山田〜狭川〜下狭川下垣内城〜旧笠置街道〜笠置〜加茂笠置遊歩道

2022.03.04(金) 日帰り

活動データ

タイム

08:40

距離

34.0km

のぼり

1820m

くだり

1818m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 40
休憩時間
10
距離
34.0 km
のぼり / くだり
1820 / 1818 m
1 27
4 43
2 27

活動詳細

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まずは加茂から狭川に抜ける道を歩きました。 最初山田で、北の谷向こうに行ける道があると思って、加茂笠置遊歩道の一本南の林道を登って行ったのですが、途中でそんな道はないと気がつき、加茂笠置遊歩道に戻りました。 そこから狭川へ降りていく道までは、古い林道を歩く予定でした。ところがあまりの笹藪に断念しました。仕方がないので、加茂笠置遊歩道を迂回しました。 ついでに、狭川の下垣内共同墓地の奥へ下る道があるのか、確認しに茶畑の奥へ。山道にピンクテープが点々としているのが見え、道はしっかりあるようでした。 その後、下狭川町下垣内の城山へ降りていく道に向かいました。地理院地図の通りに分岐があることを確認後、笹藪で阻まれた道の出口がどうなっているのか見に行きました。分岐から200mほど下ったところで、笹藪となっていました。ヤマレコの山行記録にこの道を歩いた記録があったので、行けるのかと思いきや、350mほど密生した笹藪を藪漕ぎする必要があったようです。 下狭川へ降りていく道は、入り口こそわかりにくかったものの、そのあとは道が明瞭で歩きやすかったです。途中木が生えてきているところもあり、荒れてはいました。ただ、荒れた道は長くは続かず、その下は林業の作業が入っているようで、最近も人が入って道を整備したような痕跡がありました。 ただ、下りきったところにある放棄田を、2008年ごろの国土地理院の航空写真で見ると、全く道筋が見えない状態でした。最近撮影されたGoogleの航空写真では、道がはっきり見えたため、道があると考えてこの道を降りましたが、林業の作業がない年は、放棄田の中を行く道は笹藪に覆われてしまう可能性が高いと思います。Googleの航空写真で道が見えたので、コンクリート舗装されていると予想していました。実際には、土の道で草刈りをして道を作ってありました。 放棄田を抜けると、下垣内の城山という場所に出ます。ここには下垣内城があるということで、見学してきました。大変見応えのある山城跡でした。下垣内城については、下記をご覧ください。 https://yamap.com/activities/16018609 城山を後にして、川沿いの笠置街道ができる前の旧笠置街道だと思われる山道を歩きました。 途中、山田へ登る道があったので、山田で確認した場所に出るかどうか確かめに一度登ってみました。道は最後の尾根に出るまでは明瞭で、その先の尾根筋はピンクテープを頼りに歩きました。地理院地図にある道筋とは異なる道をたどり、問題なく山田の茶畑の脇に出てきました。 山田への分岐から少し行くと、谷間の倒木が道を塞いでいました。なんとか倒木を迂回して先を進みました。しかし結局、白砂川へ斜めに下りていく道が大量の倒木や地滑りで、道を歩くのが危険な状態でした。やむなく斜めに降りていく手前のところまで戻り、そこから山を巻く形で続いている山道を歩いてみました。ただこちらも途中崩れている場所があり、そこで道が消えてしまいました。そこから道のない谷を車道まで降りました。 笠置に入ったところで、境の神にお参りしました。こちらには、小さなお社の脇に石灯籠があり、そこに「辯財天」という文字が見えます。本来は弁財天社かもしれません。いずれにせよ、磐座信仰の神社だろうと思います。 参道の倒木を多少撤去したりしていら、眼鏡を落としてしまい、メガネ外すとメガネが見えないので、20分ぐらい探すはめに...。iPhoneのカメラで周囲を写しながら探すという技を使っても見つからず。一旦荷物を置き、あちこち探して、ふと荷物の上を見ると、メガネが落ちてました。竹の枝に引っかかっていたのが落ちたのだろうと思います。でもひょっとしたら、境の神さんが置いてくれたのかもしれません。 今回は笠置山に登る予定でしたが、度々笹藪に行手を阻まれ、メガネを探し(笑)、思いの外時間がかかったので諦めました。 地理院地図を見ると来栖天満宮のあたりから加茂笠置遊歩道に続く林道の途中へ登って行く道があるようでしたので、その道の入り口を探してみました。ところがいくら探しても見つかりませんでした。もし道の入り口があるとしても、民家の中を通っていかなければならない感じです。 林道側からも、地理院地図の道があるのか調べてみると、確かに道はありました。ただやはりすぐ下で笹藪に覆われてしまい、それ以上進むのはやめました。この時林道側から見つけた道は、GPSの軌跡をみると、地理院地図の道筋とも少し違いました。地理院地図の道筋は尾根の上を下って行くように見えますが、林道側から見つけた道は谷へ降りて行くようでした。 山田に出た後、笹藪で通れなかった道を再訪しているのは、その辺りでポケットの中に入れていたものを落とした気がしたからなんですが、何と無事見つかりました。この日は、いろいろ落とす日でした。

