唐松岳(八方尾根)敗退

2025.03.30(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 32
休憩時間
39
距離
7.6 km
のぼり / くだり
765 / 768 m
1 40
1 17
1 24
21

活動詳細

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霧と雪❄️予報の唐松岳、日帰りしかも最終ロープウェーの制限時間つき これは敗退案件かもなと思いつつ、まあそんなのもたまには面白かろうと軽い気持ちで行ってみよう スタート地点の八方池山荘までゴンドラとリフトを乗り継いでゆく🚡 予報より早く雪が降りだしたけど、予報なんてそんなもんだろう さいわい気温はそれほど低くはなく、風もたいしたことなかったが、それでもたまに横風に叩かれると顔にあたる湿った雪がつめたい❄️ 雪雲の中に突っ込んでいくように標高をあげていくと、だんだんプチホワイトアウト状態になってきて、雪に覆われた地面と空間の境界がわからなくなってきた GARMINのストームアラートが急な気圧の降下を告げている 標高2,583m 夏道でいうと尾根の南側をトラバースするあたりだろうか 足元は膝丈までの新雪、先行パーティーが消えて行った目の前の白くぼんやりとした斜面をにらみながら立ち止まって考えてみるが、GPSでしかここが尾根の上という感覚を得られない あと100mくらい登れば頂上山荘の裏の稜線に飛び出すんだろうけど、視界不良で下山にも時間を食うかもしれないし、このあと天候がさらに悪化する可能性もあるだろう ってことで今回は時間切れ、ここで引き返すことにしよう 下山も視界は悪くトレースも消えているからそれなりに慎重にいく それでも下の樺のあたりで前をゆく人に引っ張られてしまい歩くべきルートを外して雪崩斜面に入ってしまったりして修正する ルートさえわかればスタスタザクザクといけると思ったけど、それは最初のほうだけで、新雪の下にごつごつと凸凹した固い層があって意外と歩きづらいところが多かった 登りでは感じなかったのだが、先日の陽気で耕されたステップが冷え込んで再凍結した上に新雪が乗っていたのじゃないかと思うんだけど、これ如何に? 踏み抜きも多発して何度かズボる 思ったより面倒くさい下りだった というわけで、やっぱり敗退案件となったけど 乏しい視界の中でルーファイしながら歩くのもたまには面白いし自分に足りないところも再認識できて、これはこれでよかった 雪の唐松岳がリベンジ案件、いわゆる宿題になってしまったかもしれないという一抹の不安もありますが、今回もご一緒してくれたパーティーのみなさんに多謝🙏 おつかれ生でした!🍺 <MEMO> 🚙八方アルペンライン(ゴンドラ前有料駐車場 ¥1,000/1日) リアルタイム駐車状況 https://www.happo-one.jp/access/parking/ 🚋八方アルペンライン(ゴンドラ&リフト 往復¥4,400) https://www.happo-one.jp/trekking/alpenline/ ♨白馬塩の道温泉 倉下の湯で立ち寄り湯(¥600) https://www.kurashitanoyu.com/

鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 まずは8時運行開始のゴンドラとリフトをのりついでスタート地点の八方池山荘まで
🚻トイレは兎平ですましておこう
まずは8時運行開始のゴンドラとリフトをのりついでスタート地点の八方池山荘まで 🚻トイレは兎平ですましておこう
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 予報では10時くらいからだったけど予報より早く雪になった
ちなみにヤマテンでは山頂の風速14~15mの予報
予報では10時くらいからだったけど予報より早く雪になった ちなみにヤマテンでは山頂の風速14~15mの予報
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 どんどん白い世界へ
どんどん白い世界へ
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 8:40 八方池山荘とうちゃこ
今日は15:30の最終リフトまでの制限時間つきです
8:40 八方池山荘とうちゃこ 今日は15:30の最終リフトまでの制限時間つきです
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 8:52 アイゼン履いて登山スタート
8:52 アイゼン履いて登山スタート
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 9:13 八方山ケルン
石神井ケルンっていう別名は石神井高校の山岳部の創立10周年記念に建てられたかららしい(ふーん)
9:13 八方山ケルン 石神井ケルンっていう別名は石神井高校の山岳部の創立10周年記念に建てられたかららしい(ふーん)
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 公衆トイレ🚻も雪に埋まっている
公衆トイレ🚻も雪に埋まっている
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 9:22 第2ケルンは冬道からは少し離れている
9:22 第2ケルンは冬道からは少し離れている
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 9:27 八方ケルン
景色が見えないからケルンくらいしか撮るものがない
9:27 八方ケルン 景色が見えないからケルンくらいしか撮るものがない
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 八方ケルンはデザインが秀逸
八方尾根で一番新しいケルンらしい(ふーん)
八方ケルンはデザインが秀逸 八方尾根で一番新しいケルンらしい(ふーん)
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 八方池まで0.4km
八方池まで0.4km
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 八方池にうつる白馬から不帰への稜線は心の目で思い出す
八方池にうつる白馬から不帰への稜線は心の目で思い出す
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 八方池はまだまだ雪原
八方池はまだまだ雪原
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 9:41 第3ケルン
八方池を見下ろす登山道に建っている一番古いやつらしい
9:41 第3ケルン 八方池を見下ろす登山道に建っている一番古いやつらしい
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 標高2,150mのダケカンバ帯=下の樺のあたり
このあと尾根は右にターンするので下山時にはここを目指すとよい
標高2,150mのダケカンバ帯=下の樺のあたり このあと尾根は右にターンするので下山時にはここを目指すとよい
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 下の樺を抜けるこのあたりからはピッケルを使う
地面と空間の境目がわかりにくくなった
下の樺を抜けるこのあたりからはピッケルを使う 地面と空間の境目がわかりにくくなった
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 ときおり横風にたたかれると湿った雪が顔にあたってつめたい
ときおり横風にたたかれると湿った雪が顔にあたってつめたい
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 先行パーティが宙に浮かんでいるように見える
もはやプチホワイトアウト状態😅
先行パーティが宙に浮かんでいるように見える もはやプチホワイトアウト状態😅
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 11:06 丸山ケルン(2,420m)
晴れていれば間近に見上げる稜線も虚無
11:06 丸山ケルン(2,420m) 晴れていれば間近に見上げる稜線も虚無
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 だんだん雪も強くなってきた
ような気がする
だんだん雪も強くなってきた ような気がする
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 足元の雪もだんだん深くなってきた
踝丈だったラッセルが膝丈になってゆく
足元の雪もだんだん深くなってきた 踝丈だったラッセルが膝丈になってゆく
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 夏道がトラバースになっているあたりだろうか
うっすら見える岩の左を登る細い尾根だと思うんだけど境目が何も見えない
左側はどうなっているのか
ここが尾根なのかどうかもGPSでしかわからない
夏道がトラバースになっているあたりだろうか うっすら見える岩の左を登る細い尾根だと思うんだけど境目が何も見えない 左側はどうなっているのか ここが尾根なのかどうかもGPSでしかわからない
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 11:59 標高は2,583mを示している
ここで敗退を決めた
晴天時のようにサッサと気楽に下れそうにないし、天候はさらに悪くなるかも知れない
11:59 標高は2,583mを示している ここで敗退を決めた 晴天時のようにサッサと気楽に下れそうにないし、天候はさらに悪くなるかも知れない
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 トレースはもう消えているのでルートを確認しながら慎重に下山しよう
後ろからついてきたソロの人もここで撤退するようだ
トレースはもう消えているのでルートを確認しながら慎重に下山しよう 後ろからついてきたソロの人もここで撤退するようだ
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 12:32 丸山
大きなケルンのありがたみが身に染みた1日です
12:32 丸山 大きなケルンのありがたみが身に染みた1日です
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 登ってきたときより明らかに雪は深くなっている
たいして降ってないように感じるけど意外と積もるもんだ
登ってきたときより明らかに雪は深くなっている たいして降ってないように感じるけど意外と積もるもんだ
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 新雪の下にごつごつと凸凹した固い層があって意外と歩きづらい
先日の陽気で耕されたステップが冷え込んで再凍結したのかな
新雪の下にごつごつと凸凹した固い層があって意外と歩きづらい 先日の陽気で耕されたステップが冷え込んで再凍結したのかな
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 下の樺のあたりまで降りてきた
ルートロスで立ち止まっていたという2人パーティが合流
下の樺のあたりまで降りてきた ルートロスで立ち止まっていたという2人パーティが合流
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 ハイマツ帯より高いところに広葉樹のダケカンバ
植生の逆転現象なのだそうだ
ハイマツ帯より高いところに広葉樹のダケカンバ 植生の逆転現象なのだそうだ
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 13:41 第3ケルン
「松唐」じゃなく右から「唐松」なのね
13:41 第3ケルン 「松唐」じゃなく右から「唐松」なのね
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 13:54 八方ケルン
こっち向いておかえりと言ってるとか言ってないとか
13:54 八方ケルン こっち向いておかえりと言ってるとか言ってないとか
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 14:07 八方山ケルン
14:07 八方山ケルン
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 正面に晴れ間が
もしかして下山してきたら晴れる登山あるある発動か
正面に晴れ間が もしかして下山してきたら晴れる登山あるある発動か
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 八方池山荘とリフトが見えてきた
このあたりもズボズボ踏み抜き注意⚠
注意してもやられたけどな🤣
八方池山荘とリフトが見えてきた このあたりもズボズボ踏み抜き注意⚠ 注意してもやられたけどな🤣
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 薄日が差してきた
雪煙が舞ってまっちょよい
薄日が差してきた 雪煙が舞ってまっちょよい
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 14:24 八方池山荘とうちゃこ
おつかれ生でした
14:24 八方池山荘とうちゃこ おつかれ生でした
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 下山後は倉下の湯でさっぱり(¥600)
ずっと浸かれそうないいお湯♨
自販機にビールがないのが玉にキズ
下山後は倉下の湯でさっぱり(¥600) ずっと浸かれそうないいお湯♨ 自販機にビールがないのが玉にキズ
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 下山メシは道の駅おがわの「味菜」
信州なんとか豚のカツカレー🍛¥1,600→¥1,350のサービス価格でボリューミー♡
下山メシは道の駅おがわの「味菜」 信州なんとか豚のカツカレー🍛¥1,600→¥1,350のサービス価格でボリューミー♡

この活動日記で通ったコース

唐松岳(八方池山荘)

  • 06:19
  • 9.5 km
  • 1003 m
  • コース定数 24

八方尾根から唐松に向かうルートは上りと下りにリフトとゴンドラを利用でき、標高1800m付近まで上がることができる。山頂までの標高差も800mと、楽なアプローチで登山時間も短く、難所もないため、初心者の北アルプスデビューにはよいかもしれない。

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