油断でスッキリ　御前山

『眠れない夜』 いつもの山友さんと一緒に登る計画だった山、前日夕方に喉の痛みでキャンセルをとの連絡が来た。一人でも、予定をしていた山へと向かうつもりで早めに寝た筈だったが、何だか眠れず時間だけが過ぎて気が付けば朝、知らない内に眠ったみたいですっかり寝坊をしていて、ホントに困ったものだ。この頃の私、長年の仕事でのストレスから解放されてもまだまだ眠れず、眠れない体質かなと諦めていて、新年早々ご褒美のような安眠に素直に喜んでいる。でも、慣れないせいか身体は少しだるっ！ 一人で何かをする時や、誰かと山へ行く時には知らないうちに多分緊張をしているようで、眠れ無いことの方が断然多く何度も何度も寝返りを打つ。これも困ったもので、子供の遠足気分が未だに抜けないみたいでまったく情け無い。 遠足の前の夜は、なぜ眠れなくなるのか？昔からよく聞く話だが、ワクワク感や不安が交差して自律神経の交感神経が過剰な状態に興奮するからだと云い、脳が勝手に眠れない状況を作りだしている。何とも面倒な体を脳が支配していて、覚醒から睡眠に移行するためには自律神経系優位から副交感神経優位に切り替わる必要があり、眠らなくちゃと考える程に緊張感が増し興奮が邪魔をする。とにかくリラックスをする事だと誰もが言うが、そんなもん知ってるわい！と心で叫び、出来れば苦労は無いよと小さく愚痴を言う。昔ならこんな時、泉谷しげるの曲「眠れない夜」の歌詞で「♪眠れない夜はいつまで続くやら♪」とかなんかを口ずさんで溜め息ついていた。まだ若かりし頃の話し。 そんな事が有りましての朝、気持ち良く寝坊をした。なんで？と考えるのもなんだけど、いつに無くスッキリしていて寝坊も案外いいもんだ。 さてさて、今日の山 御前山でも行っちゃうか！ 遅めに起きたこんな日は、しばらくご無沙汰していた近所の山でも歩いて来るかと出掛けて来たのだ御前山。 登山詳細は、今回も画像とキャプションをご覧下さい。 ふりかえり 昨年と同じコースを歩いていたが、僅かに時間が遅かった。何が違うのかなと考えてみて、加齢が原因なのかと感じている。こんな事がこれから徐々に増えるのだろうか？悩む。