双耳峰の燧ヶ岳(柴安嵓) 32/100名山 〜滑落注意⚠の柴安嵓~

2022.06.05(日) 日帰り

【一口メモ】 ☆一泊二日で会津駒ヶ岳と燧ヶ岳(ひうちがたけ)に登りました。この記事は二日目に燧ヶ岳に登った時のものです。 ☆燧ヶ岳は東北最高峰の山です。いくつか登山ルートがありますが、迷いやすかったり、急斜面があったりで難易度が高いようです。特にこの時期は雪が残り、YAMAPの標準時間(夏場)はあてになりません。少なくともプラス1時間くらい余裕を持った方が良さそうです。 ☆どのルートも登り標準4時間、下り標準3時間前後(計7時間)なので、ある程度の経験と体力が必要です。 ☆燧ヶ岳と言う名前のピークはなく、登頂可能なピークは、柴安嵓(しばやすぐら、2,356m)・俎嵓(まないたぐら、2,346.0m)・ミノブチ岳(2,220m)の3つです。今回登ったのは、時間の関係で柴安嵓と俎嵓です。 ☆この時期はアイゼンは必携です。12本爪がベスト。急登はチェーンスパイクは不向きです。 【活動日記】  昨日、過酷な縦走路を歩き、御池ロッジで泊まりました。ロッジは素泊まり5800円。ご飯や牛丼、カレーなどのレトルト食品が売っているので、自分で温めて食事できます。大浴場があり、疲れが癒やされます。  5時起床、5時半出発です。天候は曇り。駐車場の奥に御池登山口があります。最初は尾瀬らしく木道を歩きます👍木道の脇には白い水芭蕉が群生していて、とてもきれいでした✨✨✨そんなのんびりムードも終わり、大きな岩が露出した急登が始まり、残雪が見られ始めます😓そこそこの急坂ですが距離が短いので、ここはノーアイゼンで頑張ります💪雪のためルートが見つけにくく、少し迷いました💦この急登を抜けると、展望が開けます。最初の池糖(ちとう)、広沢田代に到着し、地獄(本当の地獄はまだ先にあった)から天国に来たかのように思えます😃👍湿原の中、長く続く木道を歩くのはとても気持ちがいいです😍  広沢田代を過ぎると、かなり傾斜(30度を超えるような傾斜もある)のある雪山にぶつかります。ここもノーアイゼンで頑張りました💪ダケカンバなどの広葉樹林を登ると、再び展望が開け、2つ目の池糖、熊沢田代が目の前に広がります。ここは傾斜湿原なので、木道がはっきりよくわかります👍ここも気持ちよく歩け、気分を持ち直しました😃途中、少し雨も降ったのですが、しだいに天候は回復し、よいお天気になったこともよかったです✌️  熊沢田代を過ぎると、いよいよ真打ち登場、燧ヶ岳です。ここまでが結構長く感じました。そびえる雪山、上の方まで雪景色。さすがにここはアイゼンなくしては厳しいと思い、左に3回トラバースしたあたりでアイゼンを装着しました。勾配はしだいに急となり、何度も小休止を取りながら登りました。俎嵓の山頂は岩場です。石祠があり、「明治22年」と彫られていました。360度の眺望は素晴らしく、至仏山から会津駒ケ岳、眼下には尾瀬沼が眺望できます🤩✌️最終目的地の柴安嵓もバッチリ見えます✋雪で覆われた急登で危険を伴うので、そこまで登る方は少ないようです。  柴安嵓まではいったん鞍部に下ります。この道が急斜面の上、岩ゴロゴロでとても歩きにくいです😓雪のあるところに出て、上を見上げるとかなりの斜面であることがわかります😨ラストの斜面はたぶん40度くらいですが、見た目はほぼ垂直です。アイゼンの前爪でステップを作りながら慎重に登りました。柴安嵓の山頂も岩場ですが、俎嵓より広いです。アイゼンを装着したままなので、岩場を歩くのに苦労しました。別のルートから登ってきた方に記念写真を撮って頂きました。時間がないのですぐに下山です。下りは登りの数倍怖かったです😰前爪頼りです。私が登る少し前に、ここで20m滑落した方の話を聞きました。確かによく見ると、その痕跡が残っていました。十分時間をかけ、無事、柴安嵓を下りたところでアイゼンを脱却しました。ここから先はノーアイゼンで下りました。木道や岩場での着脱の時間を省略するためです✋  下山は登りよりは時間がかかりませんが、アイゼンなしなのでとても滑ります。斜面で”尻ソリ”のように2,3回数m滑り落ちました。いずれも笹藪に突っ込んだので怪我はありませんでした👍最後の方の下りは急斜面で大きな岩がゴロゴロの上、大量の雪解け水が流れていて、沢の中を歩いているようでした😓雪の上も雪が溶け出しているので集中していないと踏み抜けます。  登りに4時間近くかかりましたが、下りは3時間で下ることができ、13:10分の会津高原尾瀬口行きのバスに間に合いました✋その後特急リバティ会津144、下今市で特急日光8号と乗り継ぎ、新宿まで帰ってきました。  今回は、2日目の午後には足が上がらず、もつれる場面もあったので、だいぶ筋力、体力の衰えを感じました。夏は北アルプス槍ヶ岳から奥穂高、西穂高への縦走を考えていますが、練り直します。

