活動データ
タイム
17:48
距離
28.3km
のぼり
2300m
くだり
2291m
活動詳細
すべて見る何処かノスタルジーを感じさせる和賀山塊。 錫杖の森という素晴らしい名前を持つ、深く遠い森に誘われて、手付かずのブナの森を歩いてきました。 どうやらこの道はもう廃道に近く、夏は錫杖の森から小杉山へは激しい藪漕ぎとなるようです。 マダニや熊の被害も怖いので、行くのであれば3月から5月をお勧めします。(雪が安定している頃) こんなにも美しい雪を纏うブナの森を歩けることに幸福を感じました。 わたし達以外に人の気配はなく、とは言え雪原で遊ぶ獣の足跡は至るところにあり、厳しくもたくましく生きる野生動物の気配を最後まで感じながらの旅になりました。 人をやめて、ここで生きる獣になりたい。 ただひたすらに生きるということに一生懸命な生き物は美しい。 ブナを眺めながら、命の循環を考える。 わたしは自然の中でこれほどまでに小さく力なき生き物なのだと、ブナの森が教えてくれました。
メンバー
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