先週の大朝日岳に続いて、同じ磐梯朝日国立公園の西吾妻山(って、後で知ったんだけど)。 今回、わたしが歩いたコースは、あまり人気が無いようで、みなさん、一切経山から五色沼を眺めると、そのまま下山する人が多いみたい。 いやー、バテました、ほんと。 あと、車で帰る時、磐梯朝日スカイラインの渋滞が凄かった(生涯ランク1位! いや、愛鷹山が1位かな?)。この時間からなんで?って思ったけど。 世間は3連休だったのね…。
3時半に家を出て、磐梯熱海ICを降り、24号線、115号線、70号線を走り、磐梯吾妻スカイラインに乗る。 日本の道100選だって。
2時間30分で、浄土平駐車場に到着。 この時間は、まだ料金所窓口が閉まっていて無料。 あいにく、霧雨もぱらついていて、車も20台くらいかな。 でも、吾妻小富士の稜線には、人影が見えるよ。
浄土平ビジターセンター。 どうしよう、雨。 途中で降りが強くなるとヤなので、とりあえず、雨具の上下とザックカバーの雨支度でスタート。
登山道はこちら。
浄土平天文台の脇が、登山口。
奥に一切経山(かな?)、手前に駐車場。 行きは分からなかったけど、下山してくると、このスペースにも車がいっぱい。
酸ヶ平。 紅葉はもうちょっとかな。 一切経山に向かう。
酸ヶ平避難小屋。
中はこんなかんじ。 休憩用かな。
なんか、見えた。
万邦平和生存感謝。
一切経山山頂。
五色沼を見下ろす。 逆♡マークだね。 奥に家形山。
家形山に向かう。 一切経山の頂上から、「あ、あそこに人がいる」とか、言われてるのかな?
五色沼なめの、一切経山。
あらあら、ガスってきたよ。
ここを昇る。 「ここでいいのかな?」ってとこが、そこ!
家形山頂上。 雲海が素敵。
おやおや、
誰の仕業?
もしかして、これもあなた?
ここは左。 真っ直ぐ行きかけて、すぐに間違いに気付いたわたし。
堀田林道というのか。 グジュグジュ多め。 防水の靴、必至だね。
ニセ烏帽子山。 「濡れ衣だ!」の声が聞こえる。 この少し手前辺りから、後方から犬の鳴き声が聞こえだす。 「わんわん」「わんわん」。 よく聞くと、2匹いるようだ。 さらによく聞くと、太い鳴き声の雄と、少し高い鳴き声の雌のようだ。 …。 まてよ、犬って、雄雌で鳴き声が違うのか? そのうち、犬の鳴き声は止み、その後、トレランのカップルが追い抜いていきました。 とさ。
こっちが、ほんとの烏帽子山。 本物なのに、扱いがひどくありません?
「手前に見える平地が、明日通るルートだな、多分」とか、思ってる。 「明日は楽できそうだな」とか、思ってる。
烏帽子山から正元山に向かって、岩場を下る。 その岩が滑る。 「ここは滑るかな?」は、絶対すべる。 「ここは大丈夫だろう」も、滑る(ことが多い)。 「さすがに、ここは滑らないだろう」で、はじめて滑らない。 注意。 トータル、この山の岩は滑る。
「正元山に登った」、というか、通過した。
分岐。 今日は、右に行く。 明日は、真っ直ぐのルートを行くのだ。
東大巓に向かう(巓ってなんだ)。 この辺から、木道率高め。 今日は底の硬い靴なので、徐々に足裏に効いてくる。
木道、滑ります。 一歩一歩、小刻みに。
むしろ、筵。
晴れたり、曇ったり。 やっぱり、土踏まずは痛い。
藤十郎に到着。 でも、藤十郎はいない。
地味な登りは、一旦終了、っぽい。
この奥が、あれか?
