活動データ
タイム
11:15
距離
31.8km
のぼり
2463m
くだり
2462m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る雪山登山の投稿はどうすべきか。とりあえず思った事をそのまま投稿する事にします。緩い坂や急な坂などの表現はあくまで私の主観です。100キロマラソン13時間半で完走、手ぶらならコースタイム250%で歩ける者の主観です。YAMAPとヤマレコでは未踏と思われるルートを通っており、このような投稿は望ましくないという意見があれば今後の投稿は限定公開にします。こういう投稿をするとフォローしてくれる方が増えますので皆さん興味があるのは明らか。 大朝日岳への挑戦 先日今季の最終目標だった中島台から鳥海山へ。残雪期で歩きやすかった事もあるが7時間で下山でき案外あっけなかった。大朝日岳は鳥海山の距離、標高差共に1.3倍くらい。同じ雪質なら登れるのではないか。 ルート計画 地図を見ると熊鷹山という山があり、スタート近くから尾根伝いに急坂無く登れ距離の短縮にもなりそう。10度以下の斜面はスピードダウン無く歩けるので、細かいアップダウンのタイムロスは無さそう。 痩せ尾根と、藪漕ぎしたくないので雪が残ってるかが心配。尾根に登るかは現地の積雪量で決める事にする。 駐車 皆さんの投稿を参考に根子の県道27号線最終除雪地点に駐車。他の方も停めてるから大丈夫だと思ってしまいますが、仙台神室登った後に駐車してた所が完全に閉鎖された事もある。一応交通ルールを調べてみた。交差点から5m離れていて反対側3.5m以上あるので駐車禁止ではなさそう。12時間以上の駐車はダメなので12時間以内で帰ってくる。登山口側の除雪最終地点とゆったり館に停めないでとの事。 熊鷹山まで 登山道側の最終除雪地点でも積雪が1.5mはある。予定通り熊鷹山への尾根から登ることにする。登るポイントを探しながら歩き、緩やかに登れそうな斜面を見つけた。他に登れそうな尾根もあったが、下山時に林道から見た感じではここが正解だったか。 地図のイメージよりはアップダウンは多かったがどれも大した事はない。2回ほど尾根の雪が無くなったためスノーシューを外して藪漕ぎをした。 熊鷹山山頂部は広い雪原。振り返ると月山が見えるが朝日連峰の主稜線は林の隙間から確認できるくらい。 熊鷹山〜ハナヌキ峰 広い雪原を歩く。泉ヶ岳の長倉尾根のよう。 ハナヌキ峰〜古寺山 広い尾根をひたすら登る。今回1番長い登りだった。ガリガリに凍っている時に滑落すると下までの一気に落ちる。登りの最後は雪庇が待ち構えているが、今回は一部切れていて問題なかった。例年の積雪では雪庇の切れ目は無いかもしれない。 古寺山〜小朝日岳 数mの幅がある雪庇が続いている。木の生えてる際から全て雪庇と思われる。スノーシューを外すの面倒だが何回か雪庇を避けて雪が無い夏道を歩く。 小朝日岳〜山頂 夏は小朝日岳の奥が絶壁で怖いですが特に問題無かった。小朝日岳からの下りは半分雪のない夏道。下りきってから尾根にはまた雪が無さそうなので斜面をトラバース。今回は大丈夫でしたがガリガリの時に滑ったら数百m下の谷まで一気に落ちる。 銀玉水から最後の急坂。古寺山の登りに比べれば大したこと無い。登りきり安堵し、また雪のない夏道を歩き山頂の小屋へ。 小屋からは山頂まであと少し。 山頂 長かった。苦労した分最高の景色が待っていた。360度の眺望。飯豊山もよく見えた。 下山 小朝日岳は登らずトラバースしましたが、今回の装備では失敗でした。ここもガリガリなら谷底まで落ちる。 ハナヌキ峰からは日暮沢へ。やはりひたすら長く急な坂。こちらは雪が無くなる所は無し。最後に渡渉。 下りきってからは8キロの林道。長い。精神がやられる。ピストンだったら精神がもたなかった。林道の横は崖なので雪崩の跡が何ヶ所かあった。 感想 100キロ除けば過去一くらい疲れた。鳥海山の1.5倍くらい疲れた。体力も精神も使い果たした。私の残雪期に登れる山の限界だろう。東北で大朝日岳以上は飯豊山だけか。残雪期でこのタイムだと厳冬期は無理ですね。厳冬期の限界は月山かな。
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