和気アルプス・和気富士・神ノ上山

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掲載されている山

和気アルプス, 和気富士, 神ノ上山

  • 穂高山

    標高 200 m

  • 神ノ上山

    標高 370 m

  • 和気富士

    標高 172 m

    和気富士(わけふじ)は岡山県和気郡和気町大田原にある標高172.8mの山である。南麓の和気市街から見たときに見える山容が左右対称で富士山に似ていることから、和気富士の名がついたとされる。なお、和気富士の他に城山という別名もあり、中国新聞や山陽新聞などのように「和気富士」という名称を愛称とし、正式名称を城山とみて報じる新聞社もある。 和気町中心部から見て金剛川の対岸にある和気富士は、町のほぼ中心にあるという位置関係も影響して、和気地域の住民にとって身近な里山となっている。流紋岩質の山体には麓から山頂まで松などからなる雑木林が広がっており、春にはつつじが咲き乱れ、秋は紅葉で山全体が色づく。和気富士山頂には、宇喜多秀家の軍師としても知られる明石全登の子である明石景行・明石宣行兄弟が根拠地とした北曽根城跡がある。山系としては富士山のような独立峰ではなく、城山を起点に北へ和気アルプスと呼ばれる山脈が続いている。なお、和気富士を含め和気アルプスは岡山県和気郡であることから、毎年9月1日から11月30日までの間、全山入山禁止となる。 山体の南面には、大阪の商人であった田中佐平次が1914年に永代供養と社会平和を願って造り、本成寺へ寄進したと伝わる題目岩がある。これは自然岩に刻まれたもののなかでは日本一の規模であるという。

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