活動データ
タイム
06:11
距離
8.1km
のぼり
1080m
くだり
1076m
活動詳細
すべて見る前日に南小谷駅からバスに乗り、終点の雨飾高原バス停から歩いて50分。雨飾高原キャンプ場に前夜テント泊。 雨飾高原キャンプ場は、水も豊富に使えるし、トイレも水洗。食料(カップ麺)のほか、紙皿や蚊取り線香も売っていて、きれいで気持ちの良いキャンプ場でした。 雨飾山は、女神の横顔や、花の名山という評判から想像したイメージとは裏腹に、実際にはものすごくタフなコースです! 頂上まで片道4km。はじめの1km近くはニリンソウやミズバショウの咲く静かな谷あいを進みます。 谷を詰めたところから急登が始まります。残り約3kmで1,000m以上高度をあげます。頂上までひたすら続く急登。前回の平標山もタフな道でしたが、それでも5kmの道のりで高度差1,100mだったので、今回はそれ以上。はしごもあれば岩をつかんで登る箇所も何か所か出てきます。 荒菅沢の雪渓からの景色は見事です。雪の白さと鮮やかな緑、荒々しい岩肌、空の青さ、すべてが眼の前に広がり、こちらに迫ってくるような迫力を感じます。 雪渓上のルートには赤い色を付けて目印にしてくれてます。が、雪の重みでルート沿いの木が曲がってルートに覆いかぶさり、ルートを塞いでいます。さらにルート全てにペイントしてあるわけではなく、日に当たると表面の雪が溶けて、雪の凹凸と踏み跡が不明瞭となるので、案の定コースアウト。あぁ怖かった。 登山道には沢山の花々が咲き、絶滅危惧種のシラネアオイも沢山咲いています。 きつい登りのご褒美のように、山頂は息を呑む絶景です。 日本列島を東西に谷折りする折れ線、糸魚川構造線から一気に立ち上がる頸城山塊は、どの山々も恐ろしく巨大に見えます。 長々と尾根を連ねる谷川山系や奥秩父と違い、高妻山や焼山、火打山などピラミダルで巨大な山容に囲まれて、ただただ圧倒されていました。
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