テント破壊!嵐の白馬岳

2022.07.22(金) 日帰り

活動データ

タイム

07:05

距離

5.9km

のぼり

1513m

くだり

29m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 5
休憩時間
2 時間 39
距離
5.9 km
のぼり / くだり
1513 / 29 m
1
59
2 38
2 17

活動詳細

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私の好きな山、白馬岳。 夏ですらその白い山容はまさに白馬の名に相応しい。 行くたびにその表情を変え登山者を魅了するそのポテンシャルは名峰揃いの北アルプスにおいても屈指の存在だ。 今回はその白馬を味わいつくすべく猿倉から栂池へ縦走するプラン。 今回は岳友とともにまったり山行。 予定通りに頂上宿舎に着きチェックインしてまずはビールで乾杯! テント設営の後に稜線に偵察。 テン場からわずか3分程で稜線に到着。 いきなり大絶景です。 早くも明日が待ち遠しい。 しばしの散歩を楽しんだら早めの夕食としよう。 ツマミは相棒、締めのラーメンは私の担当だ。 美味かったかどうかは別として山での食事はいつも期待を裏切らないものです笑 しかし天気が怪しくなってきた。 この後は自由行動でツレは天の川撮影、私は晩酌の予定なのでそれぞれのテントに戻り私は持参したビールを飲んで早めの就寝。 明日の期待を高めつつも疲れた体はあっと言う前に闇へと… 3時間くらい寝ただろうか。 テントを叩く雨と風の音で目覚めた時に、いつもとは違う違和感を感じた。 雨は小降みたいだが風がかなり強い。 とはいえここは稜線からわずかだが下に位置するテン場である。 気温も12℃くらいあるし問題無しと思い再度シュラフの中へ。 だがしかし今度は激しく突き上げられるような振動と風の轟音で目をさす。 「コレはヤバイ」と思いました。 ペクを使ってなかった私のテントはこのままだと吹き飛ばされると判断。 石で固定はしていたものの、コレでは足りない汗 さらに石を使って補強したのです。 しばらくは持ち堪えはしたが、もはや外は嵐の如く荒れ狂い私のテントもあっさり横転‼️ 23時くらいに荒れ始めた嵐は夜中から早朝にかけて続き、ツレのテント他4張り程を凪倒しました。 テントを潰されたツレを回収したものの私のテントももはやこれまでか汗 テントの中にいるにもかかわらずずぶ濡れな私達はすでに体温も低下。 一旦小屋で体を温めて(3時間くらい)小雨になってからようやく撤収作業に入りました。 ツレのテントはポールが折れてペシャンコ… 私のテントは10Mくらい飛ばされてました汗 その後、無事下山したものの、体一つで小屋に避難してた間、放置されたままの私達のテントやザックはとんでもないくらい重くなってて下山は困難を強いられた事は言うまでもない。 今回の山行は2ヶ月前に決めた事もあり、悪天候覚悟て決行しましたが、やはり山の天候はなめちゃいけないと、改めて思い知らされたのです。 小屋に駐留する長野県警の方曰く稜線の風速は15Mだったそうです この記録に嵐の最中の写真はありません。 撮ることが出来なかったため…

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