赤ぼっこ ~絶景の東京低山ハイキング~

2023.12.17(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 52
休憩時間
28
距離
12.2 km
のぼり / くだり
459 / 460 m
21
51
15
4
18
27
3

活動詳細

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2023年12月9日。東京都青梅市の低山、赤ぼっこ(409m)に登りました。その独特すぎる名前と、山頂から眺望が楽しめる山としてずっと気になっていた山でした。電車でのアクセスも良好な山ですが、今回はマイカーでの登山です。無料の釜の淵公園駐車場に車を停め、長淵山ハイキングコースに沿って、赤ぼっこ、天狗岩、要害山を縦走する、コースターム約5時間の低山ハイキングを楽しみます。 【お知らせ】 登山道の様子やルート詳細の解説動画を公開しました。是非ご覧ください。 ★【徹底解説】赤ぼっこ~東京青梅の絶景低山~ 【釜の淵公園駐車場より周回・手軽にマイカー登山】 https://youtu.be/TlAvUjVBM-M ★ひとり登山チャンネル https://www.youtube.com/channel/UCMIE12AHq1elXrToA88tqAg 【アクセス】 都心部から電車で向かう場合は立川駅から出ているJR青梅線の「青梅駅」から歩き始め、「宮ノ平駅」をゴールにする周回コースがおすすめです。マイカーで向かう場合は圏央道「日の出IC」から都道31号線で青梅市街に入るか、都道29号と国道411号などで青梅市街に入るなど、色々な向かい方ができます。 【駐車場情報】 ★釜の淵公園駐車場 無料 18台程度 登山口(天祖神社)まで徒歩20分。和田稲荷神社前から都道45号経由で徒歩45分 公園内にトイレあり ※公園利用者用の駐車場です ★釜の淵公園大柳駐車場 1時間100円 50台 トイレあり  【ルート概要】 ①釜の淵公園駐車場~旧二ツ塚峠(CT:1時間20分) 釜の淵公園駐車場に車を停め、都道45号線と31号線を20分ほど歩くと、登山口のある天祖神社に到着します。(電車移動の場合は青梅駅から徒歩30分)まずは神社の長い階段を境内まで登ります。拝殿の右にある長淵山ハイキングコース入口から、山道に入っていきます。杉林の中の道はよく手入れされており、歩きやすいです。小さな分岐も多数出てきますが、道標がしっかり整備されています。道標のない分岐は、基本的にすぐ先で合流するのでどちらに進んでも問題ありません。左に青梅市墓地公園が見えてくると、一度、公園内の車道に出ますが、またすぐに登山道に入ります。ここに小さなトイレもあります。左手にススキ野原が広がる道を少し進むと右手に「駒木町・こんにゃく岩」方面に下る分岐が出てきます。道が荒れているのか、そちらの道はロープで規制されていたので通行する場合は注意が必要です。登山口から緩やかな道を歩くこと1時間、旧二ツ塚峠に到着します。 旧二ツ塚峠の分岐を直進すると日の出町のバス停に下る道や福生方面まで続く縦走路に繋がります。そして右手前に戻るように進むと赤ぼっこや天狗岩に続く道です。 ②旧二ツ塚峠~赤ぼっこ(CT:1時間15分) 旧二ツ塚峠の分岐から「馬引沢峠・天狗岩」方面に進んでいきます。左手にごみ処理場の気配を感じながら、稜線上の道を15分ほど歩くと、馬引沢峠に到着します。右から幅の広い馬引沢林道が合流します。フェンスに沿ってひたすら進んでいくと、看板のある分岐が現れます。フェンス沿いに進む「日の出町」方面の道は尾根に沿って下る道、中央の表示のない道は沢沿いに日の出町に下る道、そして右に戻るように曲がる「天狗岩・梅の公園」方面の道が目指す方向です。表示を見ないで歩くとフェンス沿いに直進してしまうので注意が必要です。 分岐から先、ススキの生えた明るい場所を通過し、現れた長い階段を登り切ると道標のある分岐が現れます。この分岐から右に100m進むと赤ぼっこ山頂に到着、突然目の前の展望が開けます。檜の木が一本生えている山頂からは、大岳山や天目山などの奥多摩の山々に囲まれた青梅の市街地や都心のスカイツリー、筑波山や日光男体山などが遠望できます。 ③赤ぼっこ~天狗岩~要害山(CT:50分) 山頂で眺めを楽しんだら先ほどの分岐まで戻り、稜線上の道をさらに先へと進みます。15分ほど歩いたところに再び分岐が現れます。分岐を右に曲がり、かなり急傾斜でアップダウンする道を進めば、展望の開けた天狗岩の上に到着します。赤ぼっこほどではありませんが、足元に多摩川の流れる青梅の市街地とその向こうに高水三山などが見えます。 分岐に戻り、アップダウンの激しい稜線の道を30分ほど進んでいくと、要害山の山頂に到着します。木々に囲まれていて展望がなく、稜線上のピークの一つといった風情の山頂です。 ④要害山~稲荷神社~釜の淵公園駐車場(CT:1時間30分) 要害山の山頂を過ぎ急傾斜を下ると、左手が開けてきます。左手に続く踏み跡に寄り道すると、足元に太陽光発電パネル、そしてその先に大岳山などが眺められる広場に出ます。稜線の道に戻り進むこと数分、愛宕山分岐が現れます。左に15分ほど進むと愛宕山というピークに進むことができますが、今回はそちらは回らずに下山することにしました。分岐から標識に従って「和田橋」方面に下っていくと、ポツポツと住宅が現れ道はいつしか舗装路になります。愛宕山分岐から歩くこと30分、都道45号線の稲荷神社付近に出ます。都道を右折し、そのまま45分ほど歩いて駐車場に戻ります。歩いて戻るのが大変な場合はバスで移動することもできます。電車の場合、稲荷神社から20分ほどで宮ノ平駅に到着します。 【感想】 墓地やごみ処理場の脇を歩いたり、里の物音が聞こえてきたり、地元の人しか知らないような細道が数多くあったりと、全国各地で見られる、ごくありふれた里山を巡るハイキングコースです。ところが、その中に「赤ぼっこ」という大展望が開けた山頂があることが、このコースを特別なものにしています。薄暗い森の中を歩き続けていたところから突然開ける大展望、その解放感はとても大きいものがあります。 市街地を歩く時間が長いのがややネックですが、電車でも車でもアクセスしやすく、初心者の方でも、短い時間でも楽しめる山です。特に冬の晴れた日におすすめのコースです。