会津駒ヶ岳方面から見た燧ヶ岳

会津駒ヶ岳方面から見た燧ヶ岳

会津駒ヶ岳方面から見た燧ヶ岳

御池登山口

御池登山口

御池登山口

登山口を入ってすぐのところ。少し曇ってます。

登山口を入ってすぐのところ。少し曇ってます。

登山口を入ってすぐのところ。少し曇ってます。

木道に出ます。

木道に出ます。

木道に出ます。

水芭蕉。癒やされます👍🤩

水芭蕉。癒やされます👍🤩

水芭蕉。癒やされます👍🤩

水芭蕉が群生してます🤩

水芭蕉が群生してます🤩

水芭蕉が群生してます🤩

大きな石ゴロゴロスポットに入ります。

大きな石ゴロゴロスポットに入ります。

大きな石ゴロゴロスポットに入ります。

また木道。うれしいです。

また木道。うれしいです。

また木道。うれしいです。

積雪スポットに入ります。

積雪スポットに入ります。

積雪スポットに入ります。

そしてまた大石ゴロゴロスポット。

そしてまた大石ゴロゴロスポット。

そしてまた大石ゴロゴロスポット。

広沢田代。気持ちがよいスポットです🤩👍

広沢田代。気持ちがよいスポットです🤩👍

広沢田代。気持ちがよいスポットです🤩👍

広沢田代。

広沢田代。

広沢田代。

広沢田代。

広沢田代。

広沢田代。

積雪スポット。どこまで続くのか・・・。

積雪スポット。どこまで続くのか・・・。

積雪スポット。どこまで続くのか・・・。

まだまだ続きます。

まだまだ続きます。

まだまだ続きます。

一部木の階段が見えています。

一部木の階段が見えています。

一部木の階段が見えています。

見つけるとうれしい木の階段。

見つけるとうれしい木の階段。

見つけるとうれしい木の階段。

水芭蕉群生地。木道の脇です。

水芭蕉群生地。木道の脇です。

水芭蕉群生地。木道の脇です。

積雪スポット。

積雪スポット。

積雪スポット。

木の階段。雪、木道、木の階段と交互にあるので、アイゼンはつけません。

木の階段。雪、木道、木の階段と交互にあるので、アイゼンはつけません。

木の階段。雪、木道、木の階段と交互にあるので、アイゼンはつけません。

もうすぐ熊沢田代。

もうすぐ熊沢田代。

もうすぐ熊沢田代。

熊沢田代。山、木道、湿原のコラボは素晴らしい🤩👍

熊沢田代。山、木道、湿原のコラボは素晴らしい🤩👍

熊沢田代。山、木道、湿原のコラボは素晴らしい🤩👍

熊沢田代。木道の左側。

熊沢田代。木道の左側。

熊沢田代。木道の左側。

曇り空だけど、山々はよく見えます。

曇り空だけど、山々はよく見えます。

曇り空だけど、山々はよく見えます。

急登の手前。まだいいほうです。

急登の手前。まだいいほうです。

急登の手前。まだいいほうです。

眼下に熊沢田代。

眼下に熊沢田代。

眼下に熊沢田代。

昨日歩いた会津駒ヶ岳からの縦走路。

昨日歩いた会津駒ヶ岳からの縦走路。

昨日歩いた会津駒ヶ岳からの縦走路。

まだ8合目。本当の戦いはここから始まる。

まだ8合目。本当の戦いはここから始まる。

まだ8合目。本当の戦いはここから始まる。

俎嵓(まないたぐら)の山頂手前に大きな岩。

俎嵓(まないたぐら)の山頂手前に大きな岩。

俎嵓(まないたぐら)の山頂手前に大きな岩。

山頂から見た尾瀬沼👍🤩

山頂から見た尾瀬沼👍🤩

山頂から見た尾瀬沼👍🤩

尾瀬沼。

尾瀬沼。

尾瀬沼。

気になって撮った石碑。難しい漢字が書かれています。読めません。

気になって撮った石碑。難しい漢字が書かれています。読めません。

気になって撮った石碑。難しい漢字が書かれています。読めません。

石祠。

石祠。

石祠。

俎嵓から見た柴安嵓。急角度の険しい山容。

俎嵓から見た柴安嵓。急角度の険しい山容。

俎嵓から見た柴安嵓。急角度の険しい山容。

柴安嵓(拡大)。右の急斜面を登ります。

柴安嵓(拡大)。右の急斜面を登ります。

柴安嵓(拡大)。右の急斜面を登ります。

柴安嵓(拡大)。急斜面を登る黒い人影が見えますか。若い女性です。彼女が下りてきた時、私がこの斜面を登り始めました。

