※島内の活動は7キロ弱です。 【まえがき】 島内に県境がある島は全国で8か所あるが、有人島であるのは日本で唯一。 岡山県側は石島、香川県側は井島と表記し、読みはいずれも「いしま」。 島の人々はすべて岡山県側の石島に暮らしており、香川県側の井島は無人である。 2011年8月には、井島側の西側山林から大規模な山火事が発生。 幸いにも集落への延焼は逃れ人的被害も無かったが、三日間燃え続けて島の面積の9割近い200ha以上を焼失した。 そののち行政によって植栽が行われ、岡山側の石島は緑が復活しているが、香川県側の井島においては表土の流失や崩落が多く確認される。しかし近年では火事の後などに植生しやすいシダ・笹類などが根付き、鞍掛鼻などを中心に緑が復活しつつある。 本土からの交通は、宇野港から平日限定で電話予約制の定期便が2.5往復運行している。 ただし、宇野港の始発は13時30分、石島港の最終は17時10分であるため、本土からの日帰り滞在は午後の3時間程度に限られる。 また島内には宿泊施設はおろか、店や自販機すら無いので、飲食料は本土で調達を済ませねばならない。 観光目的で上陸するにはハードルが高い離島なので注意が必要です。 【本日のルート】 宇野港 〰️ 石島港 ⇒P105(県境) ⇒石島1号古墳 ⇒石島山(△156.4) ⇒P130 ⇒石島山 ⇒P105 ⇒山神宮 ⇒胸上小学校石島分校跡 ⇒石島港 〰️ 宇野港 ⇒むらまつ精肉店 ⇒玉野市電廃線跡 ⇒宇野港 【あとがき】 岡山3DAYSツアーの初日は、昔から地図を眺めてはどんな島なのか興味を抱いていた瀬戸内海に浮かぶ小島。 知らない人には???だが、自分の日本国内で行きたいとこベスト10に入っているといっても過言ではない😆 昨年 https://yamap.com/activities/17133464 の時にすぐ近くで眺めてその想いが再燃🔥 この離島探訪プランをBSKに発信するとサスガ意気投合😁 満を持して県境マニアの夢の島へ🎵 その前にまずは腹ごしらえで、昨年ありつけなかったB級グルメの玉野温玉めしを食べようとGoogle検索。 しかしお目当ての店は営業時間中になっているにも拘わらず、気まぐれなのか開いてない💧 市役所へ聞き込みに行くと観光協会に問合せてくれと、またまた移動😅 紹介されたのは俺たちには相応しくない、ちょっとお高めのS級なのであった🤣 時間の都合で島の途中までしか行かれなかったが、 この日は急遽仕事が入ってご一緒できなかったBさんに、島の南端まで探訪の続きをしてもらいましょう😁 ◆石島(井島)への定期船 https://www.kawanishi-marine.com/blog/494/ 宇野港 ⇒ 石島港 13:30発 石島港 ⇒ 宇野港 17:10発 平日のみの運航、事前に電話予約が必要(シータクコールセンター) TEL :0863-31-1411(予約受付 8時30分~17時 日祝休業) 1人片道800円 ◆胸上小学校石島分校 http://www.ednet.tamano.okayama.jp/ps-ishima/ 1891年(明治24年)に創立 1959年(昭和34年)最盛期の児童数69人 2012年(平成24年)在校児童卒業により休校 2015年(平成27年)新たな児童の入学が見込めないことから閉校 ◆島の4分の3が焼失・・・瀬戸内海・石島で山林火災(11/08/10) https://youtu.be/F_6TN4JwDCI(動画) 失火原因は特定できてないが、船で来ていた男女十数人のグループがバーベキューをしていたことが確認されているようです。 ♨岡山市ウェルポートなださき 410円 水分0.2L
01_玉野市のB級グルメ温玉めしを味わうつもりが、何故か高級なS級グルメとなった😅 美味しかったけど🤣
02_アート直島やオリーブ小豆島行きのフェリーへ乗り込む観光客が圧倒的多数の中、レア石島に行こうとする怪しい人間が二人🤣🤣
03_僕らが乗り込むのはこの小さな船だろうか🤔 実は石島行きの案内も無いし切符売り場も無いのだ💧
04_直島行きの小型旅客船の桟橋と同じなのかな? 船長さんらしき高齢男性に石島行きか尋ねるといきなり 「乗れや‼️」 なんだこのノリは💦 まぁ嫌いではないけど😆😆
