも気合いで行けばなんとかなる理論を信じて、 片道5〜6時間かけて登山口へ。 この時点で、ぶっちゃけ嫌な予感はしてた。 登山開始。 最初の林道歩きはまだ良かった。 けれど登りに入った瞬間、 初っ端なのに体に力が入らず、なんでも無い場所で息が上がる。 明らかに普通じゃない体の不具合。 そしていくら補給してもエネルギーを生成してくれない感覚。 なんで今バテてんだよ😂とまるでシャリバテを前借りしてるような感覚。 どうやら極度の睡眠不足だと血糖コントロールの働きが最悪らしい。他にも原因はたくさんあると思われますが… 稜線に出ると、山々は見事な雪化粧。 その美しさに少し癒されたけど、 同時に今日はやめとけ案件だなと判断🥲 予定していたサーキット縦走は諦め、 聖岳のみのピストンに切り替えた。 それでも、聖岳の頂に再び立てたのは本当に嬉しかった。 山頂から見る冠雪した赤石岳の勇姿は圧巻で 疲労も不調も一瞬だけ吹き飛んだ。 登りはゾンビのようなスピードだったけど、 下山は意外と順調。 以前は失速していた最後のロード7kmも、今回は余裕。 今回は間違いなく過去一具合悪い登山だった。 特に睡眠関係ではあまり無理はできないんだなあとため息😮💨 でも次にこの地を訪れるときは、光岳までつなげて、 本来のサーキット縦走を完遂できるように仕上げていきたいな。光までやるのは今の自分じゃ到底無理だけど😅 それにしても聖岳、 やっぱり“聖なる山”の名にふさわしい。 登りごたえも存在感も、やっぱり別格だ。