なぜか滋賀にまで行って散歩:落合→男鬼

2020.04.03(金) 日帰り

4月第1週は金曜日に有休を取り、鈴鹿第2弾ということで霊仙山に登ることにしました。が、登山口に着いてから登山靴を忘れたことに気付き、結局その辺を散歩だけして帰ってきました…。 [霊仙山] 鈴鹿の山々が見たくて2月に養老山に登ったのですが、思いのほか見えず…。その中ですぐ近くに見えるカッコイイ山がありました。登っている間は伊吹山だと思っていてルートを決めようと改めて調べてみたら、実は見えていた山は伊吹山じゃなくて鈴鹿山脈の最北端、霊仙山(1094m)だと分かりました(笑)。 https://yamap.com/activities/5650064/article#image-89474780 頂上は石灰岩によるカルスト地形らしく、先日登った御在所・鎌ヶ岳とも違う雰囲気が楽しめそう。そして今度こそ関ヶ原越しに大きく伊吹山が見えるはず。福寿草の季節もそろそろ終わりで人も少ないかなと思い、高速道路を200km走って自分のYAMAP山行にして初の滋賀県スタートを目指したのでした。 [落合集落・男鬼集落] 車の運転用の、これまた特に靴底がペタンとした靴しかないので、もうホントどこにも行けません…。でもこのまま帰るのはあまりにも淋しいのでYAMAP地図で周辺を調べてみました。で、霊仙山のルートを考えている時に名前が印象に残っていた男鬼(おおり)集落まで歩いてみることにしました。幸い、落合の駐車場所から男鬼へ向かう道はとりあえず舗装されているように見えます。 落合も男鬼も、集落と言ってもどちらも廃村、人っ子一人いませんでした。それでも、特に男鬼の集落はステキなところでした。神社など全然荒れていなくて紙垂(しで・鳥居から下がっている白い紙)も新しそうで、今でもこの場所を美しく保とうとしている人の存在を感じました。名前だけでなく場所そのものも印象的なところで、ただの散歩に終わったこの日も今となってはそれはそれで印象的な1日になったような気がします。 落合を後にしようとして車に乗ったら、7、8人のおじさまおばさまが霊仙山に登ろうと準備しているところでした。人が少ないと思って選んだ山だったけど福寿草がまだ咲いてるのかな?意外と人が多そうで、まぁコロナのことを考えると登らなくて正解だったかも。霊仙山でクラスターが発生した話とか、別に聞きませんけどねー。 まだ関西の山には来るな、東海の山に登っとけ!とか不要不急の遠出するんじゃない!とか言われたことにしておくことにしました、実際は物忘れがひどくなってるだけだと思うけど…💦 滋賀も静岡も当時は感染者が少なくて(静岡が13人、滋賀は7人)安心かなと思いましたが、やっぱりしばらくは近場の山に登って、で、ちゃんと世の中が落ち着いたら大手を振って改めて霊仙山を訪れたいと思います。せっかく行くなら彦根城にも寄りたいしね。 [described on Jul.4,2020]

3時7分に浜松の自宅を出発、東名・名神経由で彦根ICを降り、5時33分に落合の集落跡に到着。結構寒いですねー。神戸に帰省する時は新幹線なので名神高速を走るのは久しぶり。

3時7分に浜松の自宅を出発、東名・名神経由で彦根ICを降り、5時33分に落合の集落跡に到着。結構寒いですねー。神戸に帰省する時は新幹線なので名神高速を走るのは久しぶり。

3時7分に浜松の自宅を出発、東名・名神経由で彦根ICを降り、5時33分に落合の集落跡に到着。結構寒いですねー。神戸に帰省する時は新幹線なので名神高速を走るのは久しぶり。

