活動データ
タイム
02:50
距離
6.7km
のぼり
673m
くだり
672m
活動詳細
すべて見るまだ見ぬ光景を山⛰に求めているんだなぁと思う。それを海🏖に求めたり、滝に求めたり、列車での旅🚃に求めたりする人もたくさんいるけれど、自分は山だ。 じゃぁ、なぜ山なのか。 考えてみたけれど、今一つはっきりとは分からない。ただ、「好きだ」ということははっきりしている。…でも、山の何にひかれているんだろう。 ◇ 3年前、高校生の時以来の登山をまだ再開していない夏のある日のこと。層雲峡に温泉旅行していたボクは、チェックアウトの日が快晴だったので、出来心で黒岳ロープウェイ🚡に乗った。 格好は上下ピステ、足はadidasのピンクのスニーカー👟だった。 ロープウェイ🚡も中盤を過ぎ、どんどん高度を上げていくにしたがって山⛰が見えてくる⛰。アナウンスが山の名前を告げていた。 目が潤んでいるのに気がついた。満員の乗客に悟られないように、さりげなく目をこすったのを覚えている。 黒岳山頂から見る景色には圧倒された。 大きな大きな本当に大きな自然の中で、人間が点に見えた。 それからだ。山に再び没頭し始めたのは。 理屈じゃないんだよ。 素晴らしい景色の中に自分が点として存在している。その感覚が好きだ。 例えて言うなら、幽体離脱してドローンのようになった自分が、神の視点から雄大な自然を背景にした自分を見ている感じ。 多分、ただ山の中にいたいんだ。 だから、山の高さとか登る速さにはこだわらない。それは自分のスタイルじゃない。 ◇ 新しい年を迎えた。 今年もまた、低山や薮山や何度も登った山や、自分のスキルギリギリの山に行くんだろう。 その度に、ヒーヒー言っている自分や、歓声を上げている自分を高い視点から自覚したい。 そしてそこに、大切な仲間がいてくれたなら、心から感謝したいと思っている。 今年もまた、よろしくお願いします! ◇ と言いながら、新年初登山はソロ…。
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