止ってはいけない戦いがそこにある!! はたしてヒルはいたのか!? byカリメロ 本日はヒルでとても有名な鈴鹿山系の『藤原岳(ふじわらだけ)1,140m』三重県です。 藤原岳は鈴鹿セブンマウンテンのひとつ。関西でも霊仙山(りょうぜんざん)と共にカレンフェルトが有名なお山。カルスト地形がまるで海外のようです。 でも悲しいことにこのお山、ヒルも有名なんです。 鈴鹿山系は特にこれが原因で春から登っていませんでした。 ただ先月フォロワーさん情報によると『藤原岳はいなかったですよ』とお聞きしたので、入念に前日が雨でないこと、当日は晴れて景色が望めること、最近の情報を見まくって確認したなどの結果、今回決行することにしました。 やはり土曜日でお天気ということもあり、大貝戸登山口には朝6時半~7時で即満車。バイクで行ってて良かったと感じました。 斜度、足場、距離(標高差)などは初心者でも楽しめる登りやすさです。 やはりヒルにびびる私でしたので、6合目まで普段ではありえないスピードを記録しています^^; 常に地面に気を配り、自分の足や腕も何回見たことか! またヒルは上から落ちてくるって話も聞きますので、落ちてくる葉っぱですらめちゃビビりまくっていました。 近くでバッタがぴょんっと飛んだだけなのに『ヒル!?』って感じで、冷静に山を楽しめません(^_^;) トレラン選手並に慌てて登りまくっていたので、途中の経路など殆ど覚えておらず、これって精神的にヤバいですよね。 休日に楽しみに来たはずなのにストレス溜まりながら登って何しに来てんねん!と自分で突っ込んでいました。 途中ザックすら置きたくないし、座るなんてとんでもない、絶対に止まりたくない。 そんな戦いの末・・・・・ さて 結果としては・・・ヒル!! 居ませんでした(^_^;) 連日の晴れ日和や乾燥した土などがヤツらを遠ざけてくれていました。ただし、雨上がり後などはまだこの時期でも襲ってくるかもしれませんので充分に注意して登って下さい。 頂上ではお天気ということもあり綺麗なカレンフェルトを存分に楽しむ事が出来ました。 でもやっぱり鈴鹿山系は精神的に宜しくないので、晩秋〜春かな(^_^;) 皆さんご安全に!(^^) お疲れ山でした! ========= 今後の為の備忘録 2022年10月15日持参物 天気:晴れ/地上最高気温27℃ <ザック> ・30Lミニザック <衣料> ・帽子 ・モンベルストームクルーザー(暑くて要らない) ・着替✕1式 <携行品> ・モバイルバッテリー✕1 <飲食> ・食料→おにぎり✕1+行動食(バナナ2本) ・飲料→水0.5L✕2(1余り)+ノンアル2本・スポ飲料0.5L✕2(1余り) ・つまみ→スナック菓子(食べず)+煎餅2枚 =========
大貝戸登山口には綺麗なロッジが建っていてトイレも綺麗な水洗です(^^)
朝6時半〜7時ごろでほぼ満車状態。無料駐車場です。
駐車場は2段あり車はどちらも停めれますがバイクなら上段のロッジ横が良いでしょう
比較的登りやすい道
8〜9合目ほどになると滋賀県の街並みを見渡せます
8〜9合目ほどになると滋賀県の街並みを見渡せます
今日は10月半ばとは思えない暑さで地上最高気温は27℃予報
藤原山荘まで来ると 左が藤原岳展望台 右が天狗岩 の分岐点です
分岐点でまずは藤原岳展望台(頂上)を目指します ココはトイレもオシャレな小屋で好感が持てます
気持ち良い山道で優雅な山行が出来るゾーン
多少の登りはあってもこの辺は気持ち良く歩けます
綺麗な山肌で開放感があります
振り返ると滋賀県の街並みも一望です
さきほどの藤原山荘分岐点からはゆっくりでも20分〜25分で頂上には着きます
間もなく藤原岳の展望台(頂上)です
山頂に着きました。 1,140mの低山ですが、360度パノラマが広がります
目前には鈴鹿セブンマウンテンの一つ竜ヶ岳と奥には御在所岳も望めます
360度パノラマが広がります。 展望台ではぜひ景色とともにお食事を(^^)
土曜日なのにこの時間は殆ど人が居ません。駐車場の車の人々はどこに居るのか?
1時間ほど頂上で休憩したので今度は天狗岩を目指します。
振り返ると先程登った藤原岳展望台です
天狗岩に着きました。ここも分岐点からゆっくりで20分〜30分で到着出来ます。
天狗岩の標高は藤原岳展望台の標高より高い1,165mです
藤原山荘分岐点へ戻ります
今日はホントお天気です ヒルのことは忘れてます(笑)
遠くに見える街並みや雲空が今居る場所を実感させます
直線上に見える藤原岳と感動のカレンフェルト!天狗岩からの戻りが最高の景色でした!
藤原岳が綺麗に見えます
植物のことは全くわかりません、 ただミツバチが美味しそうに食事中だったので
下山したら日本の初代天皇の神武神社があります。後で気づいてしまったのでお参り後悔(泣) 拝礼だけはして下りましたよ
下山のゴール地点。振り返り一礼。 大貝戸登山口象徴の鳥居です。 感謝して一礼帰宅m(_ _)m
この活動日記で通ったコース
藤原岳 (大貝戸道)往復コース
- 05:40
- 7.0 km
- 1033 m
- コース定数 23
三岐鉄道西藤原駅から徒歩15分ほどの藤原岳登山口休憩所から出発。神武神社の脇を直進して登山道に入り、スギ林の中を緩やかに登り、その先の急坂をジグザグに登る。二合目の標識を過ぎて急坂を登り切ると、四合目の広場に着く。さらに登ると聖宝寺道が合流する八合目の広場に着く。道はこの先も急傾斜が続くので、浮き石や残雪で滑らないように注意。スリップ事故を防ぐためにも冬期はアイゼンが欲しい。3~4月にかけてフクジュソウの花が見られ、九合目付近からは花の数が増える。樹木がまばらになると、避難小屋の藤原山荘に出る。藤原岳山頂へは南の鞍部まで下って登り返す。山頂からは御池岳や鈴鹿南部の山々が見渡せる。下山は来た道を忠実に戻る。時間があれば、藤原山荘から往復1時間ほどの天狗岩まで行ってみたい。藤原岳山頂同様展望がすばらしい。