鶏足寺 は奈良の大仏建立で名の知れた僧、行基(ぎょうき)によって735年に開かれた古いお寺です。一旦は荒廃しましたが、最澄(さいちょう)により799年に再興されたそうだ。最澄は空海とともに遣唐使として中国へ渡り、その後比叡山延暦寺や高野山金剛峯寺を開いた高僧である。そして鶏足寺も比叡山延暦寺同様に山岳仏教の聖地として、その存在を確固たるものとして栄えたそうだ。🤔 日本史の中世にあたる、平安時代の後半から鎌倉、室町を経て戦国時代に至る期間、鶏足寺は僧兵を擁するほどの大寺となり、その時代ごとの権力者の庇護(ひご)を受け安定した寺の運営が続けられたそうだ。その後、江戸幕府の終焉とともに衰退すると、荒廃し最終的には廃寺となった。🥲 本来の鶏足寺の寺院跡は己高山(こたかみやま)の山頂近くに有った。現在知られる鶏足寺は、滋賀県木之本町古橋地区から歩いて15分ほどの山の麓に、「鶏足寺(旧飯福寺)」として存在している。最近では秋の紅葉の名所として、全国的に知られていて多くの観光客が訪れる。古橋地区の集落の中心には昭和38年に建てられた己高閣(ここうかく)が有り、鶏足寺に有った十一面観音や数々の重要文化財が収められているそうだ。 🥸 今回は比叡山と同じ歴史を辿りつつも、時代の波に呑まれ埋もれた旧鶏足寺の有った己高山への探訪登山とした。🐔👣😱
己高閣のある古橋地区から北へ少し行くと駐車スペースが有りました。🚗🚛🏎🚚
登山届もありましたので、記入してスタート!👍
登山口まで、暫くは林道歩きのため、例によりミチクサスタートです。🚀
何れも都会でも普通に観られる野草ですが、健気に精一杯咲かせる花を愛でながら進みます。🌺
ドクダミ
昨日までは雨でしたが、晴れたので良かった。☀
昔から変わらない風景なのかも知れない。🏯
林道分岐点😱…ん~っこのクマ(ヒグマ)はおらんやろ~っ!
何と!左に行くと「大蛇(おとち)の岩窟」じゃないですか!!! ここは石田ヶ洞と言われ、関ヶ原の合戦で敗走した石田三成が隠れていたとされる場所。…ここに有ったか…。😱😱😱
本日は断念。次回の単独スニーキングの時に来るっス!😁
🍓😋🐍
ホバーリング!🚁
マントが素敵!🦸
イナズマン?🦹
ヤマゴボウ…大阪の高架下にも生えてますが…🏯
林道の分岐。🤔
のらりくらりと一時間😅 ここからが登山口。😊 (実際はこんなに掛かりません)
ミチクサ対象物が無いと、ソリトンレーダーも働かず、スタスタ行きます。🦝
然程、急でない、程よい登りが続きます。😌
ギンリョウソウは終りかな?🤔
イチヤクソウ
途中の史跡、六地蔵!近江地区では最古らしいですよ🤔
六地蔵なのに、7人やん!とミチクサさんはボヤいてました😅 地蔵菩薩が6人で、真ん中は観音菩薩でしょう😅(彼女の中では石造りの仏は全てお地蔵さまなのである)
途中、高圧線の鉄塔から眺望が得られました🔭
上から読んでも、下から読んでも…。🔭
琵琶湖に浮かぶ、竹生島です🏝
🦋〜
ところどころ、アクセントとなる場所も😊
登山道が緩やかになっきて、周りの木々が大木になってきました🤔
どうやら、この辺りが鶏足寺跡のようです。🐔👣
クリンソウが群生してました。😅
2週間前だと満開だったようです😅 ヤマゴボウ、バイケイソウ、コバイケイソウ、クリンソウ等はシカ等の草食動物には有毒。だから食べないので群生化し易いのです🙄
どないしたん!😱😱😱
比叡山の規模だったと言うのもうなずけます。建物が残っていたら壮厳でしょうね😌
山頂を目指します😊
山頂三角点です😊
麓にある神社の御神体のようです。ここで昼食を済ませて下山しま〜す😝誰とも会わず、終始独り占めでした。
下山途中の隙間から伊吹山が見えました。滋賀県側から観る伊吹山は痛々しい…。🥲
琵琶湖、山本山と竹生島。右に行けば賤ヶ岳です。🏯
下りも比較的緩やかな道でした😊
ん〜、関西は豹柄が似合う👍
程なく、南の登山口に到着。ここからは再び林道歩きです😅
現在の鶏足寺(旧飯福寺)まで来ました😊もう紅葉?…これは新緑紅葉。新芽や種が食べられない様に紅葉を装っているのだとか…。🤔
秋には紅葉で凄い人で賑わいます😅
この奥に鶏足寺(旧飯福寺)が有ります。今回は行きません😅
秋には絶景に変わります。
こんな感じ😅
もちろん、人も凄いですが😅
4〜5ヶ月経つと😅
よく観る観光案内の写真😅
近くに新しい人工池が出来てました🐸
アカハライモリ
通りすがりのものです🐸
モリアオガエル
🍁秋には沢山の人が訪れる、紅葉の景勝地「鶏足寺」も、この時期は来たる人気のステージに向け、静かに準備を整えつつありました。本日もお疲れ山〜っ!🙋
この活動日記で通ったコース
己高山 周回コース
- 04:53
- 7.8 km
- 825 m
- コース定数 19