柴安嵓(拡大)。急斜面を登る黒い人影が見えますか。若い女性です。彼女が下りてきた時、私がこの斜面を登り始めました。

柴安嵓(拡大)。急斜面を登る黒い人影が見えますか。若い女性です。彼女が下りてきた時、私がこの斜面を登り始めました。

鞍部に下り、これから登ります。

鞍部に下り、これから登ります。

鞍部に下り、これから登ります。

柴安嵓(しばやすぐら)山頂。
やったぁ~🤩✌️

柴安嵓(しばやすぐら)山頂。 やったぁ~🤩✌️

柴安嵓(しばやすぐら)山頂。 やったぁ~🤩✌️

柴安嵓山頂からの景色👍。前方の山は至仏山かな。

柴安嵓山頂からの景色👍。前方の山は至仏山かな。

柴安嵓山頂からの景色👍。前方の山は至仏山かな。

至仏山。4月末に登ったときよりだいぶ雪の量が減っています。

至仏山。4月末に登ったときよりだいぶ雪の量が減っています。

至仏山。4月末に登ったときよりだいぶ雪の量が減っています。

柴安嵓山頂からの景色🤩。

柴安嵓山頂からの景色🤩。

柴安嵓山頂からの景色🤩。

柴安嵓山頂からの景色。

柴安嵓山頂からの景色。

柴安嵓山頂からの景色。

下山時の会津駒ヶ岳縦走路。空が明るくなってます。

下山時の会津駒ヶ岳縦走路。空が明るくなってます。

下山時の会津駒ヶ岳縦走路。空が明るくなってます。

下山時の熊沢田代。空が明るいのでより美しいです✨👍。

下山時の熊沢田代。空が明るいのでより美しいです✨👍。

下山時の熊沢田代。空が明るいのでより美しいです✨👍。

下山時の広沢田代👍。

下山時の広沢田代👍。

下山時の広沢田代👍。

下山時の広沢田代✨👍。

下山時の広沢田代✨👍。

下山時の広沢田代✨👍。

下山時の広沢田代。平和な感じが好き。😍

下山時の広沢田代。平和な感じが好き。😍

下山時の広沢田代。平和な感じが好き。😍

会津駒ヶ岳方面から見た燧ヶ岳

御池登山口

登山口を入ってすぐのところ。少し曇ってます。

木道に出ます。

水芭蕉。癒やされます👍🤩

水芭蕉が群生してます🤩

大きな石ゴロゴロスポットに入ります。

また木道。うれしいです。

積雪スポットに入ります。

そしてまた大石ゴロゴロスポット。

広沢田代。気持ちがよいスポットです🤩👍

広沢田代。

広沢田代。

積雪スポット。どこまで続くのか・・・。

まだまだ続きます。

一部木の階段が見えています。

見つけるとうれしい木の階段。

水芭蕉群生地。木道の脇です。

積雪スポット。

木の階段。雪、木道、木の階段と交互にあるので、アイゼンはつけません。

もうすぐ熊沢田代。

熊沢田代。山、木道、湿原のコラボは素晴らしい🤩👍

熊沢田代。木道の左側。

曇り空だけど、山々はよく見えます。

急登の手前。まだいいほうです。

眼下に熊沢田代。

昨日歩いた会津駒ヶ岳からの縦走路。

まだ8合目。本当の戦いはここから始まる。

俎嵓(まないたぐら)の山頂手前に大きな岩。

山頂から見た尾瀬沼👍🤩

尾瀬沼。

気になって撮った石碑。難しい漢字が書かれています。読めません。

石祠。

俎嵓から見た柴安嵓。急角度の険しい山容。

柴安嵓(拡大)。右の急斜面を登ります。

柴安嵓(拡大)。急斜面を登る黒い人影が見えますか。若い女性です。彼女が下りてきた時、私がこの斜面を登り始めました。

鞍部に下り、これから登ります。

柴安嵓(しばやすぐら)山頂。 やったぁ~🤩✌️

柴安嵓山頂からの景色👍。前方の山は至仏山かな。

至仏山。4月末に登ったときよりだいぶ雪の量が減っています。

柴安嵓山頂からの景色🤩。

柴安嵓山頂からの景色。

下山時の会津駒ヶ岳縦走路。空が明るくなってます。

下山時の熊沢田代。空が明るいのでより美しいです✨👍。

下山時の広沢田代👍。

下山時の広沢田代✨👍。

下山時の広沢田代。平和な感じが好き。😍

この活動日記で通ったコース

尾瀬御池-燧ヶ岳 縦走コース

  • 05:55
  • 8.3 km
  • 1018 m
  • コース定数 23