またかよ坊ガツル

2019.06.16(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
13 時間 8
休憩時間
2 時間 52
距離
20.7 km
のぼり / くだり
1208 / 1644 m

活動詳細

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6月16日は『父の日』 先月マイ登山靴を手に入れてなかなか腰を上げない親父に、『ミヤマキリシマ今週がラストチャンス。』とはっぱかけて呟いて、様子をみる。笑 15日、雨で、強行するかとおもいきや、ウェアとかみたいと、大分のアウトドアショップ『山渓』へ。 結局、俺しか買い物せず、リーズナブルにリサイクルショップも回ったが空振りして帰りにやっと行く気になったので帰ってパッキング😁 色々指導しながら、詰めるのを手伝うと、父『朝いくなら、もう今からでるかぁ〜』 俺『⁉️⁉️⁉️』 父『俺、もうパッキングすんだから、はよ、せーよ』 俺『いやいや、それ、ほとんど俺がしたw』 なんだかなぁーとか思いつつ作戦は成功👍 実はずっとある山だけ、避けてきた。 去年GW、牧ノ戸峠から扇鼻分岐手前で、父はペースを誤りリタイヤ。 敬老の日に初めて、坊ガツルでテン泊、中岳に登頂成功。 実家でツツジの世話をするのが趣味な父、ミヤマキリシマの満山錦の如し!をいつか見せてやりたい。 山々が明るく、賑やかになるあの、まだ父がみたことのない世界を。 夜中に牧ノ戸峠につき、GWのリベンジ、あの時の父を自分自身を超えていかせようと、ルートを色々話し合ったけど、以外にわがままな父。 まぁ途中でリタイヤしても確実にミヤマキリシマが観れるから、進めた大曲がりは、親父がブーブーゆうし、考えた結果のルート笑 車中泊で朝からスタート、前回張り切ってダウンしたから、ペースを抑える事を念をおしながら、あがる。 新品のColumbiaのセイバーミッド(初めは俺も使ってた軽いし。)流石に嬉しいんだろうな、快適に進む、ゲータもあげたから、ぬかるみもスタスタ。 鬼門の分岐もクリア、やっとミヤマキリシマが観れるが、ガスガス💦 風をよみながら、ガスが抜ける直前に、親父に声をかけて、ベストな斜面を指差す。水掛け山にも登頂して、ピークを踏める楽しみをうえつける笑 一瞬だけしかみえないから、大変だけど、昼からはてんくらもA、みえ始めた花々に、だんだん気力がまして、星生山登ろうと持ちかけ、素直に頷く。 西千里の窪にピンクの池のように咲くミヤマキリシマをみてから、俄然やる気がでて、なんとか星生まで登る父。 九重別れで男飯😁 スズナリコーヒーをいれて、阿蘇をながめる。 そこで、『親父が上がれるようになるまで、ずっと平治岳のピークを一回も俺は踏んだ事がない』 これが今回の最大の難関、牧ノ戸峠から、平治は結構距離がある、牧ノ戸峠まで戻らなきゃならない事、坊ガツルまでおりてからの、平治岳のピストン、若干無理があるかもとか思いながら、父『いいよ』と意外にあっさりOK😅 きっと距離がんからないんだろうな笑 まぁペースあわせて、暗くなっても大曲がりルートで牧ノ戸目指せば大丈夫かな苦笑 北千里の川に沿ってあるく。 坊ガツルでしばし休憩、父に若干の疲労がみえる、普通でも牧ノ戸から、坊ガツルは遠い。しかし、目の前にある平治岳、どこまでいけるか、ミヤマキリシマは、そんなに残されてないけど、去年の敬老の日に、来年のミヤマはそこでみるぞと約束したからな、少しでも咲いてておくれよー😁 小まめに休憩いれて、ぬかるみをあるき、時間かけたけど、あと、少し、もう、誰も登ってる人はおらず、みんな下山ぎみ、偽ピークまで上がってまだ残ってるピンクをみながら、ここまででひきかえそうかなと、親父に聞くが、『ここまできたら、山頂まで行く!』と半ば開き直って頑張る父。 66歳、どこまでいけるか不安だったけど、やっと念願の平治岳の山頂に。 長かったぁ〜上がろうと思えばいつでもそこにあったけど、この日のために、ずっとずっととっといた!親父に満開を見せてやりたかったけど、叶わなかった。けれど、このピークまで登れるように親父がだいぶ体力がついて、トータル20kmデイハイクをできるようになった、坊ガツルでもしテン泊してもだいたいのピークがふめそうな脚も出来ている。 来年は満山錦のど真ん中に一緒に上がれたらいいなぁ 下山は力尽きそうな親父のザックひったくってザック二つ背負って下山😁 よくここまで頑張った‼️😆 スガモリでソロで上がってた年配の男性が、力尽きたのかビバークしてた、一応ケガとかで動けないわけじゃなかったので、一言だけ確認の声かけた。 親父も去年ならこうなってらたかもな笑 大曲がりまでぬけ、満月の車道をあるき、黒い稜線をながめながら、牧ノ戸峠まで最後まで歩き、山の話をしながら帰って、味噌ラーメンたべた😁 付かず離れず、馴れ馴れしくない親子だけれども、思いは届いてるみたいで良かった😊 照れながら、来年は今年より1週間まえにいかなきゃなぁとか父が呟いていたので、大成功だ笑 そして、やっと平治岳登頂できたぁぁああ😆 近くて遠い道のり笑 世界はいつだってそこにあって、いつか動かなくなるまで遊んでくれる。

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