完全なる冬山と化した常念岳(常念乗越で撤退)

2020.10.24(土) 2 DAYS

活動データ

タイム

08:09

距離

12.7km

のぼり

1281m

くだり

1282m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 11
休憩時間
0
距離
6.4 km
のぼり / くだり
1242 / 27 m
5
15
3 41
DAY 2
合計時間
3 時間 58
休憩時間
24
距離
6.1 km
のぼり / くだり
26 / 1254 m
3 30
14

活動詳細

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今回は晩秋の山を楽しむ為、先週親父が一人で登りやがった常念岳に行く計画を立てました。 まずマイカーで一ノ沢林道をえんやら登り、ヒエ平手前の登山者駐車場に車を止めました。(駐車率は7割程)駐車場より上にもいくつか駐車スペースらしき場所はありましたが、無茶な駐車をしていた車もあったし、そもそも本当に止めていいのか不明なので大人しく登山者用駐車場に止めるのが賢明です。登山者用駐車場から登山口のヒエ平までは徒歩20分とありますが、体感的にはそんなに掛かった気はしませんでした。10分くらいかな?それくらいに感じましたね。 登山口から初っ端、沢を丸太橋で渡り、暫く進むと「山ノ神」に着きます。鳥居とお地蔵様がある小さな社、ここで安全を祈願。そのまま進むと大滝と呼ばれる場所に出ます。辺りを見ても滝のような場所は無く、何故大滝という名前なのかは不明。 そこから1時間強ほどで笠原沢の出合に到着。どうやら一ノ沢の支流の様子。ここで沢水を飲みましたが、普通に美味しく飲めました(自己責任でお願いします) ここから傾斜が少し増します。胸突八丁の看板が見えるとさらに急登になり、しばらく木階段を登っていきます。階段が終わり少し進むと、一ノ沢コース最大の危険箇所である長いトラバース道に差し掛かります。左手は崖、落ちたら一ノ沢まで真っ逆さま。しかし、補助ロープや木橋などが整備されているので、気をつけていれば特に問題は無かったです。 トラバース道が終わり、また進むと最終水場が現れます。沢の支流から鉄骨で水が引いてあり、ここの水は確信に安全です。水量はそこそこ。 最終水場から1時間ほどで常念乗越に到着しましたが、これまた超寒い。穂高方面からの北風も強く吹いており、早々に常念小屋にチェックイン。常念アタックは明日にしようなどと考えていると、猛烈なブリザードになりました。事前にTwitterのフォロワーさんから、「午後から吹雪になる」との情報は得ていましたが、これ程のものになるとは。積雪も夜の時点で8cmはあり、この時点で明日の山頂は諦める事を決断しました。 翌日起きると、そこは快晴。槍ヶ岳は見えませんでしたが、安曇野の雲海と日の出が見事でした。これを見れただけでも、ここまで登ってきたかいがあったと思えるほどの景色でした。 その後、一気に冬へと様変わりした登山道を慎重に降り、無事ヒエ平に下山する事が出来ました。 山頂は踏めませんでしたが、非常に楽しめた山行になり大変満足。今度は蝶ヶ岳とセットで山頂を目指そうかな、と思いました。

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