朝日連峰縦走・山頂の焼肉

2020.08.19(水) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 36
休憩時間
2 時間 31
距離
12.0 km
のぼり / くだり
1594 / 477 m
DAY 2
合計時間
6 時間 18
休憩時間
1 時間 35
距離
10.7 km
のぼり / くだり
450 / 1611 m
41
34
37
15
2 25

活動詳細

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大朝日岳を主峰とする朝日連峰を縦走して来ました。 車2台、1台を日暮沢小屋に駐車し、もう1台で古寺案内センターに回りました。つい最近まで林道が通行不能となっていたようですが、復旧しており、30分ほどで案内センターに到着。 昨年に営業を終了した古寺鉱泉を右手に見ながら、鳥原山を目指します。 急登は中々大変でしたが、地形・植生的に日陰が多く快適に登ることができました。 今回の縦走を通して、朝日連峰は全般的に登山道が大変キレイに整備されており、避難小屋もとてもキレイでした。 鳥原山の避難小屋もまた然り。昼食をとり、清潔なトイレで用を済ませ、鳥原山の山頂へ。 小朝日岳から大朝日岳へと続く稜線を見渡せます。 果てしなく見えて心が折れそうにならないこともないですが・・・。 下りと上りを経て辿り着いた小朝日岳の山頂では、空一面に赤トンボが舞い、すっかり秋の風情。 名水、銀玉水で給水し、喘ぎながらも大朝日岳の避難小屋に到着したのは夕方6時くらいでした。 ※銀玉水の位置ですが、YAMAPの地図上の水場マークより大朝日岳よりにありました。看板があるので、看板を目印にするとよいでしょう。 同行者の到着を待つ間に、日本海にゆく夕日を見るべく山頂へ。見る間に水平線へと沈みゆく夕日を見届けつつ、沈みきる前に避難小屋へ戻りました。 事前に役場に問い合わせたところ、コロナ対策として、例年常駐している管理人は、平日は不在とのこと。また、7月の連休の際は40人が宿泊し、かなりの密な状況だったそうです。 ※結果として、私が泊まったこの夜は12人が大朝日岳避難小屋に宿泊しました。 同行者の到着後、肩に食いこむザックを我慢して担ぎ上げたビールで乾杯し、小屋前の木製テーブル&ベンチ(1組4人がけ分のみ)で宴会スタート! ※同行者の到着を待ちスタートも遅かったので声量控えめ。 ラーメン鍋として持参したメスティンに、牛脂を放り込み、同行者持参の肉で焼肉を作る等、山の上とは思えない贅沢な食事となりました。 宴が終わる頃には小屋内は寝静まり、遠く山形市の明かりを望みつつ見上げた空には、雲のない満天の星空が。こんな贅沢をしてよいのだろうか。 就寝時、今回はシュラフは持参せず、インナーシーツのみで軽量化を図りました。結果としては、冷え込んだので夕食時から着用していたレインウェアを着たままインナーシーツに入る状態でちょうどよかったです。 ※翌朝周囲を見ると、モンベルの♯3を使ってる方が多かったです。 翌朝は4:30に起床し、奥羽山脈から登るご来光を観察。同行者の起床を待ち、連れ立って2回目の山頂に立ったのは5:40のこと。 深田久弥が日本百名山で記した、太平洋に影を映す大朝日岳を見るには、残念ながら少し遅かったようです。 朝食をとり、7:00に出発。 名水の金玉水を補給し、西朝日岳へ縦走。 こちらの縦走路では日に照らされましたが、6-7m程度の風を受けながらの稜線歩きで、さほど暑さは感じませんでした。 西朝日山頂にて快晴の下、北は鳥海山や月山、西に蔵王連峰、南に飯豊連峰のパノラマが楽しめました。 竜門山、ユーフン山を経て日暮沢小屋へ下山。 途中、朝日連峰に来るのは7度目という方とお話ししましたが、その回数に何の不思議もないと思うだけの魅力が詰まった山域でした。 地元の方々が、しっかりと手間ひまとお金をかけて整備してくださったおかげと感謝しつつ、また来たいと強く感じた山行でした。今度は以東岳方向もいきたいなあ。

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