塔倉山（目桑から）

快晴が約束された土曜日。本来なら遠征したいところだが、生憎予定があり自宅待機。 昼から少し空き時間が出たのでさっと行けるお山を探す。「そういえば塔倉山の目桑コースは歩いてないなぁ」と軽い気持ちで出発するも、登山口まであと3km弱のところで除雪は終了。そりゃそうだよね。下調べは大切です。 夕食当番のため残された時間は２時間程度。どこで撤退しようかと考えながら斜面にとりついた。 まずは杉林から。当然トレースはなく、緩い雪に何度もずり落ちる。459の▲からはやや急なブナ林。汗だくで尾根に乗り上げると、ようやく山頂が見える。奥にうっすらと頭を出した剱岳を目にすると、もう先に進むしか選択肢は無くなった。 尾根上は眺望はないものの杉が多く歩きやすい。緩やかなアップダウンを経て思ったより早く山頂に到着。目の前に広がる大展望を満喫したら、急いで下山。何とか予定時間内に帰還を果たす。結局目桑コースを歩いたのは一部だだったが、却って歩き甲斐があって楽しめました。帰りの車道をひたすらバックで運転するのが唯一の苦痛。