神明山・大日山・大文字山からの楼門の滝

2021.10.10(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 50
休憩時間
12
距離
15.3 km
のぼり / くだり
530 / 534 m

活動詳細

すべて見る

先週の(左)大文字に続き今週は(右)大文字。実際の山岳名には左も右もないのだ。京都で“大文字”と云えば普通は、この左京区銀閣寺上の“右”を指す。区別するために北区金閣寺上の大文字山を“左大文字”と呼ぶことがある、というか呼んでいる。高さは倍以上(右)大文字が高いが、優劣はつけたくないのだ。 さて10月も中旬に差し掛かろうというのに、真夏のような日差しに音をあげそうになりながら、チャリンコを東に進める。 蹴上の“ねじりまんぽ”横、日向大神宮の参道に駐輪させていただき、放し飼いのニワトリにびっくりしながら山へ分け入ったのだ。 本日の目的は、前回ピークを見逃した神明山200m。いつもながら上り始めの30分ってなんでこんなにキツいんだろ。ハアハア云いながらピークで記念撮影。 お次は大日山300m、ここは前回ピークを通ったことになっているけれど、プレートや三角点の類は拝んでいないので、地図を見ながら慎重に進むのだった。しかしやっぱり何も見つけられなかったのだ。下調べ不足を反省。 大日山を過ぎると大文字460mのピークは意外とはやい。本日のコースは、銀閣寺・火床ルートよりも早いような気もするが、実測値は10分くらい遅い?到着なのだ。 さて今回はここから真西の鹿ヶ谷方面へ降りて楼門の滝を通るのが第二の目的。 しかしどうみてもマップに記載されたいる頂上付近から西へ降りる道は見つからないのだ。仕方ないので、来た道を東山45まで戻り“旧如意古道”ルートへ向かうのだ。 結構荒い急坂を川沿いに降っていくと、徐々に水の音が強くなってきて、やけに立派な“俊寛僧都忠誠之碑”の裏面に遭遇する。まるでモノリス。 平安時代末期の坊さん、俊寛の山荘がここ鹿ヶ谷にあって、密かに平家転覆の謀反を企てていた、と平家物語に書いてるそうなのだ。ここはまだ標高300m、えらいとこで謀議ってたんだなあ。その横がお目当ての楼門の滝なのだ。 滝からやはり荒い目の道を100mほど降りると突然人里に出てくる。東山47-1ここはまだ標高200mくらいあり、市中を見下ろしているけど“山”はここまで、市街地が広がる。哲学の道で美しい夕焼けを眺め、風情を満喫しつつチャリンコへと戻るのであった。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。