赤ぼっこ 釜の淵公園駐車場(無料 18台程度 公園にトイレあり 公園利用者用)に車を停める。日曜の午前、半分ほど空きあり
釜の淵公園駐車場(無料 18台程度 公園にトイレあり 公園利用者用)に車を停める。日曜の午前、半分ほど空きあり
赤ぼっこ 駐車場から20分ほど市街地を歩く
駐車場から20分ほど市街地を歩く
赤ぼっこ 登山口のある天祖神社が近付いてきた
登山口のある天祖神社が近付いてきた
赤ぼっこ 天祖神社の入り口到着。
天祖神社の入り口到着。
赤ぼっこ 長い階段を登り境内へ進む
長い階段を登り境内へ進む
赤ぼっこ 社殿の右脇から山道に入っていく
社殿の右脇から山道に入っていく
赤ぼっこ 神社からひと登りすると東屋がある
神社からひと登りすると東屋がある
赤ぼっこ 針葉樹の並木道を行く
針葉樹の並木道を行く
赤ぼっこ 尾根上を直進したくなるが、道標に従って左へ進む
尾根上を直進したくなるが、道標に従って左へ進む
赤ぼっこ 倒木の巻き添えを食らったベンチ
倒木の巻き添えを食らったベンチ
赤ぼっこ 表示のない分岐。すぐ先で合流するが、左へ登ると可愛い東屋あり。
表示のない分岐。すぐ先で合流するが、左へ登ると可愛い東屋あり。
赤ぼっこ キノコのような可愛い東屋。木々越しに見えるのは墓地
キノコのような可愛い東屋。木々越しに見えるのは墓地
赤ぼっこ 墓地を見ながら明るい道を進む
墓地を見ながら明るい道を進む
赤ぼっこ 青梅市墓地公園
青梅市墓地公園
赤ぼっこ ほんのわずかな間、園内の舗装路を歩き、ここから再び山へ入る。小さなトイレあり
ほんのわずかな間、園内の舗装路を歩き、ここから再び山へ入る。小さなトイレあり
赤ぼっこ ススキの原の脇を歩く
ススキの原の脇を歩く
赤ぼっこ しばらくの間、柵に沿った道となる
しばらくの間、柵に沿った道となる
赤ぼっこ 分岐あり。駒木町・こんにゃく岩方面はロープで規制されていた
分岐あり。駒木町・こんにゃく岩方面はロープで規制されていた
赤ぼっこ 旧二ツ塚峠到着。右手前に戻るように進む
旧二ツ塚峠到着。右手前に戻るように進む
赤ぼっこ ごみ処理場のフェンスに沿って歩く
ごみ処理場のフェンスに沿って歩く
赤ぼっこ 馬引沢峠。表示をよく見て進もう
馬引沢峠。表示をよく見て進もう
赤ぼっこ フェンスの中は見えないようになっている
フェンスの中は見えないようになっている
赤ぼっこ フェンスの隙間からのぞくと、広大なごみ処理場が見える
フェンスの隙間からのぞくと、広大なごみ処理場が見える
赤ぼっこ 馬頭観音
馬頭観音
赤ぼっこ 基本的にフェンス沿いを歩くが、表示のない脇道も多い。いずれもすぐ先で交流する。
基本的にフェンス沿いを歩くが、表示のない脇道も多い。いずれもすぐ先で交流する。
赤ぼっこ この分岐でフェンスから離れ、右手前に戻るように進む。気付かず直進してしまいそう