登山靴を忘れ、すっかり気持ちは真っ黒(笑)。仕方ないのでとりあえず霊仙山へのアプローチを確認しておくことにしました。あれ、通行不能って書いてある💦

登山靴を忘れ、すっかり気持ちは真っ黒(笑)。仕方ないのでとりあえず霊仙山へのアプローチを確認しておくことにしました。あれ、通行不能って書いてある💦

登山靴を忘れ、すっかり気持ちは真っ黒(笑)。仕方ないのでとりあえず霊仙山へのアプローチを確認しておくことにしました。あれ、通行不能って書いてある💦

しばらくは川沿いの林道を行くようです。

しばらくは川沿いの林道を行くようです。

しばらくは川沿いの林道を行くようです。

YAMAP地図にある「汗ふき峠~経塚山」ルートだと115分では着きそうにありません。直接霊仙山に向かうルートがあるのかなあ。

YAMAP地図にある「汗ふき峠~経塚山」ルートだと115分では着きそうにありません。直接霊仙山に向かうルートがあるのかなあ。

YAMAP地図にある「汗ふき峠~経塚山」ルートだと115分では着きそうにありません。直接霊仙山に向かうルートがあるのかなあ。

まぁ歩いていてもあんまり面白くはないので、この辺で引き返しますか。

まぁ歩いていてもあんまり面白くはないので、この辺で引き返しますか。

まぁ歩いていてもあんまり面白くはないので、この辺で引き返しますか。

落合の集落に戻ってきました。落合神社。

落合の集落に戻ってきました。落合神社。

落合の集落に戻ってきました。落合神社。

立派な御神木。

立派な御神木。

立派な御神木。

お地蔵さまには新しい花が。ちゃんと人の息遣いを感じられるここを集落「跡」と呼ぶのはちょっと憚られます。

お地蔵さまには新しい花が。ちゃんと人の息遣いを感じられるここを集落「跡」と呼ぶのはちょっと憚られます。

お地蔵さまには新しい花が。ちゃんと人の息遣いを感じられるここを集落「跡」と呼ぶのはちょっと憚られます。

屋根に「水」と書かれているのは、火除のためだそうです。

屋根に「水」と書かれているのは、火除のためだそうです。

屋根に「水」と書かれているのは、火除のためだそうです。

左端の建物は「霊仙落合荘」というらしい。前の広場は駐車禁止となっていました。

左端の建物は「霊仙落合荘」というらしい。前の広場は駐車禁止となっていました。

左端の建物は「霊仙落合荘」というらしい。前の広場は駐車禁止となっていました。

さらに奥に「落合区駐車場」というのがあり、車はここに停めるように指示がされていました。

さらに奥に「落合区駐車場」というのがあり、車はここに停めるように指示がされていました。

さらに奥に「落合区駐車場」というのがあり、車はここに停めるように指示がされていました。

1枚前の写真で「通行止め」となっている道を通り、男鬼(おおり)集落へと向かいます。

1枚前の写真で「通行止め」となっている道を通り、男鬼(おおり)集落へと向かいます。

1枚前の写真で「通行止め」となっている道を通り、男鬼(おおり)集落へと向かいます。

このあたりの地層はシームレス地図によると「ジュラ紀に海底火山を構成していた玄武岩」らしいです。

このあたりの地層はシームレス地図によると「ジュラ紀に海底火山を構成していた玄武岩」らしいです。

このあたりの地層はシームレス地図によると「ジュラ紀に海底火山を構成していた玄武岩」らしいです。

天狗石山やつい先日登った真富士山でも同じような岩を見ました。みな海底に噴出した溶岩なのですねきっと。

天狗石山やつい先日登った真富士山でも同じような岩を見ました。みな海底に噴出した溶岩なのですねきっと。

天狗石山やつい先日登った真富士山でも同じような岩を見ました。みな海底に噴出した溶岩なのですねきっと。

通行止めの理由はココ。道が崩落しています。軽ならギリ通れそうで、実際ワダチも残っていました。

通行止めの理由はココ。道が崩落しています。軽ならギリ通れそうで、実際ワダチも残っていました。

通行止めの理由はココ。道が崩落しています。軽ならギリ通れそうで、実際ワダチも残っていました。

分岐点。真っ直ぐ進むと武奈町というこれまた集落跡に着きます。自分は左折。

分岐点。真っ直ぐ進むと武奈町というこれまた集落跡に着きます。自分は左折。

分岐点。真っ直ぐ進むと武奈町というこれまた集落跡に着きます。自分は左折。

