朝、滋賀を出発して米原~長浜あたりは暗いみぞれ空。天気予報はだんだん晴れてくるとは言うものの、今日は登れるのかなぁって不安になります。前夜だいぶ雪が降ったようで、北陸道の木之本~武生間は冬タイヤ規制がかかっていました。でも南条SAで休憩してた頃から急に日が射してきて青空も見えてきました。よっしゃーって感じでした。 夏の取立山は国道157号線から林道を登ってからの駐車場より登りますが、この季節の林道は当然雪の中。なので、林道入口近くにある国道沿いの駐車場から登ります。ただ、関西から走ってきたのでここに着いたのは10:30ごろ。もう駐車場はいっぱいでした。でも、ほんの少し上に路肩がすごく広いところがあって、除雪もしてくれていたので、ここに車二台を置いてスタート出来ました。標高はほぼ600mです。今日は7名で登ります。 前夜の雪のおかげで雪はたっぷりあって、最初からアイゼンが必要な登路です。最初はヘアピンの続く林道をショートカットしながら登ってゆき、コテージ村で林道が左に大きく迂回するあたりからは逆に右に寄ってから尾根に取り付きました。トレースはそこそこしっかりありました。やがて少し下って夏の駐車場に。ここからは尾根の急登。急なところは夏道に沿って。ただし、下山者の急なトレースに乗ってしまうと、すごい急登になることもあるので、上の様子も見ながらトレースを選んで登る必要が。 標高1150mあたりでほんとの急登は終わりますが、そこからもそこそこ登ります。やがて山頂に着きます。青空はすこし見え隠れするものの白山には雲がかかり気味。でも、待ってると雲が動いて、なんとか山頂部が見えました。北西~北~東~南東まではまずまずの眺望。南~西は濃い雲の中でした。下りの途中からは西がきれいに晴れ、大日山あたりがよく見えました。
勝山で高速降りると、何匹もの恐竜たちに出会います。もらい写真(以下mo)
恐竜博物館に大きな卵ができたようです。(mo)
10:30過ぎなので、駐車場は満車。少し先の路肩にとめてスタート。
ここはすでに標高約600mあるので、最初からアイゼン付けます。
東山いこいの森の入口から登ります。林道はこの雪の下。
林道がヘアピンでくねくね曲がって上るところはショートカット。急傾斜です。
コテージ村で林道とお別れ。この先で右に寄って登ります。
基本、尾根道です。
前方に取立山山頂西側の尾根先端が見えてきました。手前の広場が夏の駐車場。
駐車場に出ました。ここで少し休憩。
ここからは急登です。
尾根の肩あたりまで登ってきました。この先でお昼休憩。
お昼休憩あけ、持ってきたワカンを付けました。このルート、必要なわけでは無いです。慣れておきたいので履きました。
アイゼン履いたまま付けるので、ワカンの歯は上向きにします。
山頂部が見えてきました。
もうちょいです。
護摩堂山(左)とこつぶり山(右端)。最初は護摩堂まで周回も目論んでいましたが、時間的に厳しいのでやめ、取立のピストンに。
このあたりが山頂なのですが、三角点はもちろん、標識もすべて雪の下。何も見つかりませんでした。
夏の取立山山頂。こんな立派なのがあるはずなのに・・・。2018.5.20
そのかわりに山頂にみごとな雪像がありました。作者によると、「石川の花子さん」だそうです。
白山。雲がかかり気味で、なかなか山頂部が見えません。
白山の雲が動くのをみんな待ちわびてるところ。(mo)
一瞬の晴れ間。左が大汝峰2684m、右が御前峰2702mのようです。やっと見えた!
南竜ヶ馬場あたり。白山と別山の鞍部です。
次の瞬間、その右の別山2399mがくっきり見えました。綺麗すぎ!
北西~北~東~南東のパノラマです。
さあ、下山にかかります。
南の雲が一瞬切れて見えたのは、北岳1609mでした。経ヶ岳は右横にあるはずですが、雲の中。
ウサギ🐇の足跡、かな?会いたいな。
青空が映えます。下りはお尻で滑って、ずいぶん早く降りました。
正面に大日山周辺が見えてきました。右奥が大日山、左の白い峰は越前甲山(越前大日山)。ややこしい名前です。
さっき見えなかった南西~西~北西をパノラマにしました。良い山がいっぱいありますね。
取立山の尾根を振り返ります。雪遊びには最高の山&状況でした。
無事、下山しました。取立山さん、ありがとう!
雪で遊んだってー?ぼくも雪みたいに真っ白だよ⛄️だから遊んでね😼