奈良市(東エリア) とても良いお天気でした。思っていたところに出る道じゃないことを知らず、意気揚々と登っていました。
とても良いお天気でした。思っていたところに出る道じゃないことを知らず、意気揚々と登っていました。
奈良市(東エリア) そうなっているかなあとは思っていましたが、案の定笹藪に行く手を阻まれました。
そうなっているかなあとは思っていましたが、案の定笹藪に行く手を阻まれました。
奈良市(東エリア) 試みに少し進んでみるとコンクリート舗装の道に出ました。ひょっとして行けるのではと思いましたが....
試みに少し進んでみるとコンクリート舗装の道に出ました。ひょっとして行けるのではと思いましたが....
奈良市(東エリア) 結局笹藪に行く手を阻まれ、この道を行くのは断念。この時少し先に入ってみて、笹藪に押されたのか、ポケットの中身が落ちたようです。
結局笹藪に行く手を阻まれ、この道を行くのは断念。この時少し先に入ってみて、笹藪に押されたのか、ポケットの中身が落ちたようです。
奈良市(東エリア) 加茂笠置遊歩道は、美しい茶畑を選んで設定されているようにおもます。
加茂笠置遊歩道は、美しい茶畑を選んで設定されているようにおもます。
奈良市(東エリア) 加茂笠置遊歩道からの眺め。
加茂笠置遊歩道からの眺め。
奈良市(東エリア) 狭川へ下りる道の入り口。ピンクテープが点々とあるのが見え、時折人が歩いているようでした。
狭川へ下りる道の入り口。ピンクテープが点々とあるのが見え、時折人が歩いているようでした。
奈良市(東エリア) 狭川、須川を望む。
狭川、須川を望む。
奈良市(東エリア) 須川ダムが見えました。その奥は南庄村の奈良の杜ゴルフ場だと思います。見えませんがその裏側が円成寺です。
須川ダムが見えました。その奥は南庄村の奈良の杜ゴルフ場だと思います。見えませんがその裏側が円成寺です。
奈良市(東エリア) こちらは中墓寺。中墓寺の左奥の山が下狭川城跡です。
こちらは中墓寺。中墓寺の左奥の山が下狭川城跡です。
奈良市(東エリア) 笹藪に覆われていた林道。ここから先350mほどはずっと笹藪のようです。
笹藪に覆われていた林道。ここから先350mほどはずっと笹藪のようです。
奈良市(東エリア) ここに分岐があります。加茂笠置遊歩道から降りてきて、ここで左側の笹藪を抜けると道が現れます。
ここに分岐があります。加茂笠置遊歩道から降りてきて、ここで左側の笹藪を抜けると道が現れます。
奈良市(東エリア) 林の中の道は明瞭でした。ただテープなど目印はありません。
林の中の道は明瞭でした。ただテープなど目印はありません。
奈良市(東エリア) サノさんの山?
サノさんの山?
奈良市(東エリア) 割と最近も、道が整備されたように見えました。
割と最近も、道が整備されたように見えました。
奈良市(東エリア) 草刈りされているだけでなく、まだ新しい板で小川に橋が渡されていました。ただ整備されていない時は、通行不能な笹藪地帯になりそうです。