05_促されるまま船内に入ると10人乗りくらいの狭さ💧 しかも定刻までまだ15分くらいあるのに、僕らが乗り込むと予約確認もせずナントいきなり出航してしまった😅 まさかの衝撃の展開🤣🤣
06_予約人数が揃ったんだろうけど別人だったらどうすんだw これは日本の公共交通機関だろうか⁉️😅😅 乗船者は僕らと年配の女性の3人だけ、デッキに出たかったが外はあいにくの雨模様💧 波が高いと弱い人は船酔いしそうだな。。
07_そして15分ほどで石島港に到着⚓ 片道ずつ運賃を支払うと聞いていたが、帰りに一括払いで良いそうだ🤣 自由でアバウト過ぎる🤣🤣
08_なんやかんやと石島に初上陸の我々😁 滞在時間は3時間ほどに限られるが、いよいよ島旅が始まる🎵
09_案内図によると一応トイレはあるみたいです
10_漁船の操舵室や網カゴのような漁具が、島に来た事を実感するが観光地感はもちろんゼロ😁
11_石島分館にあった島内のマップが辛うじてヨソ者を受け入れてくれてる感🎵
12_離島特有の狭い路地を抜けて集落の奥の方へ進むと、
13_一緒に乗船してた年配女性に再び出会う、この先に道があるか聞き込みをしてみた😄 島の山火事や県境の事もよくご存じで、その昔、漁業権の争いが絶えが絶えず、備前側の人物が海に樽を流してその樽の流れ着いたところを両国の境界にしようと提案。樽が讃岐側に流れることを知っていたため備前側に有利と踏んでいたが、最終的に樽は潮の流れの変化で備前県側に戻され、国境は岡山にとって不利な形で決着してしまったらしいというものだ😁
14_イノシシはいるらしいがそれは日常茶飯事、背の高い笹があるけどスカスカなので十分歩けます
15_ため池側との分岐を左へ👈 看板に味がありますね
16_どうやら中電の鉄塔巡視路のようで、笹も無くなり歩きやすくなった
17_巡視路の分岐、僕らは支線の右へ行きましたが、送電線の延びている左が本線のようです
18_鉄塔まではしっかりとした道がありました
19_鉄塔から玉野市本土側の出崎を眺める、眼下の建物は島へ電力供給している設備だろうか🤔
20_そこから蕨の生えている南尾根を105ピークに向かって登る、道は無いがそれほど藪化しておらず登りやすい
21_2011年に山火事のあった後、植栽を復旧しているようですね
22_鉄塔が並んでるあの先が県境稜線かな? 小雨でガスってるのが残念💦
23_石仏のある場所から振り返る石島集落と、灯台の小島は筏島らしいな
24_この石仏は、石島八十八ヶ所の一つで56番のようだ
25_全方位見たことのない景観に喜びが隠せないS氏😁
26_これは境界杭かな🤔 でも県境はもう少し先のようですね
27_どうやら香川県境との105ピークに着いたみたいだ🎵
28_直島の方向、ツツジが鮮やかじゃ🤩✨
29_西端のヘラガ崎の方向に下ってみよう、実は先端は県境未確定となっている
30_Googleマップによるとこの辺りに石島1号古墳てのがあるみたいだが、この高まりがアヤシイな
31_あった🤩✨これが石島1号古墳みたいじゃ🎵 ホントにあるのか怪しかったけど特定できて嬉しい😆
32_ここから南、つまり香川県側の植生は、山火事後から回復せず地肌が剥き出している😳
33_引き返して県境ラインを東へ進む、この辺は巨岩が多い
34_雨に濡れた花🌺は鮮やかであるが、
35_山火事跡の植生回復が進まない事が、皮肉にもそれを際立たせているようにも見える
36_石島八十八石仏50番
37_これも石仏かな?番号は確認できず
38_すごい!瀬戸内の標高100m未満の風景とは思えない😳
39_地肌むき出しになった尾根、そのまま海岸にも下りれそうな感じだ
40_これこそミモザじゃな😁
41_鞍部に差し掛かって、再び巡視路に合流したようだ
42_鉄塔に向かって登り返す、中間に見える塊のようなのは何だろ?🤔
43_鳥の巣か?中国電力に連絡した方がいいのかも🤔
44_脊梁山脈の森林限界を歩いてる錯覚を起こしそうだ
45_直島側の方向
46_そして島の最高点へ向かう
47_この辺が最高点の石島山かな~? それにしてもガスって視界が悪くなってしまった💦
