涼を求めて八風谷から三池岳

暑い夏は、やはり高い山ということで、三池岳に登った。近くで標高1000ｍくらいで山ビルがいなくて木陰があってすぐに登れる山といえば、ここくらいしか思い浮かばない。竜ヶ岳もいいけど、山頂はだだっ広くて木陰がないので、ずっと日光に当たっていることになる。八風谷から中峠までなら１時間半ほどで着く。ルート上に木陰も多く、八風峠からの下りは特に水場が多い。 平日だったので八風谷の林道を歩いていると、工事作業の車が３台追い抜いて行った。中峠に到着すると、釈迦ヶ岳方面と三池岳方面に霧がかかっていて三重県側に流れていた。前回来た時も霧が流れていて、真夏はいつもこうなのかも知れない。涼しくて気持ちが良い。仙香山まで行ってから引き返して三池岳まで登った。三池岳分岐では涼風が気持ちよすぎて、ずって過ごしたい気分になり下山するのが名残惜しかった。 八風峠からの下りは初めは風があったが、少しずつ風がなくなり暑くなってきた。何度も頭から水を被りながら歩いた。そのまま流れに飛び込みたいところだった。 八風谷の入り口まで降りると、丁度作業のトラックが入り口ゲートを開けて上るところだった。何の工事をしているのだろうか。今度機会があれば聞いてみよう。