七洞岳・獅子ヶ岳-道迷い遭難2019-06-29

2019.06.29(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 4
休憩時間
54
距離
3.9 km
のぼり / くだり
312 / 539 m
1 6
2 21

活動詳細

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午前8時になんじゃもんじゃ広場に車を停めて、藤コースにて登山を開始。 開始早々道を間違えて畑道の行き止まり。引き返して寺院横の正規コースにもどる。 林道を登って藤コース登山口にたどり着くものの、案内看板は荒天で倒れてしまって コースがどれか分からない。しばらく広い道を進むが、登山道コースではない道を 下山しかけているのに気づく。 1時間ほど細い作業林道を登ったり、藪へ入り込んだりする。既に現在地が分からない。 正規の登山道にも戻れなくなり、これは遭難状態なのだと考える。 幸い電波は入るのでスマホでさんざん検索し、YAMAPさんの地図を導入してようやく 元の登山道へ戻るがこの時点で数時間の遅れが発生。 予定ではとっくに着いているはずなのに・・と焦りと疲労を感じる。 藤コースを登ると予想以上に倒木が多く、コースが藪や木で遮られていて移動ペースは 上がらない。稜線や尾根の岩登りやロープ場は苔蒸してたり、路肩崩壊箇所があって 慎重に行かねばならず、疲れに緊張まで加わって幾度も休憩をとる。 500m付近の林道尾根で登りつつ休んでいるとヤマビルが靴を登っている。 噛まれる前だったので、払落して登ってく。この後、山頂に行くまでにマムシ、イノシシ一家に 遭遇。登るのに加えて動物遭遇にも注意せねばならなくなる。 正午頃、ようやくヘリポートのある芝生路面にたどり着く。路面は乾いて風通しもよく 休もうかと考えたが、やはり頂上がいいと登ってもう少し先の頂上へ登って到着。 しかし曇天とガスで霞んで何も見えない。残念だがとにかく休憩しようと座る。 食事を取りだすのにスマホを地面に置いてたのを手にするとスマホをヒルが這っている。 長く座るのも諦めて手早く食事を済ませ、体力的にも辛いので、再度藤コースはやめて とにかく短いコースの藤越登山口で下山し、駐車場までは道路を歩いて戻る事にした。 藤越登山コースは2度ほど峠のある縦走コースになっている。 順調に下山していた筈だが、麓付近で案内テープが倒木多数で怪しくなってくる。 気付くとまた作業林道へ入り込み、枯れ沢に降りてしまっていた。 沢の為、電波も届かずGPSも拾わない。今いる場所はハッキリ分からない。 麓は近いし、沢沿いに進むことはできるが、コースからは外れている。 しかし、この先が断崖滝や砂防ダムになっているかもしれない。 「迷ったら尾根へ上がる」は山登りで絶対守らねばならない事だ。 道になってない斜面を無理やりとにかく上がって尾根を目指していくと再度電波を受信し、 正規コースへ復帰して下山できた。道路を歩いて戻り、午後5時過ぎに駐車場到着。 YAMAPさんの地図に心より感謝です。曇天のせいか、他の登山者はいませんでした。 *道迷いと遭難の為、午前8時ー午後3時まで7時間所要。 詳細地図と現在地確認は重要なのを痛感して体感。

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