登山

投稿日時：2023.12.06  14:53
我が家（宮崎市） にて


【まえおき】

この日の3日前の26日の石鎚山初登頂の後、翌日には九州に渡ることにして、ネットから、翌日の三崎港から佐賀関港へのフェリーを予約。
そして、27日の始発便で、7:30に乗船。
定刻の8:10に佐賀関港に着いた。

先ずは、給油のため西日本宇佐美（株）の日本製鉄前大分臨海道路SSに向かい、満タン給油。

それから、この日に温泉♨️に入ることにしていて、目的地の九重連峰の中心部の長者原ビジターセンターまでの経路の途中で、事前にネット検索で見つけた由布市のほのぼの温泉♨️に向かった。

フェリーに乗船中にスマホで調べたら、市外者で70歳以上だと一般の310円から50円安くなって260円の入浴料となって、凄くお得だと思って、ほのぼの温泉に入ることにした。

ほのぼの温泉の入口で撮った写真を見ると、ほのぼの温泉♨️に着いたのが、何故か、かなり時間が過ぎていて、2時をほんの少し過ぎた時間だった。

結構、ゆったりと入浴した後、長者原ビジターセンターの駐車場に向かった。

そこから、30km走って、長者原ビジターセンターの駐車場に着いた。

夕方近くになっていたので、いつものように晩酌の用意をして呑んだのだが、翌日は、特に風が強くて晴れでもなくて登山するような天気ではなかったので、翌日は遅く起きてのんびりと過ごす予定にして、遅くまで起きていた。

その時から、既に1週間経過しまって、27日のことも、翌日の28日のことも、ほとんど記憶がない。

兎に角、28日はキャベツを調達するために、10kmほど走って、無人販売所で100円のキャベツを調達出来た。
その後、登山口として想定していた、駐車場に寄ってみたら、そこは個人の駐車場らしく、無料ではなくて、金額は忘れたが数百円の駐車料がかかることがわかって、当初の計画通り、長者原ビジターセンターから登山することにした。

四国から九州に入る時点で、だいたい予想していたように、長者原ビジターセンターの駐車場で二連泊した翌日の29日のこのエリアの天気は、まずまずのようで29日は登山することにした。

それで、今回の目的地をどこにするかというのが大きな課題だった。

なぜ、大きな課題かと言うと、初めて久住山登頂と九重連峰のエリアを歩いたのが、2021年5月22日だったがそれ以来、この2年半ほどの期間で、何度かこのエリアを訪れては、かなりの範囲を歩いて来た。

そのため、まだ歩いてないところを探してみたら、平治岳があった。他にも、わずかにあるようだったが、なぜか、以前登山中に出会った人の話から、平治岳のことを知ったこともあり、今回の目的地としては、平治岳と決めて、その途中で大船山も近いことから、二度目の大船山にも登る計画を立てた。

そのことから、今回の登山ルートが決まった。

登山前々日の長者原に着いた夜の時点での大船山の29日の天気では、日中の風速が5〜6m/sとなっていて、ほとんど気にしなかった。


【ほんだい】

26日の石鎚山登山から、中二日置いての登山で、その間何の運動もしてないので、多少うずうずした感があった。

それと、体調も結構良くて、歩くこと自体が気持ちいいといった感じだった。

この日は、早朝6時に起きて、先ずはスマホから天気予報を確認した。

その二日前と風速はほとんどかわりがなかったが、この日は終日晴れの予報になっていたので嬉しく思った。

前々日、佐賀関から由布市に入った時に、イオンが目に入ったので、少し食料品を買うために立ち寄っていて、その時買った菓子パンとレーズンバターロールをザックに収めて、飲み物はカフェラテのスティックを2本使って、熱くして淹れたペットボトルを保温用の袋に入れてから、ザックに収めて、衣類も多少暑くなって来た時にも対応出来るように繕った。

前夜まで、駐車場では結構風があったが、この日の早朝は、風も治って青空だった。

登山の態勢が出来たところで、7時半前に駐車場から歩き出した。

坊がつるまでは、これまで何度か歩いたことがあったが、晩秋の時期は初めてで、歩き出してすぐの木道の歩きでは、タデ原湿原の背丈の高い枯れた茅で全面覆い尽くされた感のある草原は初めて目にしたように思う。

