前回、寒天山道を降りた渦が森展望公園で多くのアサギマダラを見たが、活動日記では摩耶山の忉利天上寺にいっぱい来ている。来週、寒くなると移動するかもということで天上寺を目指します。 どうせ摩耶山に登るならまだ通っていないルートが2つあるので、そこを通ってみましょう。ということで、登りは青谷道から分岐した行者尾根。YAMAPの地図には破線さえありませんが、面白い岩尾根という評判です。下りは山寺尾根、こちらは赤線の一般道です。家の用事で出発が遅れましたが、移動距離はそんなにないしアート鑑賞も今回はなしです。 確かに行者尾根は良かったです。眺望が楽しめるし、岩場も難しいところはなく、そこそこ緊張感も得られます。何より谷筋より明るいのが良いです。 天上寺の蝶は本当にたくさんいて乱舞してました。平年の気温ならもういなくなっているそうですが、今年は暑いので残っていてくれたみたいです。 山寺尾根は展望台下から一気に下るのが結構急坂ですが、そこを過ぎれば一般の山道でした。登るのはしんどそうですね(笑)
王子公園からスタート。今日は良い天気。
青谷川(途中で呼び名が西郷川に変わる)
登山口です。
ちょっと進むともう見晴らしが良い。
最初は舗装道、途中から土の道。
観光茶園。平日はいつも閉まっています?
茶屋前の広場の鉄棒。下山時にぶら下がる?ここの茶屋もいつも閉まってる?
橋を渡って
神社を過ぎて
水場でのどを潤したら
右の橋が青谷道。今日は階段を上って行者尾根を目指します。YAMAPの地図に破線もありませんが、活動日記では時々見かけます。
左の階段奥に道が続いています。
体重制限は?大丈夫そうでした。
橋から来し方を振り返る。
左は滝行場、右の道を登ります。
稜線に出たら左です。まっすぐ行くと老婆谷です。
左側にテーピング見えますか?マイナールートは踏み跡をしっかり見ましょう。
テープ標示はあまりありませんが、踏み跡はよく分かります。
岩場が出てきた。
厳しい岩はないですが、しばらく岩場続きです。
この登りでは左手の保持が重要ですが、左肩が現在五十肩でチトつらかった(笑)
トラバース風岩場。松などが生えていなければもっと高度感が出るだろう。でも、通過は慎重に。
しかし岩場が結構長い気がします。ロックガーデンより長くて人の手が入っていない岩場です。シェール槍の登りに似てるかな、どうだろ。
空が見えてきました。
眺望の良いところに出ました。
ケルンがあったので積んでおきました(2か所共)まだあのピークまで登ります。無名峰です。天狗道と合流します。
誰かの日記にあったダチョウの首。目玉を入れると似てるかも。
尾根筋なので時々眺望が得られます。海がよく見えます。霞んでいますが。
摩耶山も良く見えます。
天狗道と合流。行者尾根のことは標識なし。「保安林」のマーカが目印か。 道をそれて上ったところにベンチがあったのでおにぎりタイムにしました。今日も暑かったです。
アドベンチャールートの分岐。
あとは階段をなかばやけくそで登ると
摩耶山の通信塔群。
702mの本当の摩耶山頂上。
698m?の方の摩耶山
やがて掬星台
いつものニャンコ。知らん顔して横切った。
展望台から。ここの眺めは本当にきれい。今日は霞がかかっているが。
蝶を求めて、忉利天上寺(とうりてんじょうじ)へ。
アサギマダラがたくさんいました!藤袴の花の蜜は植物性のアルカロイドを多く含み、これを原料にフェロモンを生成するので、オスの成虫は必死に蜜を吸っているそうです。(高山植物園資料による)寒くなると海を渡り台湾まで移動するとかで、マーキングされた蝶もいました。
ピントが合わずだが、かえって面白いかも。
人間を気にせず、ひたすら蜜を吸っています。花は藤袴。
飛ぶところはなかなか撮れませんでした。本当に乱舞しているのだけれど、乱舞して飛ぶ様子が撮れないですね。
ついでに天上寺拝観。
遠くに明石海峡大橋が望める。
本殿、立派である。
帰りは山寺尾根。行者尾根と違いYAMAPでも一般道。展望台の下へ降りる。
最初、結構急な階段道。3時半でもううす暗い。
分岐。地図にない道。史跡公園とあるので旧天上寺へつながっているのか?ロープウェーの下をくぐるのか?一度通ってみたい。
途中の広場。
尾根らしい道。
猿の腰掛?でかい。
ケルンがあったので積んでおいた。
木々の間から海が見える。
送電塔。小振りだ。ここを過ぎると杣谷側のせせらぎが聞こえてくる。
杣谷峠(徳川道)との合流地点。
登山口。水場でポールをきれいに洗った。
さあ阪急六甲駅へ。登山口の堰堤。杣谷川。
灘100選の長峰坂。舗装道路ですが斜度がめちゃめちゃスゴイ。冬に氷張るとか雪が降ると大変そうである。
六甲川を横断。先刻の杣谷川と合流して、都賀川となって海へ。 今日もおつかれ山!