♪貴方だけが使えるテクニックで とかちつくちて~ 十勝岳に登ろうと思ったとき、一発で思い付いたタイトルですのであまりお気になさらず。 (「とかち」って言ったらやっぱねぇ?) というかこれ現代人にどれだけ伝わるかね 疑問だね?元ネタをご存知の方には一杯奢らせていただきたいですw https://youtu.be/DA7wDaitRS4 十勝岳には何年か前に登りきたことがあるのですが、荒天でなーんにも見えなかったので撤退した思い出があります。 だからどんな山なのかいまいちイメージがないんですよね。 火山だったのは覚えてるんだけど、どん な山だったかなぁ?ということで今回のミッションは前回失敗した十勝岳の周回コースを公共交通機関だけで登ること。 登山口までバスがある山は北海道だとかなりめずらしいですが、時間まで戻れるかな? 余談ですが、山に登ってて今日は異様に絶好調だって日ありませんか?いつもよりやたら足が軽かったり、全然バテなかったり。 今回はそんな超絶好調の日だったのですが、この好調って維持する方法とかないんですかね?
生活道具の入ったでかいザックは旭川のコインロッカーに預けて富良野線の始発列車に乗ります… この始発列車、後ろ二両は乗れなくて焦りました
しばらく走っていくと車窓に十勝岳が見えてきます! (でもどれが十勝岳なんだろう?)
上富良野駅で降りて、バスに乗り換えます。上富良野駅から土日祝限定で朝一の登山バスが出ているのでありがたいですな。 車内に両替機がないのでバス代はきっちり500円用意するようにしましょう https://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/index.php?id=1522
おお~!あれ雲かと思ったら噴煙じゃん!?こんなに活発な火山なんですね!
十勝岳温泉凌雲閣からスタート、ここの道は見覚えありますね
いやすごいなこの火口
なんか今日は体が軽い、足がずんずん進んでいきます(一回通った道だからかな?)。 向かいに見えるのが富良野岳、あんな山だったんですね。こないだはなーんも見えなかったので。
足元にはかわいいお花が応援してくれます。これこないだ飯豊で見たような?
それにしてもこの荒々しい景色!
音を立てて噴気が上がっています
そして写真見てきづいたけど、これハロー現象(太陽の回りに丸い虹ができること)起きてますね。 うわー、これ生で見たかったなぁ~
それにしてもどんどん力がわいてきますね!チカラ無から無限とはよく言ったものです。 年に一度ぐらいの絶好調の日?ほーんとに足が軽いです。
上富良野岳の山頂手前はイロトリドリのお花がたくさん!
そしてやっぱり向かいの富良野岳もいいね!こんどはあっちにもリベンジしよう!!
最後ちょっとだけ岩を抜けると
上富良野山頂に楽々到着です!! ほんとになんでこんな好調なんだろう?パワプロだったら赤い笑顔になってるレベルですよ。
山頂からはものすごい雲海。 大雪さん一家が雲海のお風呂に仲良く浸かっていますね!
目の前の上ホロカメットク山、これまた凄い山ですね!
上ホロ山頂から十勝岳をロックオン!! 今からあそこに登ると思うとまたいっそうワクワクが膨らみます!足が軽やかに動いてきますね。
山頂から火口を見下ろすとまさに断崖絶壁、ものすごい迫力です! ここで船越英一郎ごっこをしているときに気づいたのですが、お分かりいただけるだろうか…?
今日はいてるの普通のスニーカーじゃん!? そういえば登山靴旭川駅のザックにいれっぱのまま気づかずにここまできちゃったよ!?! なんかいつもより足が軽いなぁとは思ってたけど、物理的に軽いんだもん当たり前よなぁ。 我ながら大ボーンヘッドですが、ま気をつけて登ればいっか。
気を取り直して、十勝岳への稜線も火山とお花とで最高の気分で歩けます。
スニーカーだと気づくとこういう岩のごろごろが気になってきますね。滑りはしないけど足ツボマッサージ状態です。
まあ行けるでしょう、今日好調なのはホントだし。
何度見てもこの火口は凄いね、
山頂に手前はいかにも火山らしい岩がゴロゴロとしています。
とりあえず山頂でパシャリ ほんとに今日は全く疲れてないですね。たまーにあるんだよなこういう日。
まずは登ってきた上富良野、富良野岳方面。 奥に見えるのは日高山地の山々でしょうか?幌尻とかカムエクとかも見えてるのかなぁ?北海道でも特にキツい山域ですね
大雪方面にみえる大きな山はもしかしてトムラウシでは!! 憧れのトムラウシ、怖いけどいつかは行きたいトムラウシ。いつかは行けるかな?
東側に見えるのはニペソツとかウペペサンケなのかな?
さらに奥に見えるのは阿寒岳とか?すんごいいろいろみえますね!
というか向かいにある美瑛岳も惚れ惚れしちゃう山だね!あれもいつか登ろう!
札幌方面にもけっこう高めの山が連なってますね。広いし山もたくさん、北海道はすごいなぁ、
なんとも素晴らしい景色ですが、ボチボチ降りませう。吹上温泉に降りるにはあの噴煙の下をくぐって進みます。
うっひゃ!こっから見上げるのもまたすごいや!
黒くてなだらかでスキーで滑りおりれそうな山ですね
ザクザクと小石をはねながら走り降ります、なんとも快感な登山道だね!
ただ下の方までくるとまた岩が大きくなってくるのよね。先もまだ長いし、ボチボチ足の裏がしんどいです。 トレラン靴の人って足裏いたくならないのかなぁ?
青空と噴煙
もう一枚、十勝岳スゴイ山です。
吹上温泉に降りるには徒渉箇所もあります、増水には注意ですね。
ということで白銀荘がゴール… じゃなくて、もうちょっとだけ歩きます。
車道を10分ほど歩いて森を抜けると
ここにあるのが吹上露天の湯! ここロハで入れる露天風呂でして、酸性のお湯がじつに気持ちいいんです。 おすすめは熱い方の湯船46℃くらいある激熱風呂ですが、全身の疲れによーく効くんですよ!!
暖まったし白銀荘でバスに乗りましょう。(露天湯前にもバス停ありますがベンチとかないので) それにしても「道道」って、県道の北海道版だから道道なのも理屈ですが、ねぇ? そして966号線って全部でいくつあるんでしょうね?
上富良野駅からまた旭川に戻ります。 それにしても登山バスと言うのは実にありがたいものですね。遠くからきた登山客の足にもなるし、縦走にも使えます。 電車バスでの登山はやっぱり楽しいな!
この活動日記で通ったコース
上ホロカメットク山-十勝岳 縦走コース
- 07:00
- 11.8 km
- 1041 m
- コース定数 27