やがて、ほとんど葉のない広葉樹林の中を歩いて行くと、丁度1時間経ったところで、眺望が開けて来て、坊がつるが少し見える地点に着いた。

その後、すぐに雨ヶ池の湿原の木道の歩きに。

そこから坊がつるまでは、意外と距離があった。

久住の雨ヶ池の木道は割と短くて、今年初めて体験した苗場山や、すぐには思い出せないが、他に２,３歩いた池塘が点在している処と比べると、物足りない感がある。

久住では、やはりこの後目にするボウガツルの大草原が存在感がありそうに思う。

何度か目にした、坊がつるがほとんど全面に眺望できる地点に到着。

この時間帯では、山全体にどんよりとした雲がかかっていて、次に目指す大船山も最終目的地の平治岳の山頂の姿は見えず。

それで、果たして天気予報が外れてしまうのだろうかと、少し期待が薄らいだ。

坊がつるに入ると、今回初めて歩いたルートがあった。

登山計画の時には意識してなくて、設定したYAMAPの経路を辿ると、初めて歩くルートだとその時知った。

前方に川が見えて来て、橋がないことから、遠くから見て、渡れるのだろうか？と、不安がよぎったが、近づくにつれ、水量が普通の状態のようで、コンクリート製の大きな踏み石を歩くようになっていて、何の本題もなく川を渡ることが出来た。

キャンプ場に着いてすぐに、大船山と平治岳との分岐点着いた。

前回、初めて大船山登頂した時は、ほとんど平治岳のことも認識してなくて、多分その時出会った人から、平治岳のことを聞いたように思う。
それがきっかけで、九重連峰の一角に平治岳があり、それは未登頂だとの認識が出来ていたのだった。

その地点から、前回の大船山への歩きの状態が余り記憶に無くて、こんな岩ゴロゴロの登山道を歩いたのかと、改めて思った。

山頂までもう少しと言う辺りから、風がかなり強くなって来て、感じとしては風速10m/sかそれ以上のように感じた。

なんとか、登頂して、そこからの眺めを写真に収めて、いつものように、標柱近くの岩の上にスマホをセットして自撮りした。

風が強いので、スマホを置いても風で動かされることがあり、こんな時は2、3度撮り直す必要が出てするものだが、この時は割とスムーズに成功した。

風が強いので、写真を撮ったら、そそくさと次の北大船山に向けて、来た道を降りて行く。
登りは結構大変だったが、下りはやはり楽になった。

取り出してすぐに北大船山に到着。

前回は、今回と同じコースで、この地点まで歩いてから、長者原に下山したのだったが、今回は目的地が平治岳なので、大船山と北大船山は、一応、ついでに登ったと言うことに考えていた。

それで、北大船山から先のルートが初めての歩きになった。

北大船山から平治岳までは、一旦240mほど降った後、ほぼ200m登ることになる。

今では、その程度だと、ほとんど苦にならないくらいになっている。

北大船山から240mを下って、大戸越の分岐点に着いて、しばらく休憩とし、丁度正午にもなって来たので、持参したレーズンバターロールを食べた。

もう一つの、菓子パンは、坊がつるへの途中で、お腹が空いたので、朝食として食べた。

結局、この日の食糧の選択は結構正解だった。

15分ほど、大戸越で休んだのち、平治岳山頂を目指すことに。

200mほどの、結構な急登になり、大戸越からは、上りと下りのルートがしっかり分けられていて、途中にも、「上り専用」と言った表示板も設置されていた。

今回の登山で、一番難儀したのが、この時の登りだった。

しかも、急登が無くなってからは、ミヤマキリシマの群生地が細い登山道を覆っていて、それこそ肩幅くらいの狭い通路を歩くのが、なかなか厄介なことだった。

坊がつるから大船山への登りに差し掛かる頃から、青空が見えてくるようになって、やがて、うっすらと雲は掛かってはいたが、随分と青空の良い天気なって来て、陽射しととともに、気温も上がって来た。

そのため、平治岳に着くまでに、随分と暑くなって、汗をかいていたので、平治岳山頂で、上のレギンスパンツを脱いで、タイツと短パンの格好に替えた。

それで、随分と気持ちよくなって、何かしら軽くなった。

上の方は、ザックさえ降ろせば、すぐに衣服の調整ができるが、下の方は、一旦靴を脱ぐ必要があるので、なかなか面倒なことから、よほどのことがないと、下の調整をすることがない。