草刈りされているだけでなく、まだ新しい板で小川に橋が渡されていました。ただ整備されていない時は、通行不能な笹藪地帯になりそうです。
奈良市(東エリア) 下垣内城から少し下ったところに、綺麗な水が湧いている井戸がありました。
下垣内城から少し下ったところに、綺麗な水が湧いている井戸がありました。
奈良市(東エリア) 大きなお屋敷の跡。昔はこの辺りに何軒かお屋敷があったのだろうと思います。
大きなお屋敷の跡。昔はこの辺りに何軒かお屋敷があったのだろうと思います。
奈良市(東エリア) 下垣内共同墓地の六地蔵。三体ずつ彫られているのが、少し珍しいですね。
下垣内共同墓地の六地蔵。三体ずつ彫られているのが、少し珍しいですね。
奈良市(東エリア) 山田へ登って行く道。
山田へ登って行く道。
奈良市(東エリア) そこかしこにテープがあり、道に迷うことなく歩けます。
そこかしこにテープがあり、道に迷うことなく歩けます。
奈良市(東エリア) 山田への分岐から少し歩いた谷間で、大きな倒木が重なり合い、道を塞いでいました。
山田への分岐から少し歩いた谷間で、大きな倒木が重なり合い、道を塞いでいました。
奈良市(東エリア) 獣道を辿って谷筋の上流側に倒木を迂回して、振り返ったところ。
獣道を辿って谷筋の上流側に倒木を迂回して、振り返ったところ。
奈良市(東エリア) 車道に斜めに降りて行く道を少し行くと、大量の倒木と地滑りで、前に進めなくなりました。
車道に斜めに降りて行く道を少し行くと、大量の倒木と地滑りで、前に進めなくなりました。
奈良市(東エリア) 結局、傾斜が緩いところで、道のない斜面を降り、少し車道を引き返したところにお墓があり、そこに六字名号碑がありました。
結局、傾斜が緩いところで、道のない斜面を降り、少し車道を引き返したところにお墓があり、そこに六字名号碑がありました。
奈良市(東エリア) 旧笠置街道はこの右手の笹藪から出てきます。
旧笠置街道はこの右手の笹藪から出てきます。
奈良市(東エリア) 旧笠置街道を逆側から登って行くと、やはり道が倒木などで塞がっていました。
旧笠置街道を逆側から登って行くと、やはり道が倒木などで塞がっていました。
奈良市(東エリア) こんな道を登ってきました。
こんな道を登ってきました。
奈良市(東エリア) 広岡町九頭神社。
広岡町九頭神社。
奈良市(東エリア) 広岡町九頭神社。隣の公民館裏手に石仏もありました。
広岡町九頭神社。隣の公民館裏手に石仏もありました。
奈良市(東エリア) 境の神(弁財天)参道。石段が設えてあり、かつては信仰を集めていた様子が窺えます。
境の神(弁財天)参道。石段が設えてあり、かつては信仰を集めていた様子が窺えます。
奈良市(東エリア) 境の神(弁財天)。覆屋の中の小さなお社が崩れていました。親城の後ろには、大きな岩があります。