こちらもまた道の脇を水が流れていました。

こちらもまた道の脇を水が流れていました。

こちらもまた道の脇を水が流れていました。

男鬼集落跡に到着。

男鬼集落跡に到着。

男鬼集落跡に到着。

ここが本日の自分的日の出ポイント。標高は409m。

ここが本日の自分的日の出ポイント。標高は409m。

ここが本日の自分的日の出ポイント。標高は409m。

人が住んでいなくても、ここは本当にステキな場所でした!しばらく写真をお楽しみ頂ければ。

人が住んでいなくても、ここは本当にステキな場所でした!しばらく写真をお楽しみ頂ければ。

人が住んでいなくても、ここは本当にステキな場所でした!しばらく写真をお楽しみ頂ければ。

ここが集落の西端。もう少し先に比婆神社というのがあったらしい。しまった、もうちょっとちゃんと調べればよかったかな(圏外だったかも…💦)。

ここが集落の西端。もう少し先に比婆神社というのがあったらしい。しまった、もうちょっとちゃんと調べればよかったかな(圏外だったかも…💦)。

ここが集落の西端。もう少し先に比婆神社というのがあったらしい。しまった、もうちょっとちゃんと調べればよかったかな(圏外だったかも…💦)。

では来た道を引き返します。

では来た道を引き返します。

では来た道を引き返します。

美しくも落ちて朽ちてゆく椿が、まるでこの集落そのものを表しているよう。

美しくも落ちて朽ちてゆく椿が、まるでこの集落そのものを表しているよう。

美しくも落ちて朽ちてゆく椿が、まるでこの集落そのものを表しているよう。

日枝神社の美しい石段。

日枝神社の美しい石段。

日枝神社の美しい石段。

こちらが本殿。

こちらが本殿。

こちらが本殿。

日枝神社の紙垂(しで)。これも新しく、こまめに手入れされていることが分かります。そうでないとこの美しさは保てないですよね。

日枝神社の紙垂(しで)。これも新しく、こまめに手入れされていることが分かります。そうでないとこの美しさは保てないですよね。

日枝神社の紙垂(しで)。これも新しく、こまめに手入れされていることが分かります。そうでないとこの美しさは保てないですよね。

ここに来れたことで、登山靴を忘れたガッカリ感もかなり解消できたように思います。フツーに霊仙山に登っていたらきっと一生訪れない場所だったろうし。

ここに来れたことで、登山靴を忘れたガッカリ感もかなり解消できたように思います。フツーに霊仙山に登っていたらきっと一生訪れない場所だったろうし。

ここに来れたことで、登山靴を忘れたガッカリ感もかなり解消できたように思います。フツーに霊仙山に登っていたらきっと一生訪れない場所だったろうし。

霊仙山の頂上にはカルスト地形が広がっているそうで、ここにも石灰岩(たぶん)が。

霊仙山の頂上にはカルスト地形が広がっているそうで、ここにも石灰岩(たぶん)が。

霊仙山の頂上にはカルスト地形が広がっているそうで、ここにも石灰岩(たぶん)が。

落合に戻ってきました。

落合に戻ってきました。

落合に戻ってきました。

あっ、1台増えてる!

あっ、1台増えてる!

あっ、1台増えてる!

車に置いていったので男鬼ではコーヒーを飲めませんでした。駐車場脇のここで行動食のつもりで買った食料と一緒にコーヒーを頂きます。今回のコンビニはローソン彦根野田山店。

車に置いていったので男鬼ではコーヒーを飲めませんでした。駐車場脇のここで行動食のつもりで買った食料と一緒にコーヒーを頂きます。今回のコンビニはローソン彦根野田山店。

車に置いていったので男鬼ではコーヒーを飲めませんでした。駐車場脇のここで行動食のつもりで買った食料と一緒にコーヒーを頂きます。今回のコンビニはローソン彦根野田山店。

落合を出発し、ここは2kmほど離れた河内集落。ここには人がちゃんと住んでいますよー。サクラがキレイでした。

落合を出発し、ここは2kmほど離れた河内集落。ここには人がちゃんと住んでいますよー。サクラがキレイでした。

落合を出発し、ここは2kmほど離れた河内集落。ここには人がちゃんと住んでいますよー。サクラがキレイでした。

さらに7kmほど戻り、そろそろ国道306号線に合流しようかというところ。時刻は早いですが、コロナのことがあるのでどこかに寄る気にもならず、そのまま高速を通って帰ってきました。10時34分自宅着。

