家を0時に出発して、しゃくなげ温泉に3時30分に到着しました。駐車場には、1台しか停まってなくて、天気のせいですかね〜 バスまで1時間半程時間があるので、仮眠します。家を出発する前の1時間分と合わせて2時間の浅い睡眠で不安です。 なにせ、初の泊まり山行、初燕岳、計画では常念岳までの初の縦走、さらに天候が悪くなり、一緒に行く予定の仲間達は不参加で、ソロでの強行です。 中房温泉まで、路線バスに乗り、雨がシトシト降る中、上のレインウェアだけを着て、6時にスタートです。 第1・2・3ベンチ、富士見ベンチは、天気が悪く眺望も残念なので、スルーしました。 合戦小屋で、休憩です。もちろんスイカを頂きます。🍉は、水分と塩分の補給ができて、美味しい最高の行動食ですね。でも、持って歩くのは厳し過ぎますが(笑) この頃、雨が小止みになってきて、空が明るくなり、登山道にも日差しが指してきて、ワクワクしてきましが、稜線に出た瞬間、突然の風と、雨足も強くなった様に感じました。 とりあえず、燕山荘に入ると山岳救助隊の方々がいたので、大天井岳まで行けそうかどうか聞いてみたら、体力と防寒着があれば、行けない訳はないと言われて、燕岳のピークはパスして、大天荘を目指して縦走をスタートしました。 風と雨で寒くて仕方がありません。体感的には、5℃以下のイメージです。止まると寒いので、ともかく歩き続けるしかありません。 突然、自分の目の前に雷鳥の親子が何かを啄んでいます。少しずつ近づくと、雷鳥さんも少しずつ登山道を進んで行きます。数十メートルくらいですが、彼らと一緒にパノラマ銀座を縦走しましたよ(^^) ガスに見え隠れするゲロ岩を通過して、ハイドレーションの水が出てこない事に!(◎_◎;) 今回の縦走の為に、2リットルのハイドレーションと500ccの予備を準備していましたが、ハイドレーションの中は氷だけ(溶けたら800cc以上ありました)、予備のペットボトル(保冷剤も兼ねて)も殆ど氷が溶けていません。持っている水分は、250ccのお茶だけです。基本的に汗っかきな体質のため、いつもこまめに水分を補給しています。 このまま、大天荘まで行くべきか行かざるべきか?悩みましたが、すぐに燕山荘に戻ることにしました。燕山荘の方が距離が近いのと、知らない道への恐怖と、さらに水分の確認を怠った自分の甘さへの反省からの選択です。北陸からの氷が、半日以上持つとは、唖然でしたm(_ _)m 燕山荘に戻り宿泊を依頼すると、スタッフの方から、おかえりなさいの挨拶で、とても親近感がもてる山小屋なんだと思いました。 さらに当日は、年に一回のクラシックコンサートの日で、34回目の開催だそうです。生のバイオリン・ビオラとチェロのアンサンブルを山小屋で聴けるとは思ってもいませんでした。飛び入りで、ご主人の演奏されたアルペンホルンの音色も、山小屋に良くマッチしていました。 縦走を断念して、最初は残念な気分でしたが、燕山荘の粋な計らい(ラッキーでした)もあり、最高の初お泊り山行になりました。
バス停の近くの道にある提出箱に、登山計画書を入れます。
スタート前にトイレに行って、準備は万端 (^^)
ここからスタートです。人気のコースとしては、ちょっと地味ですね。
登山道は良く整備されてます。
第1ベンチ、カンバン写真を撮って、そのまま行きます。
Tシャツが、飾ってます。トレラン仲間の募集でもしてるのかな〜
カタカタ変な音が聞こえてたけど、輸送用のケーブルなんですね(^^)
第2ベンチ!写真を撮ってスルーします。
登山道ってカンバン不思議です。一般道の訳ありませんし、目印にだったら目的地の矢印とかはどうでしょう(^^)
第3ベンチです。同じく写真を撮って、進みます。雨が降り続いていて、頭の中はスイカです。
上の方の空が、明るくなっている様に見えます。でもね(>_<)
登山道にも日差しが ♪───O(≧∇≦)O────♪
富士見ベンチです。何も見えません(><)
合戦小屋まで、10分のカンバンです。 🍉 まで10分です(^^)
着きました❗️ 雨で皆んな小屋の中。
スイカに塩❗️ 登山には、水分と塩分の補給ですから、最高の行動食ですね〜
燕山荘目指して、スタートです。
ガスが切れ始めてる? でも甘い期待ですね
ふと、お花が。 トリカブトですかね〜?
ミヤマゼンコ?
三角点ゲット! 本日の唯一です(^^)
燕山荘まで ドンダケ〜
燕山荘まで、唯一の鎖場です。 でも鎖を使う必要はありません。
アザミ
黄色の花
稜線に出ました。 全く眺望はありません❗️風も急にひどくなりました。
トリカブト
ナナカマドだつけ?
燕山荘です。到着時に撮り忘れたので後で(^^)
いつもの人面石(^^)
大天井岳目指して、縦走開始です。 でも眺望は❌
雷鳥の親子が目の前の登山道に❣️ この後、数十メートルは彼らが道案内してくれました。
ゲロ岩です。全景が見えるのを待ってやっと撮れました。
冬ルートと書かれてますが、冬はここは雪に埋もれてるのでは?
楽器が運ばれてきました。歩荷で担いでました、この天気の中、スゲ〜‼️
コンサートのプログラムです。
コンサート開幕前の、ご主人によるアルペンホルンの演奏が、会場を盛り上げます(^^)
第34回クラシックコンサート‼️ バイオリン、ビオラとチェロの木管楽器のアンサンブルです。 山小屋での生の演奏を聞けて、感激です❣️
この活動日記で通ったコース
合戦尾根往復コース|燕岳(中房温泉)
- 08:10
- 9.3 km
- 1426 m
- コース定数 32
標高1450mの中房・燕岳登山口から登る。登山口付近の駐車場はシーズンになると大変混雑する。穂高駐車場を利用しバスで登山口に向かうのもよい。電車の場合は大糸線穂高駅からバスに乗る。最初は樹林帯続き、途中途中のベンチの休憩ポイントを抜けて行く。その後合戦小屋を通り過ぎ、燕山荘が見えてくる。宿泊の手続きを済ませてから、山頂へ。イルカ岩などの花崗岩の奇岩を楽しみ、またコマクサも多く咲く。植生保護のため指定コースから離れないようにしよう。小屋の前からは朝日がよく見える。復路は往路下山。危険箇所なども特にない。