活動データ
タイム
04:01
距離
6.1km
のぼり
398m
くだり
386m
活動詳細
すべて見る段ヶ峰~フトウガ峰 稜線上「鞍部」から倉谷を下る。 絶好の登山日和となった。 ここ数日気温もあがり、谷沿いの雪もほぼ消えたようなので、今日は「鞍部」から倉谷を下ってみることにした。今日下るのは、フトウへ駆け上る地点から南流する沢だ。途中でもう一本西の沢と合流し倉谷本流となる。 事前踏査・地図の読み込みは行ってはいたが、実際下ってみるとやはり急峻だった。 最初50m程は写真の沢を歩いたが、その後は水量が増しとても歩けないので、直接沢を下らず右岸を巻きながら高度を下げていく。 地図にはない大小の沢に遭遇し、なかなかの「山行き」となった。雪解けのこの時期、普段見ることのできない水量充分の迫力ある「滝」にも出逢い、青空とそよ風の中1kmに満たない道程を2時間近くかけゆっくりと下った。勿論、登山道はないので地図とコンパスと目の前の地形を見ながら、下りやすいルートを探しながら林道へ向かう。この季節、雪が消え下草もなく歩きやすい条件が整っている。が、あちこちから染み出た水で地面は柔らかく慎重に下降しなければならない。また、地図にはない落差7-8mの滝が突然出現、辷って「転落」とすれば・・・と肝を冷やす。そんなときは地図を見ながら一休みし、無理なく安全第一のルートを見定め「歩」を進める。 倉谷の右岸をつかず離れず下り、予定していた地点に無事到着。 今日は日の出前に千町峠に到着し、大きなご来光を仰いだ。 そして久しぶりに抜けるような青空の中、段ヶ峰山頂に立ち霜柱を踏みしめながらフトウガ峰頂上へ。 終始「氷ノ山」をはじめ県境の山々が姿を見せてくれた。 そしてダイナミックな「倉谷」の沢姿を眺めながら、道なき道を自分の想いのままルートを描いた。 こんな素敵な山歩きはあるだろうか・・・。 毎週のように段ガ峰山塊に入っているが、本当に「魅力」のつきない山だ!! 次はどことどこを繋ごうか・・・楽しみは溢れんばかりに湧いてくる・・・。
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