梅雨入り前にひと山登りますか?そんなノリで急遽決まった週末登山。 今回初参加の隊員が2名いたので「標高低めの山+道中楽しめる+山頂でゆっくり休憩できる+温泉」これらの条件が合う棒ノ折山へ向かうことに。 初参加組は普段ジョギングする時のTシャツ、短パン、ランニングシューズで参加。下りの滑りには注意が必要だが、山装備を買い揃えなくとも登れてしまうところが棒ノ折山の魅力。 さわらびの湯の駐車場に車を置き(150台程度駐車可・バス停もあり)、名栗湖沿いを30分ほど歩いて白谷沢登山口からスタート。 澄み切った青空の下、新緑と沢とのコラボを満喫。 この登山口は白谷沢沿いを暫く進むので、沢のせせらぎや途中にあるゴルジュなど、単に登るだけではない楽しみがある。 唯一の鎖場も足下は階段状となっているので、あまり危険は感じないと思う。 沢歩きが終わり山道に合流する地点で休憩ポイントあり。ここから本格的な山道が始まるので、ひと息つくのがオススメ。 岩茸石の先からは木の根っ子ラビリンス&丸太階段が現れる。初めて山登りを経験する人には、ここが核心部だろうか。 初参加の1人である隊員Tは普段運動をしておらず、しかも新婚ぽっちゃり状態なのでシンドイかもなーなんて思っていたら、案の定、この坂で撃沈。 隊員T「先に行ってください」 隊長「ダメ」 隊員T「休憩を要求する!」 隊長「もうちょいでイスがあるから頑張れ!」 隊員T「ムリ!暫時休憩‼︎」 などと年下とは思えぬ傍若無人ぶりを発揮。 なんとか坂を登りきって発したのがサブタイトルの一言。 ちなみにこの地獄坂、普段から運動している人にとっては『ちょっと登りごたえのある坂』程度。Tの体力が無さ過ぎるだけで、間違っても登山家が打ち砕かれるような坂ではないです 笑 その後無事に山頂まで到着。 この山、山頂が広く見晴らしも良いので、ゆっくり休憩できるのがこれまた素晴らしい。 平均年齢40歳近くのむさ苦しい男5人組が「山ガールよろしくホットサンド&パスタパーティー」を1時間半も繰り広げた結果、お腹パンパン&身体が冷え切り、もう動きたくない状態に。 しかもブヨだかアリだかに噛まれ、気がついたら激痒。生足要注意。 帰路は滝ノ平尾根を下るルートを選択。木の根ラビリンスの再登場によりTの屁理屈オンパレードとなったものの、なんとか無事に下山。 さわらびの湯の直下が出口になっているので、車にザックを放り投げ、タオルと着替えを持って直ぐに温泉に浸かり、今回の旅は終了。 関東からのアクセスが比較的良く、駐車場も広い。ダム湖があってテンションが上がるスタート、道中は沢のせせらぎに癒される。少々登りごたえのある(地獄)坂もあり、山頂は広くてゆっくり休憩できる。そして下山後すぐに温泉に入れるところ。 初登山にはもってこいの山ではないでしょうか?
さわらびの湯の駐車場から出発し、名栗側のルートから登る。
有間ダムの上を通過。 さあ、行きますか。
関東ふれあいの道
沢のせせらぎがたまらん
水も綺麗
ゴルジュ
唯一の鎖場。危険度minimum‼︎
隊員Tの絵に描いたような、ぐったり感。
坂、開始! 既に腰が曲がっている…
ストックを『エクスカリバー』と名付けていました。
暫時休憩中。
地獄坂終了。
山頂。
コンビーフとスライスチーズとベーコンに、マヨとマスタードとマジックソルトで味付け。うまし。
ラジコングライダー場? 飛んでいるところ見てみたい。
お疲れ様でしたー
この活動日記で通ったコース
さわらびの湯バス停発着|白谷沢・棒ノ嶺・滝ノ平尾根周回コース
- 05:00
- 8.1 km
- 901 m
- コース定数 20
飯能産の木材を用いた木の香心地よい日帰り入浴施設「さわらびの湯」を起点に、白谷沢~滝ノ平尾根を周回するコース。さわらびの湯から有間ダムを渡って南岸へ。藤懸ノ滝で沢に降り立ち、沢の中を進む。両岸が切り立った谷をぬけていくつかの滝を見ながら進むと、谷が開けてくる。林道を横切り尾根に出れば、権次入峠をへて山頂まで40分ほど。白谷沢の下りはスリップなどしやすく緊張を強いられるため、樹林帯が続く滝の平尾根を下るのが初心者にはおすすめ。下山地のさわらびの湯でバスを待つ間に、汗を流して帰れるのもハイカーに人気の理由のひとつ。