活動データ
タイム
07:44
距離
9.9km
のぼり
1061m
くだり
1075m
活動詳細
すべて見る祝・16年ぶりのテント泊!5月1日~2日、奈良県にある近畿最高峰の八経ヶ岳(1,915m)に2度目の登頂。隣の弥山(1,895m)のテント場で初のテント泊。北アルプス穂高連峰をテント泊縦走して以来のキャンプでした。 風が強かったものの登山時の天気は良好。登山口周辺の新緑は瑞々しく実に美しい。ただ、トレイル周辺にお花は殆どなし😢 標高 1,200m辺りまではシャクナゲやツツジが花開いてました。アオイスミレも所々。ミヤマカタバミも咲き出していました。 頂上付近のオオヤマレンゲ大群落(天然記念物)はやっと芽を出したところ(花は7月上旬)、標高 1,500m辺りから上のブナの大群落も新芽は全く出ておらず、いまだ冬。 あと目についたのは、強毒のバイケイソウぐらい。そういえばシャクナゲも有毒でした。毒があるので鹿が食べないんですよね。で、他の植物は主に鹿によって食い荒らされているのが現状の様。 さて、弥山のテン場にテント張ってから夕日を楽しみに八経ヶ岳へ。でも西側から黒い雲が急速接近してきて、これはヤバいと夕日鑑賞を諦め急いで戻りテント内へ。 あっという間に雲に覆われ、突風は吹くわ氷雨が降り出すわ状態で最悪。なんせ氷だからテントに打ち付ける音のでかくてうるさいこと。 夜中に止んでテントから顔を出すと降った氷雨で辺り一面は真っ白。しかも1m先も見えないほどの濃霧で結局星空も楽しめず。とにかく寒くて持参した防寒着をすべて身に付けて寝袋の中へ、それでもなお寒かった一夜でした。 翌日、日昇時になっても雲の中で周りは霜で真っ白。ご来光を諦めテントの中で二度寝。結局、朝日も見られずでしたが、陽が登るにつれ雲(霧?)も晴れ、眩しい青空に。 テントにこびり付いた氷をはがすのに手間取りながら撤収して無事下山。下山時も青空が広がり快適。夕日、星空、朝日を楽しむことはできませんでしたが、16年ぶりのテント泊は感慨もひとしお。 今回課題にした、1)テント泊をする、2)重量級(と言っても16kg程でしたが)の荷物を背負って疲れないよう一定のペースで歩く、3)無事帰る、はクリア。ただ、下山時に2度ほど滑って転んだのは余計なオマケ(苦笑)。 今回大活躍したのは、新調したバックパック。ミステリー・ランチのブリッジャー55。昨年発売された最新モデル。普段使いしているザックが20年選手なので、2年前から自分に合うザックを捜していて出会ったのが、このブリッジャー55。 最近の生地を薄くして軽量化を図る傾向に対して、ミステリー・ランチは堅牢な作り。特筆すべき点は腰に乗せたときのフィット感が最高に良いこと。肩も全く痛くなりませんでした。 ただ、荷物が増えた分、以前と比べ重心が上側に移動し、歩行時のバランス取りは慣れが必要。滑って転倒した時に重さで頭から谷側に持っていかれそうになったので重心を下げるためにパッキングの工夫も必要。 それと、最近滑ることが増えたので擦り減った靴底(ソール)の張替えも決めました。 これからも夏にかけて、大杉渓谷~大台ケ原の往復(1泊)、立山縦走&剱岳のテント泊(2泊)を計画中。当面の最終目標である槍穂完全縦走(3泊)ができるようになるまで、訓練を積み重ねていきます。 コース 行者還トンネル西口登山口 → 奥駈道出合 → 聖宝ノ宿跡 → 弥山頂上 → 弥山テント場(テント設営)→ 八経ヶ岳 → テント場(一泊)→ 弥山小屋 → 登山口
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