今回は、時間的にも、まあまあ余裕があったし、天気が良かったので、短パンに替えて良かった。

ルート設定はしてなかったが、YAMAPの地図で、山頂から繋がった地点があり、その位置を山頂から眺めると、展望が良さそうなところに思えた。

それで、狭いミヤマキリシマの間を縫うように、行ってみた。

まあ、言ってみて正解ではあった。

そこからでしか見れないような眺望があった。

その地点に大きな岩があったので、上に上がって、写真を撮って、平治岳に戻った。

後は、下山するのみの歩きで、ほとんど下りの歩きなので、わたしの登山のスタイルとしては、最も気分の良い歩きになる。

今回は下山しながら、九重連峰の山々と坊がつるを眺めることが出来た。

天気が、イマイチではあったが、大船山からの歩きの後からは、風も弱まっていて、凄く気持ちの良い日和の下で歩けて良かった。

下山までに、出会ったのは、大船山から北大船山に下りて行く途中で、二人組の割と若い男性とすれ違っただけだった。

坊がつるを過ぎて、雨ヶ池を過ぎた頃に、40歳前後から50代までの女性四人組に出会った。
それで、「今日はどちらに行かれたんですか？」と言ったことを訊いたら、法華院温泉に入りに行ったとのことで、確かに、そんな楽しみ方もあるんだなぁと思った。
さらに、「明日はどこか登られるんですか？」と訊くと、この後帰りますとのことで、そんな僅かなやり取りをして、わたしの方は先を急いだ。

多分、その後だったか、ヘリコプターがかなり近くまで飛んできて、なんなんだろうと思った。
割と長く、周回しながら飛んでいたように見えた。
頭上近くに来た時に、zoomアップして写真を撮って見たら、意外としっかり写っていた。

長者原に無事下山して、ビジターセンターの靴洗い場で、靴とストックをブラシで洗っていたら、丁度、閉館間近で、スタッフの人が来た。
それで、そのスタッフの男性とヘリコプターの件でも話しがあったので、聞いてみたら、大分県警のヘリコプターだそうで、遭難者の捜索をしていたのではないかと言う話しだった。

今回の登山を振り返ってみて、おそらく、九重連峰の山で、未登頂が、黒岳だけになったのではないかと思う。
来年以降になると思うが、先ずは黒岳の登頂が次の目標になりそう。

そして、改めて、今回の坊がつると平治岳の山歩きは、なかなか良かった。

もっと、緑の多い時期に歩いてみたい。


その後、車に戻って、そこそこ登山関係の物を車内に収めて、今晩の行き先を考えてみた。

いろいろと思案して、89歳で亡くなった母の命日がこの12月3日で11年目になり。墓参りをするのにいい機会だと思って、走行ルートも検討した結果、この夜は道の駅大津（実はわたしの生まれ故郷の町）で車中泊して、翌朝はお墓の近くの道の駅旭志で生花を買ってから、墓参りをすることにした。

それで、その後、長者原ビジターセンターの駐車場を立って、道の駅大津に向かった。

多分、1年ぶりくらいでの道の駅大津での車中泊になった。

【注意】
令和2年7月豪雨による最新の登山道の情報は、長者原ビジターセンターのWebサイトよりご確認ください。
https://kujufanclub.com/


九重山（くじゅうさん）または九重連山（くじゅうれんざん）は、大分県玖珠郡九重町から竹田市久住町北部にかけて広がる火山群の総称である。最高峰は九州本土最高峰でもある中岳 (1,791m) 。日本百名山の一つに数えられ、一帯は阿蘇くじゅう国立公園に指定されている。

九重山（久住山）・大船山・星生山

大分

熊本

初めての平治岳＆二度目の大船山・北大船山登山

miki-yama

大船山・北大船山

まるま

サウナ＆登山旅3日目。
平治岳から黒岳を巡るルートの予定が体が思った以上に重かったので平治ピストンへ。
黒岳はまたリベンジしたいです。
九重町から別府ニューグロリアへ。

平治岳

onikoro

平治山・北大船山・大船山→坊がつる、法華院温泉山荘宿泊

KeTa

平治岳・北大船山・大船山

ぜん

バスツアー🚌参加
11/24神戸からフェリー🛳️で大分へ。
男池から登り始め北大船山、大船山を登って、法華院温泉山荘♨️で宿泊。
登り、しんどいなぁと思う所もありましたが、天気も景色もサイコー✨で、幸せ満喫。
オマケに、地元の山で出会った方もツアーに参加されていてビックリしたり、他の参加者も楽しく、良い山登りとなりました。
泊まってみたかった法華院温泉山荘♨️
大きな山荘で、食事もボリューム満点で美味しかったし😋山登りされている方が沢山で、雰囲気も好きやった。
温泉♨️も熱い湯が冷えた身体に沁みました。
活動日記は日帰りになってますが、往復フェリー泊、山荘泊もあり3泊4日の旅です。


さんふらわぁ🚢・法華院温泉山荘に泊まって九重連山縦走-2023-11-25

杵臼

初😊九州のお山
さんふらわぁで行ってきたよ🛳️

北大船山・大船山・久住山・中岳・沓掛山

やっしー

天候に恵まれて、気持ちの良い山行となった。山頂からは３６０度の展望。

大戸越

このランドマークを通る活動日記

初めての平治岳＆二度目の大船山・北大船山登山

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このランドマーク付近の写真

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