伊予富士(愛媛県西条市・高知県いの町)

今週は毎日夜１１時くらいまで仕事で土曜日も出勤でした。日曜日はゆっくりしようと思っていたものの、天気予報は絶対に晴れるとの予報です。貴重な梅雨の晴れ間に家にいるのはもったいないので「愛媛県の山(山と渓谷社)」をペラペラめくり、景色のよい伊予富士に狙いを定めて妻に一緒に行くか聞いたところ「行ってもいいけど」との返事だったので２人で行くことになりました。 ６時４０分頃に登山口に着きましたが駐車場には既に１０台くらい停まっていました。付近は工事中で臨時駐車場が設けられています。 先の本に書いてはいましたが、登り始めからいきなりの急登で、崩落している箇所もあり、妻はもう少し足の長さがあれば・・・といった姿勢で苦労しながら登っていきます。私は邪魔になるステッキを預かる係で邪魔なステッキを持って登るハメになりました。急登もそのうち緩やかになり少し湿り気のある風が心地よく感じられ、新緑を楽しみながら登りました。 桑瀬峠からは楽しい稜線歩きと言いたいところですが、桑瀬峠からすぐの所は笹が腰の高さくらいまで生い茂り足元が見えないため、妻は怖がりながら歩みを進めていました。笹が多い所はそれほど長くはなく、その後は快適な稜線歩きになりました。 高度をあげていくとあちこちにツツジが咲いていて、つらい登りも気が紛れます。伊予富士直下の急登も花を見たり写真を撮ったりしながら妻のペースにあわせてゆっくりと登りました。要所に歩行時間の掲示がありますが、これより若干時間がかかるペースでした。 伊予富士の頂上からは雲がほとんどない青空の下３６０度さえわたる大パノラマが広がります。山頂には私たちしかおらず、絶景を独り占めして昼食のコンビニおにぎりを食べました。 私はまだまだ元気で登山アプリには東黒森まで登録していましたが、妻は「疲れたからもういいや」みたいな感じだったので、ここで引き返すことにしました。 登りが急なら下りも急で、岩、浮石、木の根っこに難儀しながらゆっくりしたペースで下りました。