48_藪の中から三角点を発見
49_三等三角点 井島 156.40m 明治24年設置
50_山頂プレートが無いので付けておきました
51_さらに南を目指します
52_途中の鉄塔にも営巣していた
53_さらにガスが濃くなる💧
54_たかだか標高130mくらいなのに、寒いし冷たい😅
55_なんだか九州の火山地帯を歩いてるんじゃないの?🤣🤣
56_船🚢がすぐ近くを通ってるから幻覚ではないみたい🤣
57_時間的にあの鉄塔まで行って引き返す事にしよう
58_鉄塔のある130ピークに到着
59_もう少し南側を探りたいところだがガスで視界が悪いし、タイムリミットとなったのでここで折り返す
60_ミヤマキリシマじゃなくてイシマキリシマだったりして⁉️🌺😆😆
61_県境ラインまで戻ってきた、これこそ県境杭かな?🤔
62_県境をさらに東へ進む、巡視路が無くなって少々歩きにくくなる
63_石島八十八石仏35番
64_イバラも目立ち始めてきた
65_この石仏も番号が無いみたい
66_標高を下げると島の北東側の眺めが見えてきた✨
67_105ピークに石島八十八石仏27番
68_少し樹林帯が残ってる箇所を過ぎると
69_再び抜けた!✨
70_対岸に見えているのは産廃不法投棄事件で揺れた豊島(てしま)、廃棄現場となった后飛崎の左にP102尖峰が際立つ、詳しくは琵琶法師さんの活動日記をご覧ください。 https://yamap.com/activities/22924737 カバー写真は逆アングルですね
71_都合の悪い汚いモノはキレイなモノの陰に隠してしまえ。人間のエゴイズムを切り取ってみる😄
72_これは見事なイシマキリシマ⁉️🌺😆😆🎵
73_この表情😆
74_島の東岸を食い入るように眺める🎵
75_湿原のような池もあるし、景観が完全にくじゅう連山🤩✨✨
76_しかし現実に連れ戻される🤣🤣 県境東尾根は西尾根よりイバラが目立ち歩きにくかったです💧
77_八十八体のお地蔵さんは、今も全数確認取れるんだろうか?
78_なんか知らんが珍しかったので😄
79_県境ラインを捨て、イバラを搔き分けて作業道に出てきた
80_68ピークだろうか、島内マップによると3号古墳がありそうだけど
81_帰りの便の出航まであと1時間、十分間に合いそうなので北へ延びている作業道を進んでみる
82_ヤマザクラと筏島
83_作業道が終わって耕作地跡のような場所を進む
84_こちらは平成29年度に復旧治山事業を行っているようだ
85_地図上では丘の上のような地形なので期待したが、眺めはそれほどでもない
86_あそこが県境東端に戸尻鼻かな?
87_狭い海峡を同方向に3艘が進む
88_引き返して作業道を西へ辿ると
89_石島集落が見えてきた🎵
90_下って行くと神社の鳥居に着いた、山神宮というらしい
91_階段を登っていくと小さなお社
92_神社を下りてくるとグラウンドのような場所に出た
93_胸上小学校石島分校の跡だった
94_3コースほどしかない幅の狭いプール、それほど古くは見えない
95_木製の柱の渡り廊下とタイル張りの手洗い所が懐かしい感じ🎵
96_2015年3月に、124年の歴史に幕を下ろしたようです
97_もう少し時間があるので、港の周囲を見学
98_県境の島巡りの1日がまもなく終わろうとしている😌
99_往路の船がもう着いてるのかと思ったけど違うみたい、どうも船長さんは宇野港へ一旦戻るのだろうね島には何にも無いし😅
100_そして帰りの船には行きで一緒だった女性も再び乗船、船長さんは行きと違ってたけどまたも定刻より早く出航🤣🤣 やっぱり予約人数が揃い次第出航するシステムなんだろな😁
101_いろいろと衝撃的な島だったが楽しかったゼ‼️ 石島&井島😆👍✨
102_本土に戻って軌跡を繋げに行く🎵 途中の精肉店でコロッケ買おうとしたらメニューお休み💧 ミンチカツも揚げる時間がかかるってので、、
103_すぐ食べれるチキンカツで食べ歩き🎵これが美味❗️ お客さんもひっきりなしで人気店のようだ😄
104_玉野市電の廃線跡に無事軌跡を繋げる😁
105_宇野港に戻ってDAY1終了🎵
106_やっぱコレでしょ🤤
107_俺らが求めてるB級グルメってこんな感じですよね🤣