下りは怖いよ日光白根山

会社の後輩たちにせがまれ初登山をアテンド。一応山好きとしては初の登山を最大限に楽しんでもらい、山を好きになってもらいたいという事で、東京の低山登るよりやっぱ森林限界超えたところ見たほうがええでしょと、はるばる片道3時間半かけて行って参りました。 天気に恵まれつつも適度に涼しく、気持ちよく歩けました。私は「なんかこんな楽だったっけ？お散歩じゃん〜」という感じで、へばり倒す後輩連中を見ながら自分がいつの間にかレベルアップしていたことを知るのでした。 とは言え今回は登山の危険性も改めて痛感。北まきに行く山頂からの下りは結構急ながらザレ場になっており、中には1メートル弱クラスの岩が平気でズリズリ滑り落ちます。 落石した時の叫び方(？)を後輩に教えつつ下っていたら、案の定、岩がずり落ちてきて手を挟まれそうに。咄嗟に引っ込めましたが少し挟まれてガッツリ擦り傷をやってしまいました。もし引っ込められなかったら、当たりどころが悪ければと思うとゾッとします。 滑落のような自分の死活とは別に、落石のような他人を怪我させてしまうリスクがあること。また、それが初心者向けの山であっても当然、命に関わることがすぐ隣り合わせにあるという事を身をもって経験できた、そんな登山でした。