さらに7kmほど戻り、そろそろ国道306号線に合流しようかというところ。時刻は早いですが、コロナのことがあるのでどこかに寄る気にもならず、そのまま高速を通って帰ってきました。10時34分自宅着。

さらに7kmほど戻り、そろそろ国道306号線に合流しようかというところ。時刻は早いですが、コロナのことがあるのでどこかに寄る気にもならず、そのまま高速を通って帰ってきました。10時34分自宅着。

3時7分に浜松の自宅を出発、東名・名神経由で彦根ICを降り、5時33分に落合の集落跡に到着。結構寒いですねー。神戸に帰省する時は新幹線なので名神高速を走るのは久しぶり。

登山靴を忘れ、すっかり気持ちは真っ黒(笑)。仕方ないのでとりあえず霊仙山へのアプローチを確認しておくことにしました。あれ、通行不能って書いてある💦

しばらくは川沿いの林道を行くようです。

YAMAP地図にある「汗ふき峠~経塚山」ルートだと115分では着きそうにありません。直接霊仙山に向かうルートがあるのかなあ。

まぁ歩いていてもあんまり面白くはないので、この辺で引き返しますか。

落合の集落に戻ってきました。落合神社。

立派な御神木。

お地蔵さまには新しい花が。ちゃんと人の息遣いを感じられるここを集落「跡」と呼ぶのはちょっと憚られます。

屋根に「水」と書かれているのは、火除のためだそうです。

左端の建物は「霊仙落合荘」というらしい。前の広場は駐車禁止となっていました。

さらに奥に「落合区駐車場」というのがあり、車はここに停めるように指示がされていました。

1枚前の写真で「通行止め」となっている道を通り、男鬼(おおり)集落へと向かいます。

このあたりの地層はシームレス地図によると「ジュラ紀に海底火山を構成していた玄武岩」らしいです。

天狗石山やつい先日登った真富士山でも同じような岩を見ました。みな海底に噴出した溶岩なのですねきっと。

通行止めの理由はココ。道が崩落しています。軽ならギリ通れそうで、実際ワダチも残っていました。

分岐点。真っ直ぐ進むと武奈町というこれまた集落跡に着きます。自分は左折。

こちらもまた道の脇を水が流れていました。

男鬼集落跡に到着。

ここが本日の自分的日の出ポイント。標高は409m。

人が住んでいなくても、ここは本当にステキな場所でした!しばらく写真をお楽しみ頂ければ。

ここが集落の西端。もう少し先に比婆神社というのがあったらしい。しまった、もうちょっとちゃんと調べればよかったかな(圏外だったかも…💦)。

では来た道を引き返します。

美しくも落ちて朽ちてゆく椿が、まるでこの集落そのものを表しているよう。

日枝神社の美しい石段。

こちらが本殿。

日枝神社の紙垂(しで)。これも新しく、こまめに手入れされていることが分かります。そうでないとこの美しさは保てないですよね。

ここに来れたことで、登山靴を忘れたガッカリ感もかなり解消できたように思います。フツーに霊仙山に登っていたらきっと一生訪れない場所だったろうし。

霊仙山の頂上にはカルスト地形が広がっているそうで、ここにも石灰岩(たぶん)が。

落合に戻ってきました。

あっ、1台増えてる!

車に置いていったので男鬼ではコーヒーを飲めませんでした。駐車場脇のここで行動食のつもりで買った食料と一緒にコーヒーを頂きます。今回のコンビニはローソン彦根野田山店。

落合を出発し、ここは2kmほど離れた河内集落。ここには人がちゃんと住んでいますよー。サクラがキレイでした。

さらに7kmほど戻り、そろそろ国道306号線に合流しようかというところ。時刻は早いですが、コロナのことがあるのでどこかに寄る気にもならず、そのまま高速を通って帰ってきました。10時34分自宅着。