活動データ
タイム
06:03
距離
8.0km
のぼり
661m
くだり
661m
活動詳細
すべて見る(長文になりました) 息子と山梨県の竜ヶ岳に登ってきました。 竜ヶ岳は富士山頂に太陽が重なる瞬間にダイヤモンドのように輝く「ダイヤモンド富士」が見られるお山です。 今年は辰年ということもあって竜ヶ岳からの初日の出は特に注目されたようで、私のスマホにも頼んだ覚えのないプッシュ通知が入っていました。 正月に遠出をする予定はなかったのでスルーしていたものの気にはなっていて、成人の日の連休が晴予報だったので思いきって行くことにしました。 妻を誘っても長時間のドライブと仮眠&弾丸登山を嫌って相手にしてもらえないので、登山は好きじゃないけど車を運転したくてたまらない息子と2人で行くことにしました。 道中の国道139号の電光掲示板は氷点下4℃。寒い中で山頂で待機するのはつらいので、6時を過ぎたら準備を始めて出発しようと考えていましたが、4時台から駐車場を出発する方が出始めてきて心配になり、予定を早めて出発しました。 山頂では最前列でダイヤモンド富士を見られないと思い、中腹の見晴台で見ることにしました。見晴台には先行の登山者がいたものの、山頂を目指しているのか最前列が空いていたので、少し早い気はしましたが陣取ることにしました。 風はほとんどないものの、動かないでいると段々冷えてきて、特に重ね着ができないつま先が冷たく感じました。 見晴台で70分ほど待機してようやく山頂から光がさしてきました。ダイヤモンド富士を目に焼き付けようと楽しみに待っていましたが、日の出の時刻からかなりの時間が経過したした太陽はまぶしすぎて、本当に目が焼き付きそうです。 クリップオンのサングラスをかけていましたが、それでもまぶしくてスマホの画面がよく見えません。仕方がないので「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる」式で撮影しました。 撮影した写真の多くは伯耆大山に続いて今回も微妙な感じで、一番多い倍率2倍の写真はどれも画質の荒さが目立ちます。スマホはデジタルズームなので撮影時に構図を確定するか後でトリミングするかの違いでしかないので、1倍で撮影すればよかったと後悔しました。 その一方で広角の写真は問題ありませんでした。ダイヤモンド富士の撮影は被写体の太陽がど真ん中にくるので歪みが目立たないようです。 ダイヤモンド富士が終わった後は消化試合の感がありますが、せっかくここまで来たので山頂を目指します。 登ってみて分かったことですが、山頂までの間に富士山の撮影スポットが結構ありました。笹が背丈ほどの高さまで茂る場所があるので、どこからでも見られるわけではないのですが、山麓がよく見えるという点では、見晴台や山頂よりも、登っている途中で「ここにしよう!」と決める方がよいように思いました。 今回は山行を計画するのが直前になり、リサーチする時間が限られていたので仕方がなかったと思うことにします。 山頂からは富士山だけではなく南アルプスや八ヶ岳方面もよく見えて、登ってよかったと思いました。 下山は凍結とぬかるみとの戦いになりました。息子は1回しりもちをついて、元々低めのテンションが更に下がってしまいました。チェーンスパイクと軽アイゼンを用意していましたが、登山道の土がむき出しだったので使いませんでした。 下山後はおかわりで千円札の図柄で有名な中ノ倉峠に登る計画を立てていましたが、テンションが下がった息子の理解が得られないので登りませんでした。 息子とは同床異夢の山梨遠征でしたが、各々やりたいことができて、大満足の週末になりました。 【駐車場】 本栖湖駐車場を利用しました。午前3時過ぎに着いた時は余裕がありましたが、しだいに埋まっていきました。この駐車場に隣接するトイレは夜間閉鎖されています。登山口からは遠くなりますが、本栖湖畔駐車場の近くにあるトイレは24時間利用できるため、こちらの駐車場を利用した方がよいかもしれません。 【コース状況】 標高1,100mあたりまでは丸太の階段で、その上部には坂道です。登山当日の早朝は凍結していましたが、日中は溶けてぬかるみになった場所もありました。下山時も凍結している場所があり、転倒しないように注意が必要です。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。