本当にこれが今年最後のテント泊という事で、寒波の影響を受けていないと思われた笠取山に行ってみた。前日が飲み会だったので、慎重を期して遅めの出発となった。当然、駐車場は満車だったが、奇跡的に登山口から比較的近い場所に路駐できた。登山小屋まではさほど距離もなく、登りやすいと聞いていたが、テントやシュラフを積み込んだリュクの重みでそれなりにしんどかった。(>.<) また小屋は開いていないと聞いていたが、営業していた。大将は気さくな感じで、気軽に何でも聞けて、いい感じだった。小屋から山頂までは距離も無かったので、テントを設営後、早速、頂上に向った。ところが確かに距離は無かったものの、最後の心臓破りの坂はなかなかのもので、また道も泥濘んでいたこともあり、頂上に着いたときには息絶え絶えだった。しかし頂上からの眺めは最高で、疲れも一気に吹き飛んだ!(富士山や南アルプスの山々が良く見えました。) また夜は星が綺麗に見え、特にテント場から少し離れた所に良い鑑賞ポイントがあり、しばらく芝生に寝転がって真っ暗闇の中、一人で星を眺めて悦に入っていた。低山と言えどもさすがに夜は冷え、テントの中もマイナス5℃とシュラフの中で凍えながら寝ることになった。翌朝、山頂でご来光を拝んでいた時、近くに居た女性二人組から「高いシュラフ買ったんで、夜が寒くなかった。」といった会話が聞こえてきた…やっぱり安いシュラフで冬のテント泊をしてはいけないなとしみじみ思った。(^_^;) また撤収作業をしていた時、大将が大きな声で゛〇〇さん?うちには泊まりに来てないよ゛と無線でやり取りしているのが聞こえ、゛○◯です゛と名乗り出た。携帯はテント場では繋がらない為、娘が小屋の連絡先に電話をしたものだった。やはり電波が繋がり難い時には家族に連絡先を伝える事は大事だなと改めて認識した。
登山口
ここから心臓破りの急坂です。
山頂から富士山がよく見えます。
山頂の気温
水干に至るルート
ここが多摩川の源流だそうです。水は無かったですが…
説明文
気温が低い為か、かなり霜柱がありました。
寒い中でもテントは結構ありました。
笠取小屋。
テントの中の気温。
写真では見え辛いですが、星空、綺麗だった。
朝焼けの富士山
山頂からの日の出
南アルブス