人形岩。
寄ってみる。 ここで、やっと、他の登山客に会える(トレランカップルと、犬二匹の外に)。
水場で水を補給しようと目論む。 「地図だと、この辺だな」。 すれ違ったカップルに聞くと、「もう少しですよ」って。 でも、無い。 地図の水場マーク辺りをウロウロしても、見つからない。 変だな。 別のすれ違った人に聞いてみる。 「この辺りで、水場を見ませんでしたか?」と、問うと、 「見てなかったけど、地図だとこの辺りじゃないですか?」 だよね。 でも、ねんのため、少し先まで歩いてみる。 あった。 道端にあった。 「あの人は、これに気付かないほど、真剣にあるいてたんだな」 よくあることだ。 「大凹の水場」というらしい。当て字だな。
チョロチョロだが、根気よく溜める。
「ここに泉あり」 「山の泉、とわに清し」 「看板は錆し」
団体とのすれ違い、多し。 そのたびに、大きな声で、「登りきまーす」と言われる。 …。
今日の落し物。 ピンクのタオル。 この山は、落し物が少ないなぁ。
岩より空が好き。
一瞬で、ガス。
「西吾妻山山頂を経て西吾妻山小屋」 先ず、経ます。
西吾妻山山頂。 山頂感、ゼロ。
あれが、今日のねぐら。
こんな感じ。
なんか、おしゃれ。
一階。
二階。 このあと、今日の同居人が戻る。山慣れしたようなおじさん。 小屋に荷物をデポして、西の方に水を汲みに行っていたらしい。 よく、話しかけて来てくれる人。
時間はまだ早いし、西大巓の方に行って来よう。 だめだ、足が上がらない。 思いのほか、バテてた。 せめて、水場だけでも見て帰ろう。 水場入口は、ここかな。
石柱があるんで、ここのような気もするけど…。
どうかな。
一階のワンフロアー貸切。 おじさんは二階。
起きた。 やむなく、ランチパック。
小屋に置いてあった「思い出ノート」に適当なことを書き、出発。 おじさんは、朝食の準備中。 お先です。 正直に言うと、昨日の疲れが残ってる。
下りの濡れた木道。 最注意。 そして、熊注意。 拍手率多め。 拍手しっぱなし。 スタンディングオベーションじゃなくて、ウォーキングオベーション。なんちゃって。
やっぱり、空。 そして、雲。
特に、コメント無し。
梵天岩、だったかな。
もう、速く歩いたら、滑るの必至だからね。 馬鹿みたいに、一歩一歩。 むしろ、半歩半歩。
今日の落し物。 いや、昨日のだ。
ズームバックしたみたいな雲。
横長の雲を強調してみた。
ねんのため、アクエリアスを1リットル作る。
YAMAPでは、この辺に水場のマークがあったけど、違うよ、YAMAPさん。
この下に木道があるんだけど、熊笹が元気(育ち盛り)で、
朝露で、ズボンのすそがびっしょり。
こっちがリフト乗場だって。
人形岩には、誰もいない。
人形岩をよく見る。 そういわれると、ところどころ、人の顔に見える(気がしないこともない)。 あなたは、いくつみつけられるかな? いわれは、「人の顔」じゃないかもしれないけど。
あっちの山とか。
こっちの山とか。
遠くの街並みは、米沢市かな。 この辺りで、ソロの女性トレランナーとすれ違い。 道をよけたら、急ぎ足で通ったけど、滑るから気を付けて。
左に行くと、明月荘らしい。 元気だったら、寄り道したかったけど…。
この上が、東大巓。 なぎ倒されてる。 ヒエー!
予定通り、この道を行く。
体力を削りに来る下り。
こっちは、やめな。
ごつい倒木があるから。 少し右側を通りなさい、というサインだったらしい。
川を渡る。 そうだ、あれを使ってみるチャンス!
アクエリアスも、飲み切っちゃったし。 ソーヤーミニで、水を補充。
このルートは、渡渉が多い。 やっぱり、防水がMUSTだな。
あの稜線から、
この稜線へ。 「あそこにわたしの足跡が…」。 谷地平にて、感慨にふけるわたし。
渡渉-2。 この山は、河原の石だって、当然滑る。
谷地平小屋(裏面)。
谷地平小屋(表面)。
お邪魔します。 二階無し。 おじさん二人が休憩中だったので、屋根の方だけ撮ります。
渡渉ー3。 ここから、最後の登りに向かう。 この時はまだ、「2時に着ければいいかな?」とか思ってたのよ。
それから2時間。 バテるって、こういうこと。 ザックの重みが、少しずつわたしを蝕んでいた結果がこれ。 吾妻小富士が見え、ほっとして一枚。
さらに、もう一枚。
戻りました。 へとへと、そして、へろへろ。
ビジターセンターをのぞいてみる。
16時までね。
キレイ。 広目。 展示もしっかり。 帰ります。 そして、磐梯朝日スカイラインが激混み。
郡山に移動。 春木屋郡山分店。 「おすすめは何ですか?」って、聞いて、すぐ答えをもらえる店は、なんか信用できる(わたしの価値観ね)。 そこで、ワンタンラーメン(醤油味)+餃子。 おしまい。