先日(*╹ᆺ╹) この日は前々から決まっていた、くじゅうの冬山初心者入門イベントの日。 ですが寒波の影響でしょうか、木曜日の段階でイベント中止のお知らせが。 天候はどうにも出来ませんしプロの判断ということで宿もキャンセルし一度は諦めましたが 毎日てんくらチェックだけは怠らず。 するとどうでしょう、段々とマシになっていくではありませんか… これは…行けるのではないか…? しかし初めての雪山(かもしれない)、凍結も怖いしソロは不安… というわけで、今回もまた無理やり引っ張ってこられた彼氏様(合掌) 冬山装備のある私とは違い、山登らない民なので備えなど無く。 前回無理やりくじゅうについて来てもらった時に購入したワークマンとかの なんか暖かそうなヤツ()に間に合わせで押し付けたゲイターとチェーンスパイク、 色々間に合わせで済ませてしまって不安しかありませんが 今回も渋々付き合ってくれました…感謝しか無いありがとうございますありがとうございます… しかしやっぱり凍結が怖いので、何処から登るか協議した結果 牧ノ戸まで上がるのはリスクが高すぎるが長者原だと山行時間が延びて それもまたリスクが有るということで、初めての大曲登山口を選定。 …あの駐車場ずっと不思議だったんですよね、周りに何もないのに突然の 駐車場…しかも車停まってるし、この人達は一体何処へ? と思ってましたが、まさかあそこに登山口があるとは…勉強になります。
雪予報だけど気温がそこまで下がらない…行けるのでは…などと思っていた時が私にもありました(*╹ᆺ╹)
大曲駐車場 駐車場には10台分程度のスペース …ここ登山口だったんだね納得
雨がね…降ってましてね…山に入ってしまえば行けるかなってね…エヘヘ
舗装路に出ました 此処までは黒土でドロドロの道を歩いてきました…私の足元だけきちゃない…拙者歩くの下手すぎ侍と申す者… 眼の前に三俣山が見えてきましたよ~~~~ …? まっちろだね…
車から見えてたけど道路がなんとも無かったから正直甘くみていた節はあります
砂防も白い
そして降り出す雪
今日は初めての三俣山チャレンジの予定なのです コレを、この山容をどうぞご記憶下さい…
砂防の向こう側へ渡ります
シンシンと雪が降り、周りに人影は皆無。 『登ったらいかんのやないか?』 と彼氏様に突っ込まれる穀物。 …そこはそれ、自己責任ですよハハハ
黄色いマーキングを頼りに岩場をえっちらおっちら
コレがあの!鐘!! …もちろん鳴らしました
此処から三俣山に取り付きます
が、その前に装備の調整です チェーンスパイク履きますよ~ …ところで雪やまんな?
さて、えっちらおっちら登ります。 このあたりの積雪は1~2センチといったところでしょうか
登れば登るほど積雪もマシマシ…
西峰到着! …めっちゃ寒いな?!?!?! 風が抜けていく山頂の体感温度たるや…これは…
降り続ける雪で積雪が3~4センチに
気温はご覧の通り 本当は4峰周る予定でした。 『どうしても行きたいなら行くけど』と言われ、即答で『やめとこう』と返す穀物。 進行方向向くと向かい風でバッシバシ顔に!アラレが!!当たるんですよ!!! 寒いより痛い、コレは効きます… 雪ももはや吹雪に近い。 これは撤退せざるを得ません…なにせ我々初心者ですので。
そうこうしている間にも雪はどんどこ降ってきます
明らかに積雪がマシマシのマシに
下山中に一組の登山者さんに遭遇。 えぇ…今からですか…お気をつけて…
途中雪で道を間違え危うく逆周りで峰周りかけるなど
軌道修正して下山します 時折真っ白になって下が見えなくなるなど
小屋まで撤退してきました 見てくれ…凍って取れないんだコレw お腹が空いたのでごはんタイムにします
お湯持ってきて大正解 この時期あったかいものは命を繋ぎますよね…お味噌汁うまぁ… 彼氏様にはなめこ汁を進呈
三俣を諦めて他に行くことも考えましたが、一向にやまない雪と積もりゆくサマに、コレはヤバいということで下山することにしました。 もうこの時点で来た時と景色が全く違いますwww
もう地面が全く見えません
風と雪も止むことはなく
岩場も足元が見えないので慎重におります
砂防もますます真っ白に 諏蛾守越に続くあの道に第二の登山者さんを発見 …今からですか?(本日2度目
ストックで掘って積雪確認 5センチ越えてない…?
来た時はあんなに見えてた山肌が、ほぼ真っ白になりました
これが…雪山…厳冬期のくじゅう…
彼氏様にも積雪
初めて見る雪山と雪道にはしゃぐ穀物を物ともせず下山する彼氏様
大曲登山口を目指します
…来た時は真っ黒だった地面が真っ白に…
この頃には10センチ近い積雪になっており、チェーンスパイクに雪が絡んで団子状態に ストックでガンガン叩き落としながら歩きますがすぐ目詰まりします…コレが雪山…
来た時と全く違う景色に道を見失うなど
YAMAPでルートを確認して復帰しました
樹氷じゃなくてただの雪帽子だからな
うおぉ帰ってきた~~~ …そう、最初にあるこの梯子見て最初にマジカヨってなりましたね
車に戻ったら車にもこんもりと まずは雪をどけるわよ~~~
危ないからと運転を彼氏様が請け負ってくれまして…長者原方向に下ってますが積雪と凍結でハンドルを取られてます。 もちろんスタッドレスタイヤ履いてますけど、滑るもんは滑る。
山より怖い車道
長者原も真っ白
人も少ないです
長者原からの三俣山
まだ時間が早いからと次の目的地へ移動 ウッカリ九酔峡方面に降りてしまうも、雪と凍結してるのはこの辺りまでで、九酔峡は雪は降ってましたがなんとも無かったです。アブナカッタ
というわけで、ヤマメ焼きの文字に釣られて~~~ ヤマメって美味いよね!!!!
近くに滝が というわけで、本日のくじゅう山行は以上になりますお疲れ山でした~~~ 雪山の洗礼を受けつつも、雪山めっちゃ楽しかったんですよ伝わらないと思いますけどもwww 見たことのない雪景色に刻々と変わる積もりゆく雪にと、普段見ることのできないモノというのは実に興味深くて! 寒さは動いている間はそんなに感じないんですが、濡れた手先だけは冷たかったですね…あとつま先も。 雪山には替えの手袋(持ってましたがコレくらいならと使わなかった)と冬用の登山靴か足先の貼るカイロは最低限必要なようです。 百聞は一見にしかずといいますが、1見るよりも1体験する方が更に情報は増えますね。 西峰のみでの撤退でしたがとても勉強になりました、行ってよかったです(❁´◡`❁)*✲゚* 雪山最高~~~~~~~
この活動日記で通ったコース
大曲登山口-三俣山 往復コース
- 05:11
- 7.1 km
- 815 m
- コース定数 20