八甲田山(大岳)・井戸岳・赤倉岳

2021.10.31(日) 日帰り

活動データ

タイム

06:22

距離

11.2km

のぼり

870m

くだり

872m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 22
休憩時間
1 時間 52
距離
11.2 km
のぼり / くだり
870 / 872 m

活動詳細

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八甲田連峰 酸ヶ湯周回 八甲田大岳 1585m 青森の山、二日目は北八甲田連峰。 憧れの酸ヶ湯から大岳、井戸岳と赤倉岳を巡り廻って戻るコースを設定。 千人風呂で汗を流す約束をして大岳の登山口へ。平らな横岳と端正な櫛ヶ峯という南八甲田の山が見えてくる。緩やかな道を進んでいくと硫黄臭のする沢ゾーン、素早く直進する。 抜けると千人岱の湿原に入り木道の上を歩く。大岳と小岳が見えてくるが、どちらも優しい丸い山容だ。八甲田清水から水を補給して、いよいよ大岳に取り付くとまもなく雪が覆う山頂に到着。 青森市街と湾を見下ろしながら、温かいうどんと食後のコーヒーを堪能したら、反対方向へ下りていく。チェーンスパイクが役に立つ雪道を慎重に進みながら鞍部に向かう。大岳避難小屋の前には広いベンチスペースがあり、先程に山頂でご一緒したパーティーが食事を広げていた。風のある山頂より、落ち着いてお昼が取れて良いかも。 進むに連れて右手に小岳と高田大岳、雛岳が等距離に並んで見渡せる。井戸岳への登り道はなだらかだが、覗き込む雪化粧の火山口は迫力がある。風が止むと音もなく、なんとも荘厳だ。 赤倉岳への道は尾根伝いで、まったく素晴らしい道で、眼下の景色も筆舌に尽くしがたい。赤く染まる絨毯の向こうに青森の街と海が広がっている。山頂を越え、分岐のある小さな神社に暫し時を忘れた。 ここを宮様分岐というらしい。かつて皇族の方が歩いた道なのだろう。ロープウェイ駅へ向かうのではなく、メインコースの毛無岱に合流するまでの道なのだが、ここが中々ワイルドな道で苦労した。道を隠すササ藪と泥濘の下りが延々と続き、体力を削っていく。今までの道はほんとに良かったのに… ようやっと抜けきったら、尾瀬のように湿原と木道の道へ。なんと快適なのか! 振り替えると大岳や赤倉岳が居座っている。階段を降りる目の前に、秋の毛無岱の絶景。これは踏み外さないように降りないと。 もうここからは温泉への欲望が体を突き動かす。しかも、目的地は音に聞こえた酸ヶ湯ヒバ千人風呂。もうバスの時間まで少しでも長く入っていたいと、はやる足を取られないようにぐんぐんと帰る道。 まもなく堪能した名湯の味は実に酸っぱかった。

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