この分岐でフェンスから離れ、右手前に戻るように進む。気付かず直進してしまいそう
赤ぼっこ 少し開けた所を通過する
少し開けた所を通過する
赤ぼっこ 赤ぼっこへの分岐
赤ぼっこへの分岐
赤ぼっこ 赤ぼっこ山頂。突然視界が開ける。
赤ぼっこ山頂。突然視界が開ける。
赤ぼっこ 赤ぼっこ山頂標
赤ぼっこ山頂標
赤ぼっこ 山頂標の根元にはまっくろくろすけたちが。
山頂標の根元にはまっくろくろすけたちが。
赤ぼっこ 赤ぼっこから西を見る。左から大岳山、奥の院、日の出山
赤ぼっこから西を見る。左から大岳山、奥の院、日の出山
赤ぼっこ 赤ぼっこから見下ろす、多摩川の流れる青梅市街と、高水三山。奥には天目山など奥多摩の山々
赤ぼっこから見下ろす、多摩川の流れる青梅市街と、高水三山。奥には天目山など奥多摩の山々
赤ぼっこ 赤ぼっこから北東を見ると、関東平野の先に筑波山が
赤ぼっこから北東を見ると、関東平野の先に筑波山が
赤ぼっこ 赤ぼっこから眺める都心部。スカイツリーも良く見える
赤ぼっこから眺める都心部。スカイツリーも良く見える
赤ぼっこ 赤ぼっこから北を見ると、ひときわ高く日光の男体山がそびえていた
赤ぼっこから北を見ると、ひときわ高く日光の男体山がそびえていた
赤ぼっこ 天狗岩への分岐。ここから天狗岩まではかなり急傾斜のアップダウンあり
天狗岩への分岐。ここから天狗岩まではかなり急傾斜のアップダウンあり
赤ぼっこ 天狗岩から見下ろす青梅市街。高水三山の奥にも山が見える
天狗岩から見下ろす青梅市街。高水三山の奥にも山が見える
赤ぼっこ 天狗岩。眺望は赤ぼっこが勝る
天狗岩。眺望は赤ぼっこが勝る
赤ぼっこ 天狗岩から急登を戻る
天狗岩から急登を戻る
赤ぼっこ 若いヒノキに植え替えたエリアを通る
若いヒノキに植え替えたエリアを通る
赤ぼっこ 稜線上のピークの一つ「要害山」
稜線上のピークの一つ「要害山」
赤ぼっこ 要害山の先、太陽光発電パネルと大岳山が眺められるポイントあり
要害山の先、太陽光発電パネルと大岳山が眺められるポイントあり
赤ぼっこ 愛宕山分岐到着。ここで稜線歩きは終わり、和田橋方面へ下る
愛宕山分岐到着。ここで稜線歩きは終わり、和田橋方面へ下る
赤ぼっこ ここにもまっくろくろすけが
ここにもまっくろくろすけが
赤ぼっこ 廃道になった林道まで降りてきた。ここからは平坦な里の道
廃道になった林道まで降りてきた。ここからは平坦な里の道
赤ぼっこ ここで山道が終わり、舗装路となる
ここで山道が終わり、舗装路となる
赤ぼっこ ここで太い道に出る。
ここで太い道に出る。
赤ぼっこ 吉野街道をひたすら歩く。バスを利用する方法もある
吉野街道をひたすら歩く。バスを利用する方法もある
赤ぼっこ 麓の和田町から見上げる赤ぼっこ山頂
麓の和田町から見上げる赤ぼっこ山頂

動画

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