活動データ
タイム
03:16
距離
4.3km
のぼり
676m
くだり
678m
活動詳細
すべて見る我が家の老車(数え13歳、13万kmの軽四駆)のメンテナンスのため、上田市へ。特殊作業のため、時間がかかるということで、代車をお借りして近くの里山、虚空蔵山に登ってきました。 曇天の下、短い距離ながらも急な登山道を上がっていきます。山頂近くになると枝々には鮮やかな霧氷が葉脈のように広がります。 山頂はとても開けていて(4-5枚目)、晴れていたらさぞかし良い眺望を見せてくれたのでしょうが、生憎の天候。おまけに風が強くてとても寒かったので、あまり長居できずに下山しました。 下山中、尖ったピークに積み重なった小石が徐々に崩れ、下の窪地に流れ出ている様子が見えました。下山ルートはあまり歩かれておらず、落ち葉の下に小石がガラガラと潜んでいて、かなりの慎重さを要求されました。 戦国時代、この辺りは村上氏という武将の拠点で、周辺に多くの山城跡があります。虚空蔵山もその一つです。 また、麓の近くには100年近く前に建てられた御堂がありました。 こうした史跡が至る所に見られることから、この山は大昔から人々の暮らしと密接な関係があることが伺えます。 虚空とは、仏教用語で「すべてのものが存在する場所」という意味があるそうです。 麓の人たちは、山に向かって祈り、敬い、そしてすべてのものが存在すると信じることで、日々支えられていたのでしょう。 里山は、こうした人々の生活の息吹が伝わるので、好きです。ただ登るだけが山じゃあない。 さあて、そろそろ冬シーズンも本格始動ですね。 雪山も、スキーも、アイスクライミングも楽しみです! 【ルート】 登りも下りもかなり急です。 特に、下りは小石がザラザラしている上、あまり歩かれておらず、藪やら倒木やらがあってルート不明瞭。 もっとも、里山はそういうところが多いのですが。
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