【イチゴ谷山・経ヶ岳・三国岳】晩秋の高島トレイル。絶景の無名峰p909にはブナの巨木。

2020.11.14(土) 日帰り
uriuri4211
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前日の敦賀三山の2座を踏破したことによる脚の筋肉の疲れがとれていないのだが、今日も山へ行こう。 線を繋ぐことには殆ど拘りは無いのだが、高島トレイルの未踏の尾根を辿りたいと思う。 朽木小川からイチゴ谷山、経ヶ岳、三国岳(さんごくだけ)の何とも素敵な名前の三座を縦走し桑原橋へと下るルートにしよう。 しかし今回の一番の目的地は、イチゴ谷山の南側手前にある名もなきピーク909なのである。 この峰は頂上付近から眺望する景色が素晴らしいのと、山頂北側の稜線に山毛欅や杉の巨樹が現れて圧巻だとのことを、以前、ヤマレコの山友さんに教えていただいたのである。 ヤマネコさんによると紅葉期に訪れるとその絶景は息を呑むほどであろうとのことであったが、残念ながら他の山域へ出かけたり他の約束を優先しているうちに紅葉のピークは過ぎてしまった。 それでも辿り着いたp909山頂手前では展望が北東に開け、白倉三山から烏帽子岳の稜線が目の前に。眼下の尾根や斜面は終盤気味とは言え錦繍に染まってとても美しい。 そして山頂まで歩みを進めると今度は正面に比良・武奈ヶ岳と釣瓶岳の雄姿が飛び込んでくる。 今日は晩秋期によくある霧ではなく、春霞にも似た白い膜がかかってはいるものの、なるほど言葉を失う絶景である。素晴らしい眺望だ。 さらにピークを北へ進むと明るく広い尾根が続くのであるが、突如目の前に驚くべき存在感の山毛欅の大木が現れた。この地で長く生きてきた堂々たる姿を見て圧倒される。そして直ぐそばにも同じぐらい大きな山毛欅の樹が林立する。圧巻である。 近くの白倉岳の北側に鷹ヶ峰という名前は素敵であるものの地味な山がある。ただその山頂には神の如く聳え立つ立派な山毛欅がある。しかし今日この地で出逢った山毛欅はそれと同等かあるいはそれ以上の大木なのだ。 しばらく見上げて見惚れて言葉を失うのだった。 この後にイチゴ谷山、経ヶ岳、三国岳という立派な名前のつく峰々を縦走したのだが、それぞれに特徴はあったものの、取り立てて魅力に感じるものが無かった。経ヶ岳などは残念なことに急坂を必死に登り詰めた甲斐の無い峰であった。 山の魅力はその名前に依るものでは無い。知られざる無名峰にも特別な魅力があるものである。そしてそれは訪れてみた者しか知ることは出来ない。

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