なかなか雰囲気のある所です。笠置でブラタモリをやる時があれば、タモさんが連れて行かれそうです☺️
境の神(弁財天)。覆屋の中の小さなお社が崩れていました。親城の後ろには、大きな岩があります。 なかなか雰囲気のある所です。笠置でブラタモリをやる時があれば、タモさんが連れて行かれそうです☺️
奈良市(東エリア) かたわらの石灯籠に「辯財天」とあるのがわかります。
かたわらの石灯籠に「辯財天」とあるのがわかります。
奈良市(東エリア) 埃が詰まっていて、文字はよく読めませんでした。
埃が詰まっていて、文字はよく読めませんでした。
奈良市(東エリア) こんな奥まった場所に立派な石灯籠。
こんな奥まった場所に立派な石灯籠。
奈良市(東エリア) どうもこのお社、今は部品を立てかけて形を保っているだけで、ちょっと押されただけでも崩れてしまう状態になっているようです。でもせっかくなので微調整しておきました。
どうもこのお社、今は部品を立てかけて形を保っているだけで、ちょっと押されただけでも崩れてしまう状態になっているようです。でもせっかくなので微調整しておきました。
奈良市(東エリア) そばには小さな滝もありました。
そばには小さな滝もありました。
奈良市(東エリア) お社は石垣の上にあります。倒木で崩れていますが、元はここにも石段があったのだろうと思います。
お社は石垣の上にあります。倒木で崩れていますが、元はここにも石段があったのだろうと思います。
奈良市(東エリア) 右手の擁壁が途切れたところが、境の神さんへの入り口です。笠置町と奈良市の境にあります。
右手の擁壁が途切れたところが、境の神さんへの入り口です。笠置町と奈良市の境にあります。
奈良市(東エリア) 境の神さんへの入り口。
境の神さんへの入り口。
奈良市(東エリア) 栗栖天満宮参道の辻堂。奥には共同墓地があります。辻堂に賽銭泥棒への警告が掲示されていました。。。
栗栖天満宮参道の辻堂。奥には共同墓地があります。辻堂に賽銭泥棒への警告が掲示されていました。。。
奈良市(東エリア) 栗栖天満宮へは笠置駅から階段を登っても行けます。
栗栖天満宮へは笠置駅から階段を登っても行けます。
奈良市(東エリア) 栗栖天満宮の説明看板。
栗栖天満宮の説明看板。
奈良市(東エリア) 栗栖天満宮本殿。
栗栖天満宮本殿。
奈良市(東エリア) 地理院地図にある栗栖天満宮付近から登ってくる道を、林道側から下ってみたところ、笹藪に行く手を阻まれました。
地理院地図にある栗栖天満宮付近から登ってくる道を、林道側から下ってみたところ、笹藪に行く手を阻まれました。
奈良市(東エリア) 地理院地図にある栗栖天満宮付近から登ってくる道を、林道側から下って、戻ってきたところ。まあまあ幅があり、しっかりした道だったのだろうと思います。
地理院地図にある栗栖天満宮付近から登ってくる道を、林道側から下って、戻ってきたところ。まあまあ幅があり、しっかりした道だったのだろうと思います。
奈良市(東エリア) またお会いしました。加茂笠置遊歩道の途中にぶら下がっていました。この札がある尾根を登って行くと三角点があるので、やはり三角点マニアの方がぶら下げたものですね。去年通った時はなかったと思います😅。
またお会いしました。加茂笠置遊歩道の途中にぶら下がっていました。この札がある尾根を登って行くと三角点があるので、やはり三角点マニアの方がぶら下げたものですね。去年通った時はなかったと思います😅。
奈良市(東エリア) 右側は、加茂笠置遊歩道。
右側は、加茂笠置遊歩道。
奈良市(東エリア) 加茂笠置遊歩道。
加茂笠置遊歩道。
奈良市(東エリア) 加茂笠置遊歩道。気持ちの良い山道です。高圧電線の鉄塔整備のためにも使われるので、定期的に草刈りなど整備されていて、歩きやすいです。
加茂笠置遊歩道。気持ちの良い山道です。高圧電線の鉄塔整備のためにも使われるので、定期的に草刈りなど整備されていて、歩きやすいです。

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